冷凍庫の機能ってすごく進化してきていますよね。
メーカーによっては、冷凍庫から出してすぐでもサクッと切ることができたり、これまで冷凍が難しいとされてきた食品でも、独自の技術でおいしさを保ったまま冷凍できるようになってきています。
そんな冷蔵庫と並んで、大事な存在である冷凍庫…。
ある日ドアを開けたら、「あれここ冷凍だよね?」と疑問になるほど、全然冷えてない状態だったことってないでしょうか?
突然、冷凍庫が冷えてない!ってなると、軽いパニックになってしまいますよね。
そうなったとき落ち着いて対処するには、冷凍庫が冷えなくなる原因と、その原因をつくらないために自分でできる対策を知っておくことがとても大切です。
ここからいっしょに、冷凍庫が冷えない原因と対策をキーワードで見ていきましょう。
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冷蔵庫のダイヤル設定を見直そう!
冷凍庫に庫内の温度を調節するダイヤルが付いている場合、そのダイヤルの設定が弱になっていませんか?
真冬なら部屋の温度もそれほど高くないので、節電のために弱でも大丈夫でしょう。
でも初夏になってきた頃からは、冷凍庫を開ける度あたたかい空気が入り、その度に庫内の温度が上がりやすいです。
季節に合わせ冷凍庫のマイナスの温度を保つために、中~強に変更することをおすすめします。
冷蔵庫に霜がついちゃうので注意!
古いタイプの冷凍庫や直冷式冷蔵庫をお使いの方は、冷凍部分に霜がびっしり付いていませんか?
霜が付いていると、冷風口をふさいでしまい、食品に冷気が当たらなくなってしまいます。
ファン式の冷蔵庫なら自動でしてくれるのですが、直冷タイプのものは自分で霜を取るしかありません。
この霜を取るには、プラグを抜いたあとドアを開けて数時間放置したり、ドライヤーの熱風を直接かける方法があります。
私も一時期、直冷式冷蔵庫を使っており、付いてしまった霜はお湯をかけて溶かしていました。
私の経験からいうと、この霜はとにかくこまめに取ったほうがいいです!
霜は放っておくと、この写真のように大きなかたまりになっていきます。
それを取ろうとなると私の場合、作業に2~3時間かかっていました。
それに冷風口が霜でふさがれると、電気代もよりかかってしまうそうです。
まだ霜が表面に付いている程度なら、短時間で終わると思いますし、電力も無駄に消費されることもありませんね。
冷蔵庫の中の食品の量に注意!
冷凍庫内にはどのくらいの食品が入っていますか?
冷凍庫はスカスカよりはたくさん入っていたほうがいいと聞きますよね。
でも隙間がないほど詰め込みすぎてしまうと、庫内の冷気が循環できるスペースがなくなり、冷えにくくなってしまいます。
一度冷凍庫内の食品をすべて出し、古いものがあったらそのとき調理してしまうのもいいかもしれません。
そしてその使った食品の分、少し隙間ができると思うのでそこには新たに何も入れないようにしてみてはいかがでしょうか。
食品の整理とともに、庫内が適切に冷えた状態をキープすることができますね。
冷蔵庫を長持ちさせるささやかな心掛け
たとえば、冷凍庫のドアが空いている時間が長くはありませんか?
ドアを開けたときに室内の空気が庫内へ侵入します。
室内との温度差が大きいほど、それだけまた庫内を冷却するには時間がかかります。
意識するだけでも変わってくると思うので、冷凍庫の開け閉めは素早くおこないましょう。
また冷凍庫に温かい食品をそのまま入れている方は、やめたほうがいいかもしれません。
庫内の温度が上がってしまうだけでなく、付近の食品も傷めてしまう可能性があります。
いったん冷蔵庫に入れ食品の温度をなるべく下げてから、冷凍庫へ移動させることをおすすめします。
まとめ
冷凍庫が冷えないときは
:ダイヤル設定を確認し、弱のままだったら季節に合わせ、中~強に設定しなおす。
:直冷式冷蔵庫の場合は冷凍室に付いている霜が冷風口をふさいでいないか確認。霜はどんどん大きくなるので、早めに自分で取り除く。
:冷凍庫に食品を詰め込みすぎると、冷気がうまく庫内でまわらなくなってしまう。食品の整理をし、冷気が循環できるスペースを常に保っておく。
:冷凍庫の開け閉めは素早くすることを心がけ、冷凍庫にあたたかい食品を入れることは避けるようにする。
忙しい現代人にとって、食品を長期間保存できる冷凍庫は大変便利なもの。
適切に使って、毎日の生活に役立てたいですね。