二重まぶたは「愛嬌がある」「優しそう」などポジティブな印象が多いですが、一重まぶたといえば「目つきが悪い」「冷たそう」などネガティブなイメージもあります。

つまり一重まぶたはブスの要素となっているのでしょうか?

しかし芸能人を見ていると一重まぶたでも綺麗な人も多いです。

 

一重まぶたで美人・ブスになる違いとはどこにあるのでしょうか?

また、モテる一重まぶたとはどんな人なのでしょうか?

一重まぶたはブス? モテる一重まぶたの特徴とは?

 

日本人7割が一重といわれていますが、どうして二重が可愛いという風潮が浸透しているのでしょうか?

時は遡り、太平洋戦争後、欧米のファッションやメイクなどが当時の日本人女性にとって衝撃的なものでした。

欧米人の白い肌、二重まぶた、筋の通った高い鼻などすらっとした長身を美しいと感じたようです。

大正時代の女性は148.9cmが平均的な身長で、一重で凹凸の少ない顔が一般的でした。

 

同時期に白人コンプレックスを持つ人があらわれはじめました。

白人コンプレックスとはその名の通り白人の容姿や人種が優れているという劣等感を持つ人々のことです。

現在では白人コンプレックスに関わらずファッション誌や洋服、洋食などがメジャーになっていますが、白人への憧れからこういったものが日本に流通してきた歴史があります。

 

こういった歴史から分かるように、欧米人の持つ白い肌、二重まぶた、筋の通った高い鼻などすらっとした長身というのは現在でも美の象徴とされています。

特にくっきりとした二重まぶた、大きな凛とした瞳は同性でも惹きつけられるものがありますね。

 

では二重まぶたの逆である「一重まぶたはブスなのか?」という疑問ですが、決して違うと思います。

例えば日本人特有の一重まぶたでおっとりとした顔は欧米人には「家庭的」「穏やかそう」という印象を持たれることが少なくありません。

日本人は男女ともに欧米人に憧れる人が多いため、異性に対しても欧米人のような二重まぶたや鼻筋を求めがちですが、顔のバランスによっては一重まぶたのが映えることもあります。

特に和服を着ると黒髪で一重まぶた、おっとりした顔というのは美しく見えますね。

 

美人とブスの違いは一重まぶたにあり?

 

一重まぶたはブスという風潮は確かにありますが、一重まぶたでも二重まぶたでも可愛い人もいればブスな人もたくさんます。

二重まぶたの場合、目が大きく愛嬌があり、親しみやすいことから可愛いという風潮があるのだと思います。

一重まぶたは目が細く見えるので「睨まれている?」「怒っている?」と勘違いされてしまうこともあり、そういった比較から一重まぶた=ブスという風潮があるのかと思います。

 

主観になりますが、美人の絶対条件は二重まぶたというわけではないと思います。

ブスの絶対条件も一重まぶたというわけではないと思います。

肌が綺麗、顔の小ささ、スタイルの良さなどを総合して美人と評価されるだけであって、一重まぶただからブスになるというわけではありません。

 

人間の顔は左右対称であることが美しさの条件だそうです。

よく観察すると、左右非対称な場合は結構多いです。

片目が二重まぶたで、もう片目が奥二重まぶたになっているなどしていると美人とは言えないのではないでしょうか。

 

「一重まぶただからブス」というわけではなく、一重まぶたでもメイクを工夫したり自分に似合うものを探せば充分可愛くなります。

細身で長身の人は切れ長にアイラインを引くと、美しさが際立ちますね。

無理に二重まぶたの人と同じメイクをすると似合わない可能性が高いです。

つまり一重まぶたを活かした美しさというのは存在するので、それに挑戦してみることが「一重まぶた=ブス」という風潮を抜けられるのだと思います。

まとめ

 

 

・太平洋戦争後、日本人女性は欧米人の白い肌、二重まぶた、筋の通った高い鼻などすらっとした長身を美しいと感じた。

・白人コンプレックスが生まれ、整った欧米人の容姿は美の象徴となった。

・日本人特有の一重まぶたでおっとりとした顔は欧米人には「家庭的」「穏やかそう」という印象を持たれることが少なくない。

 

一重まぶた=ブスという風潮は他人からの評価よりも自分で感じることが多いですね。

自分で鏡を見ていると顔の全体のバランスよりも「世間からブスといわれている要素」ばかりを見てしまいます。

しかし一重まぶた活かしたメイクや髪型などで全体的に可愛く見える人もたくさんいますね。

二重まぶたは加齢とともにできることも多いので、一重まぶたは一重まぶたなりのメイクなどを勉強するほうが日常生活を楽しめます。

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