「今日は何の日?

インターネットで検索すると、365日、毎日違った記念日があるのが分かります。

日本には祝日や季節のイベント以外にも、カレンダーにあまり載っていない面白い記念日がたくさんあります。

数字の語呂合わせだったり、かと思えば意外としっかりした由来があったりと、調べてみるとなかなか面白いですよね。

 

そんなおもしろ記念日の一つで私がお教えしたいのが、毎月1415日の「ひよこの日」。

 

「えっ、毎月?しかも2日連続?」「ひよこって鶏のひよこ?」と疑問に思った方も多いでしょう。

その由来をお教えします。

知ったらあなたもきっと、かわいい「アイツ」が食べたくなる…!

 

「ひよこの日」の正体は甘くて美味しい「ひよ子」


 

 

 

「ひよこの日」を制定したのは、福岡県筑豊発祥の「ひよ子本舗吉野堂」。

あの「ひよ子饅頭」でお馴染みのお菓子屋さんです。

そうです、ひよこの日は、ひよ子饅頭から来ているのです。

 

ひよ子饅頭と言えば、上を向いた愛らしいひよこのフォルムが人気のロングセラー商品。

大正元年生まれで、その歴史は100年を超えます。

しっとりと焼きあがった皮で包まれたなめらかな黄身あんは、ハズレのない美味しさです。

 

このひよ子饅頭のPRのために制定されたのが「ひよこの日」で、由来は、ひ(1)よ(4)こ(5)の語呂合わせです。

もちろん国が定めた記念日ではなく、1企業が提案したものです。

記念日を認定・登録管理している「日本記念日協会」という一般社団法人があるのですが、「ひよこの日」は登録されていないようでした。

この協会も公的なものではなく、記念日は認定がなくても世間で知られているケースも多く、「ひよこの日」はその例といえるでしょう。

また、毎月14日と15日という、毎月でしかも2日連続という記念日はちょっとレアなようです。

ひよこ饅頭は東京・福岡どっちのお土産なのか

 


 

 

話は少しそれますが、よく、「ひよ子饅頭は東京土産か、福岡土産か」という論争が取り上げられますよね。

九州出身の私としては、「発祥は九州。でもどちらも正解」というのが本音です。

 

ひよ子饅頭の歴史は100年を超え、福岡の飯塚で炭鉱の労働者や地元で人気を呼び、博多に進出して福岡土産として一気に人気菓子になりました。

そしてさらに、東京オリンピックを機に東京に進出、東京土産としても定着し、今や日本全国に知られる饅頭になったのです。

つまり、ひよ子はもともとは福岡生まれですが、この歴史を知っていれば、東京でお土産としてメジャーなことはむしろ良いことだなと思います。

 

ただし、「東京土産だよ」と言って福岡の人にひよ子饅頭を買って行くのだけは地雷なので避けましょう。

 

毎月やってくる「ひよこの日」の楽しみ方のアイディア

 


 

 

 

毎月、しかも2日連続という「ひよこの日」を、せっかく知ったからには楽しんでみましょう!

私もいくつか方法を考えてみました。

一番手っ取り早いかなと思ったのが、写真です。

本物のひよこの写真は難しいかもしれないので、ひよこ饅頭もしくはひよこに近いもので写真を撮るのが簡単でしょう。

 

 

アイディアその1「ひよ子饅頭を買う」

 


 

 

 

もうストレートに、ひよ子饅頭を食べましょう。

ひよこ饅頭を買ってたくさん並べてインスタに「#ひよこの日」でアップしましょう。

 

ひよ子饅頭を売っているひよ子本舗吉野堂では、毎月1415日は限定商品やポイント3倍などのキャンペーンを行っているようです。

ただし、このイベントは九州で展開している「ひよ子本舗吉野堂」が大々的に行っているもので、関東で店舗展開している東京ひよ子では確認できませんでした。

ポイントカードも東京ひよ子で併用できないようですし、ひよこの日にひよこ饅頭を買ってお得なのは九州地方だけのようです。

 

しかし、九州は茶ひよ子、東京は黒糖ひよ子など、関東と九州では商品展開は異なります

東京ひよ子は黄身あんの味が季節で変わる限定商品のバリエーションが豊富なようです。

関東の人はひよこの日に限定ひよ子をチェックするのも楽しいかもしれませんね。

 

一応断っておきますが、私は決してひよ子饅頭のお店の回し者ではありません。

 

 


 

アイディアその2 大ひよこ

 

 

さらにひよこ饅頭の回し者のようになりますが、ひよ子本舗吉野堂では巨大なひよ子饅頭を買うことができます。

その名も「大ひよこ」。

大きくてもひよ子、鶏ではありません。

通常のひよ子饅頭の約5倍の大きさで、職人の手作りで1つ1つ作られているという福岡限定商品です。

お値段は1648円(税込)で、オンラインショップで買うことができます。

ぜひ通常ひよ子と並べてツーショットを撮りたいですね。

 

・アイディアその3「他の記念日とコラボ」

 
 


 
 

 

「ひよこの日」は毎月14日と15日ですが、この日にはもちろん別の記念日もあります。

 

例えば、毎月のものでいえば、15日はいち(1)ご(5)で「いちごの日」。

また、15日は「お菓子の日」でもあります。

イチゴや他のお菓子をひよ子型に加工する、といったチャレンジができそうですね。

 

14日というとバレンタインデーやホワイトデーがメジャーですが、お隣の国・韓国では毎月14日は必ず記念日があるんだとか。

ひよ子饅頭と他の記念日にまつわるものをコラボさせて写真を考えてみるのも楽しいかもしれません。

 

ひよこの日まとめ

 

・ひよこの日はひよ子饅頭の会社が制定。ひ(1)よ(4)こ(5)が由来。

・ひよ子饅頭は福岡発祥で、福岡と東京のお土産として有名。

・「ひよこの日」写真をとってみよう。

・九州ではひよ子の日にひよ子饅頭のキャンペーンがある。東京でキャンペーンは確認できないが、限定商品が多い。

・通常のひよ子饅頭の5倍の大ひよ子がある。

・他の記念日と合わせてみるのも面白い。

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