甘辛いタレとふわふわのうなぎ!アツアツのご飯の上にのせて…想像しただけでお腹が空いてきそうです。
日常的に食卓にうなぎが並ぶというご家庭は少ないかもしれません。
しかし、「土用の丑の日」には必ずうなぎを食べる!といった方も多いのではないでしょうか。

奮発して少しいいうなぎを買った!大きくて肉厚のうなぎを選んだ!ですが思いのほか多く余ってしまった…そんな経験はありませんか?
その年の捕獲量にもよるとは思いますが、スーパーで2500~3000円程度で売られているのを見かけたことがあります。
なかなか安い!とは言い難い値段なだけに捨てるのはもったいないですよね。

そんな高級食材のうなぎを美味しさそのままで保存する方法と賞味期限をご紹介します!

うなぎは栄養価の高い食べ物だった!!

うなぎは高タンパク・高ビタミン(A・B郡など)・ミネラル(鉄・カルシウムなど)が豊富に含まれており、消化の良い食べ物です。
冬眠に備えて栄養を蓄える、晩秋~初冬にかけての時期が旬となります。
蒲焼や白焼き、鰻丼などにて食べられることが多いかと思います。他にもちらし寿司やひつまぶしなどもあります。

土用の丑の日は、暑い夏をスタミナ・栄養価の高いうなぎを食べて乗り切ろうという意味でうなぎを食べる習慣があります。夏バテ防止ということです。
しかし現代では栄養価の高い食品であふれています。そのためエネルギー・ビタミンなどの栄養不足が原因で夏バテになることは考えにくい。夏のうなぎは旬のものに比べて味も落ちる…。そのためあまり効果がないのでは?との声もあります。

せっかく現代まで続いている日本の古い風習です。またこの時期が来たな、と時間の流れも感じさせてくれるのではないでしょうか。
是非今年の土用の丑の日にはうなぎを食べてみてください。

余ったうなぎを冷蔵保存!方法と食べられる期間

せっかく買ったのに余ってしまったうなぎ。まずは冷蔵保存の方法からご紹介していきます!
調理前のうなぎを買う機会は少ないと思うので、今回はスーパーなどで売られている蒲焼の保存方法です。

レトルトや真空パックのものはそのまま冷蔵庫で保存してください。
スーパーのパックに入っているものは、そのままの状態でジップロックなどなるべく密封できるものへ入れます。空気はしっかりと抜いてくださいね。こうすることで乾燥やにおい移りを防いでくれます!
冷蔵庫にチルド室がある場合にはチルド室へ保存してください。
賞味期限の記載がある場合は期限内に召し上がってください。記載がない場合は3日程度で食べきるようにしてください。
ちなみに、蒲焼より白焼きの方が日持ちしません!注意してください。

意外と長持ち!?冷凍保存方法と賞味期限!

余ったものはとりあえず冷凍保存!という方も多いのではないでしょうか?
結構長持ちするので、すぐに食べる予定のない時は冷凍保存がおすすめです!

冷蔵保存同様に、レトルトや真空パックのものはそのまま冷凍保存してください。
スーパーのパックにはいっているものやレトルトから1度取り出して余ったものは、表面についているタレを洗い流します。洗い流して大丈夫なの!?と思われる方もいると思いますが安心してください!焼き上げる段階で何度もタレをぬってしみこませているため、タレの味はそのまま残ります。

タレを洗い流すのは、焼く時に焦げつくのを防止するためです。焦げてしまうと苦みがでるため美味しくなくなってしまいます。
タレを洗い流したらキッチンペーパーで水分を拭き取ります。ラップで包んでフリーザーバックへ入れ空気をしかり抜きます。
ひつまぶしやちらし寿司に使う場合は凍ったままカットできるため、あらかじめ切っておく必要はありません。
冷凍庫で保存する場合は1ヶ月を目安に召し上がってください。それ以上保存することも可能ですがどんどん風味が落ちてしまいます。

解凍の方法は、レトルトの場合沸騰したお湯で5~8分温めてそのまま食べることができます。
パックのものの場合、解凍法は2つあります。
電子レンジで解凍する場合は、ラップを外してお皿へ移します。上から日本酒か焼酎をふりかけます。料理酒でも代用できます!お皿にラップら軽くかけて温めてください。

フライパンで解凍する場合は、オーブンシートやアルミホイルをくしゃくしゃにしたものをフライパンに敷きます。冷凍されたうなぎを皮が下になるようにしてのせ、酒をフライパン全体に広がるくらいまたはうなぎが4分の1程度浸かるまで入れる。
蓋をして中火で蒸し焼きに!最後にタレをかけて完成です。
温めた後にグリルやオーブントースターで焼くと香ばしくふっくら仕上がります。

ちゃんと保存していた場合でも、ねばねばしている・カビが生えている・酸っぱいにおいがする時は食べないように注意してください。

まとめ

  • うなぎは栄養価が高く消化も良い食材で、土用の丑の日には夏バテ防止にうなぎを食べるという習慣がある。
  • 冷蔵保存の場合は、3日程度を目安に食べきるのがよい。
  • 冷凍保存の場合は1ヶ月が目安になりますが、それ以上の期間も風味は落ちるが保存可能である。

食べる機会の少ないうなぎですが、栄養価も高く味も美味しい!余らせて捨ててしまっては勿体ないので上記の保存方法を試してみてください。
また、冷蔵・冷凍後は調理法や解凍法で美味しく召し上がれるので工夫してみてくださいね。
保存期間が長くなると味・風味が落ちてしまうため、早めに食べきるのが1番です!
美味しいうなぎを美味しいうちに!食べましょう。

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