インドカレーは多種多様なスパイスを使って作られており、夏になるとその辛さがクセになりますね。

そんな病みつきになってしまうインドカレーですが、カロリーが高いという噂があるようです。

 

唐辛子には脂肪燃焼を促進させる働きがあり、ダイエットにもいいと言われていたことがありますね。

果たして、本当にインドカレーは脂質やカロリーは高いのでしょうか。

調べてみたのでその真偽をご紹介します。

なぜカロリーや脂質が高いと言われているのか

インドカレーには「北インド」と「南インド」に大きく分けられています。

その地方によって使用しているスパイスや油の量、具材も異なります。

 

北インドカレーは油が多く使用されており、肉を使っていることが多いです。

ナンと一緒に食べます。

一方、南インドカレーは油が少なめで、豆や野菜といった具材が主です。

米か全粒粉のパンと一緒に食べます。

 

これだけ見ると北インドカレーは脂質やカロリーが高い傾向にありますね。

 

また、ナンは動物性のバターを塗っているので非常にカロリーが高いです。

1枚400キロカロリー以上になります。

鶏肉を使用しているインドカレーのみで400キロカロリー弱なので、ナンや米、ドレッシングを使ったサラダ、ラッシーなどと一緒に食べると成人1日の必要総カロリーの半分近くになってしまいます。

ダイエットにインドカレーがいい?

ナンや米、ラッシーなどと一緒に食べてしまうと脂質やカロリーはとても高いです。

しかし多種多様なスパイスを使っていることから脂肪燃焼が促進され、ダイエットにはインドカレーが適しているともいわれています。

 

食べ方を少し変えればダイエットに向いているようです。

食べ応えがあって高脂質、高カロリーのインドカレーは腹持ちがよく、間食や食べ過ぎを防いでくれます。

スイーツやフルーツで糖質を摂るより、朝昼晩しっかりとバランスよく食べた方がダイエットには効果的です。

 

インドカレーには日本のカレーには定番のじゃがいもやにんじんが使われていないので、日本のカレーに比べると糖質が低めです。

日本のカレールウには小麦粉と油がたっぷり使われているので、スパイスで調味されているインドカレーは日本のカレーに比べてダイエット向きです。

 

インドカレーを食べるときはナンを友達などとシェアして食べる量を減らしたり、サラダにはドレッシングをかけない、ラッシーやデザートは避けるといった対応をとればダイエットに最適なメニューです。

また、具材は肉なら羊、野菜や豆、シーフードを選ぶと高脂質、高カロリーを避けられます。

 

ダイエットでは食べ応えがないものや薄味、満腹感を避けてしまい失敗することが多いですが、腹持ちがよくて少量でもお腹がいっぱいになるインドカレーは適しています。

美味しいものを食べつつダイエットができれば長続きして効果的ですね。

スパイスで脂肪燃焼も期待できるのでおすすめです。

家でインドカレーを作るときに脂質、カロリーを抑えるには? 

小麦粉、油、肉に気を遣えば低カロリーな美味しいインドカレーが自宅でも簡単に作れてしまいます。

カレールウを使うよりもずっと低カロリーなのでご紹介します。

 

材料は玉ねぎ、トマト缶、カレー粉、すりおろしにんにく、すりおろししょうが、コンソメ、無糖ヨーグルト、低糖質質豆乳、バターです。

具材は羊、シーフード、豆、ほうれん草などお好みで入れてください。

 

弱火で玉ねぎ、すりおろしにんにく、すりおろし生姜をきつね色になるまで炒め、甘みを出します。

炒めた玉ねぎにカレー粉とトマト缶、具材を入れて煮込んで、残りの調味料を入れたら完成です。

 

じゃがいもやにんじんを茹でる手間もないので20分程度で作れてしまうのもインドカレーのいいところです。

玉ねぎを丁寧に炒めることで砂糖を入れなくても甘くなります。

また、小麦粉がなくても自然なとろみがつくので低カロリーですね。

 

余った豆乳、ヨーグルトにレモン汁と砂糖を少し足せばお手軽なラッシーにもなります。

まとめ

・南インドカレーは低カロリーでダイエット向き。

・カレーセットだとナンや米、ドレッシング、デザート、ラッシーなどが高カロリー。

・家でも本格的なインドカレーが低カロリーで作れるのでダイエットの際におすすめ。

 

カレールウを使うと北インドカレー並みに高カロリーなのでカレー粉などを用いて作れば低カロリーで、煮込む時間が少ないので時短になって便利ですね。

脂質、カロリーが高いといっても具材を変えたり、副菜に気を遣うことで逆にダイエット向きになります。

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