おでこの汗かきはぱっと見ても分かってしまいますし、女性だと化粧崩れにも繋がってしまうしで、本当に困ってしまいますよね。男性でも髪型が崩れたりしてしまうことがあります。

 

ぬぐってもまた頭から垂れて来たりして、イライラすることも少なくないと思います。

 

部分的な汗にしろ全身的な汗にしろ、おでこの汗は汗の中でも抑えたいところの上位ではないでしょうか。

 

今回はおでこの汗を抑えるにはどうすれば良いのか、またその原因は何なのかについてお伝えしたいと思います!

汗が出るのはおでこだけ?それとも全身?

まず考えてみてほしいのは、おでこだけに汗をかきやすいタイプなのか、全身に汗をかきやすいタイプなのかということです。

 

おでこだけのように、局部的な汗には注意が必要です。

 

本来ならば全身から出るはずの汗が、汗腺が退化してしまっているために、おでこのみから出てしまっている状態ということだからです。

 

また、汗腺が退化してしまうと、毛穴に老廃物などが溜まり、臭いにも繋がりやすくなってしまいます。

 

おでこだけでなく全身から汗が出る人は、普段から適度に運動ができており、汗腺が鍛えられている状態です。そのため汗もサラサラとしており、臭いはほとんどしません。

 

したがって、おでこのみから汗が出てしまう人は要注意です!

どんな時におでこから汗が出る?

汗には3種類あると言われています。上昇した体温を下げるための汗、緊張やストレスなどの精神的なものからくる汗、そして辛いものを食べた時など味覚に刺激を感じた際に出る汗です。

 

この味覚からの汗は、おでこや鼻にかきやすいのが特徴です。

 

味覚が刺激されて出る汗なので、その刺激が終わる、つまり食事が終われば汗もひいていきます。

 

その際に分泌される汗は無味無臭なので、嫌な臭いにつながるということもありません。

 

私も夏場は思いっきり辛いカレーを食べて汗をかいています。

 

通勤の時などにかく汗はあんなに嫌なのに、この時の汗は全然嫌な感じがしなくて不思議ですよね。

汗腺を鍛えるためには

汗腺が退化してしまうとどうなってしまうのでしょうか。

 

先ほど述べたようにおでこだけのような局部的な汗、汗が臭う、ということに加えて、健康を損なってしまう恐れもあります。

 

汗をうまくかけないということは体温をうまく調整できないということであり、代謝が悪くなってしまうため、冷え性になってしまうことがあるのです。

 

これらを防ぐためには「汗腺トレーニング」を行う必要があります!

 

私が実際に行った、お風呂で簡単にできるものを紹介したいと思います。

一石何鳥?汗腺トレーニング

まずは42〜45度の、少し暑めのお湯を張り、四つん這いになって肘と膝から下をお湯につけます。

 

何故この位置をつけるかというと、手足の汗腺が最も退化しやすいと言われているからです。普段運動をしないという方は、意識的にここを鍛えると良いと思います。

 

体勢を変えたりと工夫しながら10分程度浸かります。

 

そのあとは、37度くらいの少しぬるめのお湯を足して、半身浴を行います。腰から下あたりまでしっありと浸かってください。

 

先に手足を温めることによって、ただ半身浴だけを行うよりも、より効果的に汗をかくことができるんです!

 

この半身浴の時間は、好きな入浴剤を使ったりと工夫しながら行うと、リラックス効果も得ることができます。汗をかくことによって、冷房などで乾燥気味のお肌もツルツルになりますし、良いことづくめです。

 

よりリラックス効果を得たいならば岩盤浴がおすすめです。

 

そこに入るだけで特に自分で工夫することなく効果的に汗をかくことができますし、少しの非日常さが素敵ですよね。

 

ただ、いずれの場合にも注意したいのが熱中症です。しっかりと水分補給を行うようにしてください。

まとめ

 

  1. おでこだけのように局部的な汗は、汗腺が退化してしまっている恐れがある。嫌な臭いにも繋がるため、汗腺を鍛える必要がある。
  2. 辛いものを食べた時のように味覚の刺激によるものは反射である。特に嫌な臭いもしない。
  3. 汗腺が退化すると、代謝が落ちて冷え性になってしまうこともある。
  4. 汗腺トレーニングは、半身浴などに加えて、岩盤浴に行くという方法もある。いずれもリラックス効果も得ることができるが、水分補給を忘れないこと。

 

私も夏場はよく、おでこの汗による化粧崩れに悩まされていました。

このトレーニングには、汗の嫌な臭いが消えるということに加えて、化粧ノリも良くなるという嬉しい効果もありました!

是非みなさんもやってみてください。

おすすめの記事