日本語には色々な言い方や表現の仕方があります。

それに加えて、目上の方と話をする際に使用する敬語や、ビジネスで使用する言葉など、状況に応じてどの言葉を選べば良いのか分からなくなることありますよね。

 

「紛らわしくてすいません」

 

接客している方などは特に使用する機会も多いのではないでしょうか。

この言葉って、お客様や目上の方に対しての言葉として正しいのでしょうか。

 

正しくないとすればどのように言えば失礼がないのでしょうか。

そんな疑問にお答えします。

 

そもそも敬語とは

 

敬語とは尊敬語・謙譲語・丁寧語を全て総括した表現になります。

 

 ○尊敬語:目上の人に対して使用する言葉。相手の動作を表す。

 ○謙譲語:自分がへりくだる時に使用する言葉。自分の動作を表す。

 ○丁寧語:丁寧な表現で相手に敬意を表す言葉。

 

つまり、敬語とは話している相手に対して、「あなたは目上の人ですので、丁寧に接していますよ。」ということを伝えるための言葉です。

 

状況によって、尊敬語・謙譲語・丁寧語を上手く使い分けることが大切です。

自分に対して尊敬語、相手に対して謙譲語を使用しないように注意しましょう。

 

紛らわしいとは 意味や使い方を解説

 


 

「紛らわしい」を辞書で調べると、「区別がしにくい。間違えやすい。」の意味を持つ形容詞です。

 

形容詞とは、物事の性質や状態を描いたり、人間の感情を表したりする言葉です。

 

形容詞を敬語にする場合、頭に「お」や「ご」をつけたり、後ろに「です」をつけることになります。

例として、「優しい」は「お優しい」(尊敬語)、「恥ずかしい」は「お恥ずかしい」(謙譲語)のような言葉となります。

 

つまり、「来る」が「いらっしゃる」(尊敬語)になったり、「行く」が「伺う」(謙譲語)といった動詞を敬語にする時のように、言葉を言い換えることはしません。

 

そのため、「紛らわしい」を敬語にする場合は、「紛らわしいです」という言い方になります。

 

紛らわしいを使用して相手に謝罪すると「紛らわしいですね。すいません。」という言い方になるでしょうか。

 

相手とは顔見知りで、そこまで言葉を気にしないで話す相手であれば、このような使用方法でも大丈夫ですが、お客様や目上の方には失礼な言葉使いとなりそうです。

紛らわしいは別の言葉に言い換えられる?

 

「紛らわしい」は形容詞であり、敬語にしても大きく言い方が変わらないことが分かりました。

 

では、別の言葉を使用して丁寧に言い換えることは出来ないのでしょうか?

 

紛らわしいの同義語(似たような意味を持つ言葉)を使用して言い換えてみましょう。

紛らわしいの同義語としては「誤解する、誤解させる」が一番近い言葉ではないでしょうか。

 

相手に謝罪することを前提で考えれば、相手が区別しにくい状況を作ってしまったことになるため、「紛らわしい」は「誤解させてしまう」と言い換えることが出来ます。

 

誤解させてしまうを敬語にすると、「誤解を招く、誤解を与える」という言い方がしっくりくるのではないでしょうか。

すいませんを敬語にすると

 

「すいません」

日常でも良く使用する謝罪の言葉ですよね。

謝罪以外でも注意を促す時や、感謝を伝える時などに、「すいません」を使用することがあります。

 

ちなみにこの「すいません」ですが、「すみません」とどう違うのでしょうか。

 

この二つの言葉、意味は同じですので、話し言葉としてはどちらを使用しても相手には伝わります。

もともと「すみません」という言葉だったのが、言いやすい「すいません」に変わったと言われています。

 

一方、手紙やメールなど文字にする際は「すみません」が正しい使い方となります。

「すいません」は間違った使い方となりますので注意しましょう。

 

ただし、お客様や目上の方に謝罪する場合は、直接会話している時も、メールや手紙などで文字にする時も、「すいません」も「すみません」も使用しない方が良いでしょう。

 

謝罪の際の「すいません」、「すみません」にも、もちろん敬語があります。

「すいません」「すみません」の敬語としては「失礼いたしました。申し訳ございません。」が当てはまります。

 

謝罪の度合いによって使い分けると良いでしょう。

「失礼いたしました」より「申し訳ございません」の方が、相手に深く謝罪していることが伝わります。

「紛らわしくてすいません」を敬語で言うと?

 


 

「紛らわしくて」は「誤解を招く、誤解を与える」、「すいません」は「失礼いたしました、申し訳ございません」と敬語に言い換えられるので、「紛らわしくてすいません」を敬語にすると、

 

  ○「誤解をお招きいたしまして申し訳ございません。」

  ○「誤解を与えてしまい失礼いたしました。」

 

のような言い方に変えると、相手に失礼なく謝罪の言葉として伝わるのではないでしょうか。

 

さらに丁寧にお詫びするとすれば、

 

「この度はこちらの不手際でお客様に誤解をお招きいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。」

 

と言えば、謝罪の気持ちはより良く伝わるはずです。

 

ここまで言えば大体の人に謝罪の気持ちは伝わり、許してくれるのではないでしょうか。

 

まとめ

敬語とは話している相手に対して、「あなたは目上の人ですので、丁寧に接していますよ。」ということを伝えるための言葉。

 

・「紛らわしい」は形容詞で、敬語にしてもあまり変わらない。

 

・「紛らわしい」を言い換えて敬語にすると、「誤解を招く、誤解を与える」となる。

 

・「すいません」を敬語にすると「失礼いたしました。申し訳ございません」となる。

 

・「紛らわしくてすいません」を敬語にすると、「誤解をお招きいたしまして申し訳ございません。」となる。

 

・しっかり誠意を持って相手に接すれば、相手にも気持ちは伝わると思います。


 

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