気温が高い日は、「今日汗すごいね」などと世間話をするものですが、部位的に話題にしづらいところもありますよね。

 

足の指の間はその1つだと言えると思います。

 

手のひらなどとは異なり、足はストッキングや靴下、靴で覆われており、空気にさらされている部分が非常に少ないです。そのため、汗をかいたのをそのままにしておくと、嫌な臭いにも繋がってしまいます。

 

やっぱり夏場は靴を脱ぐタイプのご飯やさんは気が乗らない…という方も少なくないのではないでしょうか。

 

私もそのうちの1人で、靴を脱ぐときにいつも少しだけ気にしてしまいます。

 

そこで今回は、足の間の汗かきの対策をお伝えしたいと思います!

足の指の間に汗をかく原因は?

汗も1種類ではないということをご存知でしょうか?汗には大きく分けて3種類あると言われています。

 

暑い時などに体温を下げるための汗、ストレスや緊張などの精神面による汗、辛いものを食べた時などの味覚による汗です。

 

どれも身に覚えがあると思います。私は夏場にカレーを食べるのが大好きなので、そのときにおでこに汗をかいてしまうのが悩みです…。

 

指の間などの足の汗は、精神面による汗の占める割合が大きいと言われています。

 

精神的な汗は足の指の間や裏など局部的なことに加え、短時間で出されます。また、体温を下げるためのもの、辛いものを食べた時のものに比べて、臭いがあるのが特徴です。

 

そのため、足の指の間や足の裏に汗をかきやすいという人は、ストレスを抱えやすい人である可能性があります。

足の汗は蒸発しにくい

ストッキングや靴下、靴で直接空気に触れる部分が少なく蒸れやすいというが、まず原因の1つとして挙げられます。

 

足の汗は、顔や腕などの汗とは異なり、すぐに拭うことができません。そのため長時間蒸れた状態になり、菌が繁殖しやすいのです。この群れが嫌な臭いの原因につながっています。

 

しかし汗を汗が蒸発しにくいのにはもっと根本的な原因がありました。

 

それは、汗腺の位置です。

 

汗腺とは汗を分泌するところのことです。これが手のひらと足の裏は特殊なのです。

 

手のひらと足の裏の汗には、滑り止めという役割があるため、他のところの汗腺に比べて蒸発しにくいようなつくりになっているのです。

 

また背中と比べると5〜10倍も汗腺があると言われており、非常に汗をかきやすい部位であることがわかります。

 

では汗やその臭いを防ぐためにはどうすれば良いでしょうか?

足の指の角質を除去する

普段運動をしない人の汗がなぜ臭うかご存知でしょうか?それは、毛穴などに老廃物が溜まっているからだと言われています。

 

足は老廃物が溜まりやすい部位です。かかとがガサガサになってしまったりして、そうしたことを実感したことがある方も多いのではないでしょうか。

 

そのため古い角質の除去や、毛穴の詰まりを取り除くことは、臭い対策に効果的です。

 

私はスクラブを使って古い角質を除去することをおすすめしたいです!

 

スクラブにもいくつか種類がありますが、角質の除去ならば粒子の大きい「ソルトスクラブ」が良いと思います。

 

オイルなどが含まれていることにより、十分に保湿もできますし、自分の好きな匂いのものを選べばリラックス効果も期待できます。

 

これにより古い角質に加えて毛穴の汚れも取り除くことができ、汗の匂いを少しでも減らすことができるのです。

足を「拭くだけ」で終わりにしない!

足の汗を拭うことができたからといって、それで終わりにしてはいませんか?大切なのは、その上に履くものまで取り替えることです。

 

手順としては以下の通りです。

・タオルや制汗シート等で汗を拭う

・しっかりと乾燥させる

・ストッキングや靴下を取り替える

 

特に「乾燥させる」の部分が非常に重要です。制汗シートなどで足が乾かないままストッキングや靴下を身につけてしまうと、再び蒸れてしまい、これも臭いに繋がってしまうのです。

まとめ

 


  1. 足の指の間や足の裏の汗は、緊張やストレスによる精神的なものが原因である可能性が高いため、臭いやすい。
  2. ストッキングや靴下などの衣類、汗腺の位置からして足の汗は蒸発しにくいようにできているため、蒸れて菌が蒸発しやすい。
  3. ソルトスクラブを使って古い角質や毛穴の詰まりを取り除くことは、臭いをなくすことに効果的である。
  4. 汗をかいてしまってそれを拭ったら、乾燥・着替えも必ず行うこと。

 

精神的なものによる汗をなくすことはなかなか困難ですから、どうやって臭いの対策をするかがポイントになります。

 

特に足は靴を脱ぐ際の臭いが気になるというストレスにつながりやすいため、身体の手入れ、靴の手入れのどちらもを行うと必要があると思います。

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