湿度や気温の高い夏、買い物袋の中身を冷蔵庫に仕舞わないで出しっぱなし…なんてことはしていませんか?
お肉などの生物や、牛乳などの乳製品は温まってしまうと明らかに危険そうですよね。お店でも冷蔵で販売されています。
では、常温で販売されているものはどうなのでしょうか。
例えばパン。お店では特に冷蔵で販売はされていません。
かといってクーラーの切れたような暑い部屋に出しっぱなしなのはなんだか不安な気がします。
今回はその安全性について調べてみました!
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夏場のパン放置、何が心配?
ここで心配すべきことは2つあります。
1つ目は、気温の高さに関係しています。
先ほど冷蔵のものは常温で放置すると危険と述べましたが、常温で売られているパンも全く無関係ではありません。
スーパーなどで販売されている時には、クーラーの効いた低い温度の環境です。
夏場の人がいない部屋、つまりクーラーのついていない部屋の温度は非常に高くなります。そのため、同じように冷蔵でない状態で保存してあったとしても問題があるのです。
2つ目は、湿度の高さが関係しています。
ここでの天敵は「カビ」です。白い食パンにはびこる青や緑のカビ…。想像しただけでげんなりとしますね。
つまり、「気温」と「湿度」、この2つに気を使う必要があるわけです。
菓子パンの場合はどうなるのか
ここで最も注目したいのが、そのパンがどういう種類なのかということです。
食パンなのか、菓子パンなのか。菓子パンでも中身に何が入っているのか。
まず問答無用で冷蔵庫行きなのが、ホイップクリームなど生物が使われた菓子パンです。こちらはスーパーなどで冷蔵庫で販売されていることもありますし、そうではなくても、賞味期限が他の種類のものに比べると短くなっています。
そういったパンは買ってきた当日に食べるのが良いとされています!
よくテレビで取材されている美味しそうな菓子パンなどは、こういったものを使用していることが非常に多いですよね。私の大好物の駅ナカで売っているクリームパンなどもそうです。
賞味期限が当日出ない場合は、必ず冷蔵庫で保管するようにしましょう。
食パンの場合はどうなるのか
こちらは常温で保存しても大丈夫です。1日程度は問題無いと思われます。
ですが、なるべく早く食べきるようにしましょう。特に開封後はあまり長い時間をあけると、カビなどの危険度が高まります。
どうしても食べ切れない場合は、冷凍してしまいましょう。
ポイントは、空気に触れないようにすることです。これを気をつけないとパサパサとした口当たりになってしまいます。
1つ1つラップなどに包んで、ジップロックに入れれば密閉に近い状態にすることができます。
また、食べるときは常温に戻してからではなく、凍ったままトースターで焼きましょう。一度常温にしてしまうと水分を逃してしまうのです。そのまま焼くことによって、モチモチの口当たりを保つことができます!
また、私は冷凍食パンをちょっと工夫してフレンチトーストなどにしています!他にもラスクなどにしても美味しく食べることができるので、この機会に新しいレシピを研究してみてはいかがでしょうか。
「賞味期限」と「消費期限」の違い
これはパンだけでなくどの食品にも言えることですか、賞味期限と消費期限には注意賞味する必要があります。
賞味期間とは、味の品質を保証するものです。そのため多少過ぎてもお腹を壊すことはないとされています。
消費期限とは、安全性を保証するものです。そのためこれを過ぎてしまうと食品の安全性は保証されなくなるため、食あたりを起こす可能性があります。
パンでも、生物が使われているものは賞味期限ではなく消費期限の恐れがあります。そういったことにも注意してみましょう!
まとめ
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暑い部屋にパンを放置するときに注意したいのは「気温」と「湿度」の2点。
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菓子パンの場合は当日に食べきるのがベスト。食べ切れないときは冷蔵庫での保存が必須、特にホイップクリームなど生物を使っているのは要注意!
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食パンは常温でも大丈夫だが、食べ切れないときは冷凍保存。密閉することによって美味しさをキープできる。
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あ
パンを暑い部屋に1日放置しても大丈夫かどうかは、種類によるようです。
入っているものや賞味期限などから総合的に判断することをおすすめします!
冷凍という手段もあることを踏まえつつ、基本的にはあまり暑い部屋には放置しないよつにしましょう。