毎日、本当に暑いですね。

こんなときは冷たいものが食べたい・・・そうだ!冷麺を食べよう!

つるつるしていてのどごし最高。

暑い日にうってつけです。ヘルシーでいいですね。

 

ですがヘルシーだと思って食べているあなた、ちょっと待ってください。

口当たりがさっぱりしているからって、本当にカロリーが低いかどうか、確認したことってありますか?

よく考えてみたら、何でできているかも、よくわからないですよね。

気になるそこんとこ、徹底的に調べました。解説しようと思います。

そもそも冷麺とは何なのか

焼肉屋さんや韓国料理屋さんに、必ずと言っていいほど定着している、冷麺。

一体どういう料理なのか、みなさんご存じでしょうか?

おさらいしてみましょう。

 

冷麺は、焼肉屋さんや韓国料理屋さんで定番メニューになっている通り、韓国料理に関係しています。

正確に述べると、朝鮮半島伝来。更にいうなら、今でいう北朝鮮にある地方から伝わった、家庭料理です。

韓国にも北朝鮮から伝わりました。

 

北朝鮮はとても寒い国で、北緯は日本でいう東北地方から北海道南部と同じ高さです。

つまり東北地方や北海道と同じぐらい寒い場所です。

冷麺という冷たい料理は、暖かい暖房設備のある(しかも細かい温度調節がしにくいので暑いぐらい)の室内で、食べる料理です。

韓国では、夏に食べる料理と認識されているようですね。

そして日本に伝わるとき、朝鮮半島由来の料理屋の、定番メニューになりました。

そういえば冷麺って何でできているの?

何でできているのかピンときにくいのも、外国からの料理だからですね。

冷麺にも何種類かあって、材料も少しずつ違うので、日本にある料理屋でよく見る、代表的なものを見ていきましょう。

主原料のそば粉につなぎとして、デンプンや小麦粉などを加えるのが基本ですが、地方やお店によって、作り方も少しずつ違います。

上にのせる具も、地方やお店によって少しずつ差はあります。

平壌冷麺(ムル冷麺)とは 特徴や味は?

そば粉が主原料で緑豆粉を練り合わせた麺です。

緑豆というのは、日本でなじみ深いのは、もやしの原料ですね。暗所で緑豆を発芽させたものが「もやし」ですが、豆の状態でペーストにしても、いろいろな料理に使えます。

傾向としては、やや太めの黒っぽい麺で、噛みやすいのが特徴です。

肉やゆで卵、キムチなどを乗せ、あっさりした透明のスープをかけて食べます。

咸興冷麺(ビビン冷麺)とは 特徴や味について

ジャガイモやサツマイモ、もしくはトウモロコシ粉を原料にした麺です。デンプン質が強いので、麺に歯ごたえがあります。

コチュジャンなどを加えた、ヤンニョムと呼ばれる辛い合わせ調味料と混ぜ合わせたあとの麺に、キュウリの千切りやゆで卵、肉などを乗せます。ビビンバ同様、混ぜて食べます。

肉の代わりに、魚肉を使ったりもします。

傾向としては、細くて白っぽく、コシの強い麺が特徴です。

どうして焼肉や韓国料理の締めに冷麺を食べたくなるのか

冷麺の麺は、どれも元は穀物や芋類などの、デンプンが原料ということですね。

上の具材も彩りを添えますが、あくまで器の中は、ほとんど麺が入っています。芋類や豆類が練り込まれているので、麺だけでもかなりの栄養が期待できます。

それなのに、どうして食べやすいんでしょうか。

 

焼肉はジューシーで、こってりしていますね。

網や鉄板であぶり、ジューッと焼けるシズル感ある音を聞いた後、口に入れると、肉汁がいっぱいに広がります。

おいしいですが、やはり最後は、口当たりをさっぱりさせたくなりますね。

 

韓国料理は、辛いものやこってりしたものが多いです。

唐辛子やごま油の効いた料理の後は、やはり口当たりを直したくなりますね

元々、韓国料理は日本人の口には辛すぎるので、調整が必要になります。

冷麺はちょうど冷たくてさっぱりして、韓国料理の締めにぴったりだったのでしょうね。

冷麺のまとめ

  1. そもそも冷麺とは何なのかというと、北朝鮮から生まれた冬の料理。
  2. そういえば冷麺って何でできているの? 穀物や芋類などのデンプンなので、栄養がある。
  3. どうして焼肉や韓国料理の締めに食べたくなるのかというと、口直ししたくなるから。

 

こってり料理の最後に食べるにもぴったりの冷麺、栄養がギュッと詰まっています。

カロリーがある分、夏バテも吹き飛びそうですね。

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