突然ですが、韓国料理や焼き肉っておいしいですよね。
そして辛いものやこってりしたもののあとは、
冷たくさっぱりしたもので、口直しをしたくなります。
冷麺を締めに頼む人も、多いのではないでしょうか。
美味しい冷麺を食べてほっと一息・・・
おや、なんだか食べ終わった後、お腹が痛くなったぞ?
最後に冷麺を食べた後、どういうときに腹痛や下痢が起こりやすいか説明しましょう。
冷麺を食べて腹痛や下痢が起こる原因
冷麺の食べ過ぎで消化不良を起こした
体調が悪くないのに、腹痛や下痢を起こしたということですか?
なら、それはもしかしたら、食べ過ぎだったのかもしれません。
お腹いっぱいなのに、無理して締めの冷麺まで食べて、お腹パンパンだとしたら、腹痛が起こったり下痢したりするのも、分かる気がします。
その場合は胃薬を飲んで、しばらく寝ていればよくなります。
冷麺でお腹が冷えた
けっこう冷麺のスープは冷えています。
「冷麺」というだけあって、お店によっては氷まで入って、キンキンになっています。
器を持っただけでヒヤッとしますよね。
食べて体に入ったとき、実は体が涼しくなるのは、胃も冷えているからです。
お腹が冷えると腹痛になったり下痢になったりするのは、体が刺激に反応しているからだと言われています。
内臓が冷えで収縮することで、腹痛や下痢が起こるとも言われていますし、冷えという刺激によって自律神経が乱れているとも考えられます。
体温を保つにはまず内臓が温まる必要があるので、冷やしすぎはよくありません。
あまり冷えてつらいようなら、服をきちんと着て、毛布でしばらく体を温めるなどして、回復を待ちましょう。
香辛料の刺激も原因になる
冷麺は、北朝鮮発祥の家庭料理で、コチュジャンなどの唐辛子を原料とした調味料が含まれています。
他にも、出される地方やお店によって、出される材料は異なりますね。唐辛子が多く入っているお店もあります。
普段あまり、辛いものになれていない方は、それで体が刺激物に反応したとも考えられます。
辛い香辛料は、カプサイシンという成分が豊富に含まれています。
カプサイシンには、摂取すると交感神経が優位になって、内臓の動きを強める効果があります。それが腸の動きを早めて、お腹を下したり腹痛を起こしたりします。
また、あまりに辛さが強すぎる食事をとると、胃の粘膜が傷ついて、これも腹痛の原因になることがあります。
辛いものも食べたくなるときはありますが、自分の体調に合った量だけ、摂取するようにしたいですね。
冷麺を食べたときに腹痛を起こしにくくする対処
食べ過ぎに注意して量を調節する
まず自分が食べられないほどの量を、口に入れないようにしましょう。
食事は健康な体を作る一番の元になりますが、内臓にも消化する分、負担がかかっています。
残すと食べ物がもったいない、と思うのはわかりますが、それで体調をくずして時間を無駄にしたり、薬を飲んだりするのも、手間がかかりますね。
胃が受け付けられる分だけにして、食べる量を調節すれば、解決するかもしれません。
また、冷麺はお店によってはコシが強いものもあるので、よく噛んで食べましょう。
体が冷えすぎないように温かいものも食べる
冷麺は氷が入っていることもあるので、お腹が冷えに弱い自覚があるなら、温かいものも摂取すると、バランスがとれます。
たとえば、冷麺を食べて寒くなってきたら、たまにホットウーロンを飲むなどすると、体温低下も押さえられます。
急激な温度の変化は、体調不良の原因になりやすいので、暖かさも冷たさも、ほどほどが肝心です。
胃を守る食事を摂る
香辛料の刺激が強すぎるなら、冷麺を食べる前、混ぜるときに注意しましょう。
付け合わせのコチュジャンや、キムチや唐辛子は、全部を混ぜずに、加減しておきます。
小皿に取り分けるなどして、少しよけておくと、全部まざらずに済みますね。
辛さが強すぎるなら、調節することで、体調の変化を抑えられます。
また、豆乳や豆腐、牛乳を使った料理などを冷麺の前に食べると、胃の粘膜を保護してくれるのでおすすめです。
まとめ
腹痛や下痢が冷麺を食べた後に起こる原因
- 食べ過ぎで消化不良を起こした
- 冷麺でお腹が冷えた
- 香辛料の刺激も原因になる
冷麺を食べたときに腹痛を起こしにくくする対処
- 食べ過ぎに注意して量を調節する
- 体が冷えすぎないように温かいものも食べる
- 胃を守る食事を摂る
冷たくてさっぱりと食べたいのに、それが原因でお腹がおかしくなったら、切ないです。
少しの工夫で体調不良は抑えられるので、気にせず食事を楽しみたいですね。