車を運転していて、赤信号で止まっていると、ふと前の車のナンバープレートが目につきませんか?
覚えやすい番号の並びだったり、1桁だけだったり…キャラクターが付けられているものもたまに発見しますよね。
さてそのナンバープレート、車を長年お持ちの方でご存知の方もいると思いますが、自分で外さなければならないときがあるんです。
自分でナンバープレートを外さなければいけないのは、具体的にはどのような場合なのでしょうか?
また外す方法は、簡単なのでしょうか?
それとも工具がたくさん必要なのでしょうか?
今回はそんな疑問にお答えしていきます!
工具を触ったことがない女性の方にも分かりやすいように解説していきますので、安心してくださいね。
自分でナンバープレートを外さなければいけないときって、どんなとき?
まず、住所変更により、管轄する運輸支局が変わるときです。
引越しをして住民票の住所が変わったら、それを運輸支局に届け出なければなりません。
(お住いの地域により、住所変更の方法は変わることがあります。)
市や県をまたいで運輸支局も変わるとき、ナンバープレートの地域名のところも一緒に変える必要があります。
その場合、自分で取り外し、指示通りに手続きを進めることになります。
また中古車などを個人経由で購入したときもそうです。
車の所有者が変わったとき、名義変更の手続きをおこなう必要があります。
地域により方法に違いがありますが、ナンバープレートを自分で取り外し、それを必要書類といっしょに届け完了、という場合もあります。
他には、車検切れの車を一時的に乗らずに保管し、また車検後に乗りたいときも当てはまります。
その場合はナンバープレートを自分で取り外し、いったん返還する必要がありますが、それにより税金の支払いを避けることもできます。
自分でナンバープレートを外す方法を伝授!
【普通自動車編】
まず工具ですが、ナンバープレートのネジを外すための、マイナスとプラスのドライバーをそれぞれ用意しましょう。
プラスドライバーは少し大きめのものがいいです。
100円ショップでも購入できますよ。
私も工具なんて使ったことがなかったのですが、一時的にプラスドライバーが必要になったときがあり、100円ショップに買いに行ったのですが…。
案の定、「どの大きさのを買えばいいか分からない!」となってしまいました。
そこで家に戻り、ネジの大きさを測り、定規を持参でまたお店へ向かい、ドライバーの先端を測ってから購入するという、何とも面倒な思いをしたことがあります。
ちなみに、売られているプラスドライバーのタグには、「○番」という規格が表示してあります。
その規格に合うネジの大きさの目安は、以下のようになっているので、よかったら参考にしてみてくださいね。
・0番:1.4mm~2.6mm
・1番:2.0mm~2.6mm
・2番:3.0mm~5.0mm
・3番:5.1mm~8.0mm
ドライバーが手に入ったら、プラスドライバーで外せる右のネジから外していきましょう。
もし、スパナというネジを外側から回して取るタイプの工具があったら、それでネジを外してもOKです。
そして次に左に移りますが、後ろのナンバープレートだとネジが封印されているので、ここでいったんマイナスドライバーに持ち替えます。
封印の下に右側と同じネジがあるので、まずはその封印を破ることになります。
封印の丸型を時計だと考えてみて、大体8~9時の位置にマイナスドライバーを当て、一気にグッと押し込みます。
へこみができた所から、えぐり取るような感じで封印をはがしていきます。
ネジが見えたら、プラスドライバーに持ち替え、あとは同じようにネジを外していきましょう。
【軽自動車編】
軽自動車のナンバープレートのネジには、封印はありません。
なので、工具はプラスドライバーかスパナのみでOKです。
上下左右で計4か所のネジで留めてあるので、それらを外せば大丈夫ですよ。
まとめ
車のナンバープレートを自分で外さなければいけない場合は
:引越しで住民票が変わり、管轄の運輸局も変わるとき
:個人経由で車を購入したとき
:車検切れの車の税金を払わず、保管しておくとき
普通自動車のナンバープレートを外す際は、プラスドライバーかスパナでネジを取り外し、封印はマイナスドライバーでえぐるようにしてはがす。
軽自動車には封印はないので、ネジ4つをプラスドライバーで外すだけでよい。
ナンバープレートを外す方法は、意外にも簡単そうですよね。
ただドライバーの先端は尖っていて危ないので、普段、工具を使わない方は気をつけて作業してくださいね!