深爪をしてしまい何日も痛んだ経験がある人は多いのではないでしょうか?

自分も爪切りが面倒だから短く切ってしまえばいいやと深爪してしまい後悔…という経験を何回かしてきました。

足の深爪は厄介で、「靴を履くだけで痛い!」と歩くのが億劫になることも。

 

そんな深爪の痛みを軽減させる方法や予防策をご紹介します。

深爪の応急処置

 

深爪は爪の下の皮膚が見えてしまう状態。

指先には毛細血管が多く集まっているため、外部からの刺激には敏感です。

爪は指先を保護する役割があるので、深爪してしまうことでちょっとした刺激でも痛みますし、雑菌なども侵入しやすくなり炎症や化膿を起こす可能性が高まります。

 

深爪で出血を伴う場合はまず止血をします。

毛細血管が多いのでちょっと深爪したくらいでも出血する可能性はあります。

指先をぎゅっと握っているとすぐ止血ができるかと思います。

止血後は流水で洗い流して消毒しておくのがベストです。

 

出血がなくても傷が見られる場合は傷が塞がるまで患部を保護しておくことをおすすめします。

深爪に出血や傷がある場合はワセリンを厚めに塗って、ガーゼでテーピングします。

絆創膏で抑えてしまうと、粘着力で肌にダメージを与える恐れがあります。

ガーゼの方が指先も保護できるのでおすすめです。

指先が乾燥すると治りかけているときに傷口がひらいてしまうこともあるので、完全に傷が消えるまでワセリンを塗っていると安心です。

深爪の予防法

 

爪切りを使っているとついつい短くしすぎてしまい深爪に…。

深爪にならない程度にできるだけ短くしたい、絶妙な短さにするのってなかなか難しいですよね。

 

そんなときは爪切りではなく爪やすりを使うのがおすすめです。

爪切りだと角ばってしまい気になって切るとすぐに深爪になってしまいますが、爪やすりなら切り口も滑らかになり、適度な長さを出しやすいです。

「ついで」の気持ちで爪の表面もやすりがけできるので常にピカピカの爪を苦労なく維持できます。

また女性の場合、爪を切った直後にストッキングやタイツに穴をあけてしまうということも減ります。

 

また、爪切りを使う時はお風呂上りがおすすめです。

爪が柔らかくなっているので割れたりせずに綺麗に切れます。

 

深爪になりやすい傾向として、爪をいじる癖がある人や噛んでしまう人が挙げられます。

手や口腔内は身体のなかでも雑菌が多い部位なので、深爪した傷口から菌が侵入して爪白癬やひょうそうを招く恐れがあります。

爪白癬は特に受診しても完治までに1年以上かかることもありますので、ただの深爪だからと楽観視せずにいましょう。

 

寝る前に爪の美容液を使うのもおすすめです。

水で流れてしまうので寝る直前に塗るくせをつけておくと、爪を強化してくれます。

爪切りをすると割れてしまって深爪になる人や陥入爪の人には特におすすめです。

深爪を早く治したい!

 

「患部は清潔にする」「必要以上に触らない」「ワセリンで保湿する」というのは鉄則です。

足の爪の場合は小さな靴を履かない、手の爪ならあまり使わないようにするというのも大切です。

靴や物に当たってしまうことで傷口がひらきやすくなります。

靴については大きすぎても爪が当たってしまうので、自分の足にぴったりの靴を1足は持っておくと便利ですね。

 

また、マニキュアをするというのも効果的なひとつの方法です。

マニキュアは爪にダメージを与えてしまうという印象もありますが、水性ネイルというものが販売されています。

水性ネイルは一般的なマニキュアとは異なり、有機溶剤が入っていないので爪を傷めません。

爪が厚くなるので爪に直接ダメージがあたりにくく、少しぶつかっても痛みが軽減されます。

 

どうしても爪が伸びずに割れてしまって常に深爪になってしまう人もいます。

そういったときはネイルサロンで深爪矯正をしてもらうのもいいかと思います。

深爪矯正ではスカルプチュアという人口爪をつけて爪がまっすぐ伸びるように処置してくれます。

スカルプチュアをつけることで爪を保護しながら伸ばすことが可能です。

まとめ

 

 

・深爪になったらワセリンを塗ってガーゼで保護。

・乾燥させると傷の治りも遅く、傷口がひらきやすいので注意。

・爪やすりを使うと切りすぎを防げる。

・深爪体質の人はネイルサロンで深爪矯正するのも手。

 

良く使う指先が深爪してしまうと地味に困りますね。

痛みもあるし物がとりにくく、ぶつけてしまうとまた傷口がひらいて…。

小さな傷だからと放置せずに、しっかりと処置することで治りも早くなります。

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