夏野菜代表のトマトはみずみずしくて甘みもたっぷり。
栄養価も高いので離乳食には積極的に入れていきたいですね。
しかしトマトはすぐに熟れてしまい、1度買うと連日トマトを食べるはめに…。
家庭菜園で育てても夏野菜は毎日ぐんぐん育ちます。
「冷凍保存できれば焦らなくてもいいのに!」とお悩みの奥さまも多いかと思います。
実はトマトは冷凍保存できるのです。
生で食べることが多いトマトですが、冷凍保存しても美味しく食べられるの?どのくらい保存できるの?といった疑問にお答えします。
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トマトの冷凍保存の方法
夏になるとトマトも安くなるので買いすぎてしまったり、家庭菜園で大量に収穫できますね。
トマトは火を通してもさまざまな使い方ができますが、できればそのまま食べたい気分のときもあります。
そのため、生のまま冷凍保存できれば便利ですね。
冷凍保存するトマトのヘタはとって、きれいに洗います。
水分を拭き取ってジップロックに入れて冷凍すれば大丈夫です。
普段のトマトの下処理と同じ手間だけで簡単に冷凍保存ができてしまいます。
トマト煮込みなどに使用する予定の場合は角切りにしておくと便利ですね。
解凍せずにそのまま火を通せます。
普通のカットトマトよりも溶けてしまうので大きめに角切りにしておくとと触感が残せます。
冷凍すると容器内に水分が溜まりますが、それはトマトの栄養素がぎゅっと詰まっているので料理に使いましょう。
トマトを冷凍保存するメリット
冷凍したトマトはなんと2ヶ月は美味しく食べられます。
常温保存の場合1~2日、冷蔵保存の場合1~2週間なので、冷凍保存は長期保存が可能です。
また、常温などで保存している場合より冷凍している方が栄養価が高まるそうです。
野菜は常温で置いている場合、日々栄養価が減っていきます。
一方、新鮮なうちに冷凍保存してしまえば栄養価は失われません。
また、冷凍保存した野菜は生野菜よりもビタミン類や抗酸化物質の量を多く摂取できるそうです。
冷凍しているトマトを調理したい場合、凍っている状態のトマトを水に10分ほどさらすとするりと皮が剥けます。
冷凍してしまえば湯剥きをする手間もなく、簡単に皮が処理できるのでおすすめです。
冷凍保存したトマトは離乳食の材料にぴったり!
栄養価の高まった冷凍トマトは積極的に離乳食に使っていきたいですね。
冷凍トマトは手間がかからないので忙しいお母さんお父さんに向いています。
そこで美味しいトマトの離乳食をご紹介します。
月齢が低いうちに便利なのがトマトリゾット。
冷凍トマトをすりおろして、熱いおかゆに混ぜれば解凍しなくても簡単に使えます。
月齢が高くなったらトマトスムージーもおすすめです。
冷凍トマトとバナナ、いちご、りんごは相性が抜群です。
野菜では小松菜やにんじんが合います。
1歳を過ぎて入ればはちみつを入れるのもいいですね。
冷凍トマトを使うスムージーはしゃりしゃりとした触感が楽しいです。
氷を入れなくても冷たいので夏にぴったりです。
牛乳や豆乳を入れれば子供でも飲みやすいですね。
果物や野菜が苦手な子供に手軽に食物繊維やビタミン類を摂取させることができます。
また冷凍トマトでシャーベットも作れます。
グラニュー糖とレモン汁を加えてミキサーにかけて、容器に移して凍らせるだけで出来上がります。
凍ったら混ぜてを1~2回繰り返すとしゃりしゃり感が増します。
子供のおやつにも罪悪感なく食べてもらえるシャーベットですね。
子供用のカレーに冷凍トマトをたっぷり入れると自然な甘みを出せます。
冷凍トマトでその他の野菜を煮ることで水も入りませんし、野菜の栄養素を薄めずにそのまま食べられるので子供がいるご家庭におすすめです。
冷凍トマトは凍ったまま食べても、酸味がクセになって美味しいです。
半解凍するとしゃりしゃりとした触感で、完全に凍っているときよりも甘みを感じることができます。
触感がクセになって野菜嫌いな子供でも進んで食べられるかもしれません。
大人は半解凍したトマトを冷麺や冷やし中華、サラダに入れても美味しいです。
トマトはさっぱりしていて夏バテにも効果的。
熱のこもった身体を冷やしてくれるので夏場はおやつや夜食にもぴったりです。
夏には普段のトマトと一味違った、冷凍トマトを味わうのも風流ですね。
まとめ
・冷凍トマトは2ヵ月を目安に食べきりましょう。
・冷凍したまま使えるので調理の手間が減って、忙しい子育て世帯におすすめ。
・冷凍の良さを活かした調理法は無限大。
冷凍トマトは非常に使い勝手がいいですね。
栄養価も高く、夏バテ予防にもなるのでこれからの時期は積極的に食べていきたい食材です。
忙しい子育て世帯にはこの楽さは本当に助かります。