電車を利用する方って多いですよね。

都市部に家があり、車を持たないで公共の乗り物だけで移動している、という方も増えているのではないでしょうか?

 

電車に乗るときに気を付けることで、「リュックの持ち方」があります。

鉄道会社は乗客の「ながらスマホ」と並んで「リュックの持ち方」のマナーキャンペーンもおこなっています。

そこで、電車でのリュックの持ち方がどのように周りの乗客に影響しているか、そしてその解決策を紹介します!

リュックを使っている方で、「そんなのぜんぜん意識したことなかった!」という方はぜひ読んでみてくださいね。

なぜ「リュックの持ち方」のマナー?

ところでまず、鉄道会社はどうしてリュックの持ち方のマナーなんか周知させようとしているのでしょうか?

それは、リュックが多様化されてきているからだと思います。

一昔前までは、リュックのイメージというと「山登り」や「遠足」、または「バックパッカー」ではなかったでしょうか?

それが今は、通学中の高校生や大学生をはじめ、会社や営業先へ向かうサラリーマン、休みの日プライベートでリュックを持っている女性もよく目にしますよね。

男性向けのリュックを気軽に使っている女性もいますし、少し年配の方でも小さいリュックを背負っていたりします。

そんな光景が普通になってきたほど、電車でリュックを持っている人も増えてきたということですね。

人気のリュック電車でどのように持つとマナー違反?

ズバリこの写真のように、リュック本来の持ち方である、後ろに背負う持ち方が電車ではNGなのです!

ではなぜそのリュック本来の持ち方がダメなのか…

理由を3つ見てみましょう。

マナー違反の理由

人にあたっている、または押している

リュックを後ろに持っていると、自分はそのリュックを見てはいません。

なので、知らないうちに後ろの人にあたっていたり、強く押してしまっているかもしれないのです。

これは経験がある方は多いのではないでしょうか?

通れない

電車は乗り降りが激しいので、車内でよく人の動きがあります。

そのため背中のリュックが、電車を降りようとしている人の通路を邪魔してしまっていることがあるのです。

声をかけづらい

電車の中で赤の他人に、リュックの持ち方を注意するのはちょっと気が引ける人もいると思います。

しかも本人は「迷惑をかけている」自覚がないので、逆ギレされてしまう可能性もあります。

トラブルになるのは避けたいですし、少し我慢すればいいや…と思う人が多いと思います。

自分はそんなつもりでなくても、周りの人を不快にさせてしまった…そんな後悔はしたくないですよね。

では電車の中へ持ち込んだそのリュック、どうすれば周りも自分も嫌な思いをしないですむのでしょうか?

 

 

電車でリュックを持つときのマナー

前に持つ

リュックの本来背中にあたる面をお腹にして、前に持ってみましょう。

これなら自分の視野にリュックが入っているので、人にあたらないように注意できます。

そして後ろを通る人に対しても、自分が少し前へ移動するだけでOKです。

 

私も電車でリュックを後ろに持っている人を、少し迷惑だと思ったことがあります。

でも実は、そのことがあるまで私はリュックを後ろに持って電車に乗っていたんです…

そのとき、「あ~この人は今までの私だ~」と初めて気づきました。

同時に自己嫌悪になり、それからは電車では必ずリュックを前に持つことにしています。

あみだなの上に置く

「リュックが大きすぎるから前に持ちたくない!」という方は、あみだなに上げてしまいましょう。

肩が楽になりますし、混雑時リュックの荷物が押されてしまうこともありません。

その際リュックが横になるので、ペットボトルなどの飲み物のフタはしっかりと閉めておきましょう。

足の間に置く

私がよくやっていたのがこれです。

たまに場所が悪くあみだなまで手が届かないですし、前に持つのも余裕がないほど混んでいるときもあります。

そのようなとき、リュックを降ろして自分の足の間に挟むようにして置いていました。

ただリュックのひもを踏まれたり、人が降りるときに一緒に持っていかれやすいので注意してくださいね。

まとめ

・「電車でのリュックの持ち方のマナー」が言われるようになったのは、現代のリュックの多様性による。

・電車でリュックを後ろに持つと、人にあたる、または人を押している、通路を邪魔している、周りの人が注意しづらい、などの迷惑行為になってしまうときがある。

・電車に乗ったらリュックを前に持つ、あみだなの上に置く、足の間に挟むなどして周りの人へ配慮する。

たくさんの人が利用する便利な電車。

ちょっと周りの人に気を配って、トラブルを避けるようにしたいですね。

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