晴れた心地の良い午前中に洗濯物を干そうとして、洗濯バサミがボキッと折れてしまったことはありませんか?せっかくの気分も台無しです・・・。また劣化した洗濯バサミって結構白い粉のようなものをふいていますよね。そのせいで洗濯物が汚れてしまったりすることもしばしば。この理由はなんなのでしょうか?

洗濯バサミがボロボロに割れる理由

そもそも洗濯バサミが割れてしまう一番の理由は紫外線や雨、風による天候が原因であることが一番です。晴れた日は洗濯物を外で干すご家庭kが多いと思いますが、ハンガーや洗濯バサミなども物干し竿などと一緒にベランダなど室外においてはいませんか?外気にさらされることが原因で洗濯バサミが弱ってしまうのです。

おもにプラスチック製の洗濯バサミをつかているご家庭が多いかと思います。樹脂・プラスチック素材には耐候性と呼ばれる性質があり、天候の変化への耐性を指します。

耐候性が低いと、白や黄色っぽく変色、硬くなる、反りが生じたりヒビが入りやすくかけてしまうなどの現象が出ます。

多くの洗濯バサミの材質はPP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)ですが、こちらの材質は耐候性が低いと言えます。なので洗濯バサミが長時間紫外線なとの外的要因にさらされてしまうとボロボロに割れてしまうのです。

ただ紫外線だけが要因というわけではなく、室外に晒されることで酸素による酸化反応、朝昼夜の温度変化、雨水も一要因です。なのでどうしてもPPやPE素材の洗濯バサミは劣化してしまうのです。

洗濯ばさみが割れないようにするための対策

一番の対策は屋外に放置しないこと。つまり室内で保管をするようにしましょう。多くのご家庭が屋外の物干し竿などに小さいカゴをつけて保管しているかもしれません。その保管場所を室内に移動させましょう。なおかつ日陰が理想的。私はベッドの下にかごを置いてそこに全て集約しています。洗濯物と一緒に取り込んで、室内で畳んだ後に同時にかごへの保管。

ただでさえ洗濯物を干している数時間は外的要因に晒されています。日々のお洗濯だけでもどうしても傷んでしまいます。洗濯物を取り込んだ後も放置となると、朝晩の急激な気温変化にも耐えることになるのでさらに劣化が進みます。

そうしないためにも洗濯物と一緒に室内への保管を徹底してみてください

大きく物持ちが変わること間違いなし。

あとはたまに水間をするなどお手入れをしましょう。外に晒されている洗濯バサミは実は雑菌が多い可能性大。よくみてみると汚れが詰まっていたりしませんか?これを素手で触っているのでたまにお手入れをしてあげると清潔に使えます。また紫外線劣化は少なからずしていくものなので、変色した際に出てくる白い粉などを拭き取っておくことで劣化の進行を防げるでしょう。また洗濯物への粉の付着も防げるのでこまめにお手入れしておきましょう。

割れない洗濯バサミがあるって本当?


では割れない洗濯バサミってあるのでしょうか?ご家庭によっては錆びにくいステンレス製の洗濯バサミを使っているとこをもあるでしょう。ただなかなか手に入りにくかったり、洗濯バサミにしては900円からのものが多く若干高価な気もします。

上記で述べたPPやPEなどのプラスチック製のものは扱いやすく、安価なので100均などホームセンターでも多く取り扱っています。一般的な洗濯バサミとしてはこちらの素材が多く販売されている様子で、パッケージにも耐性のことは特記されていないのがほとんど。

ただ、同じプラスチック製の素材の中でも「ポリカーボネート」という材質が耐久性

耐候性がバッチリ。スーツケースや車庫の屋根などにも使われている強度の高いプラスチック材質です。

このポリカーボネート製の洗濯バサミがホームセンターはもちろん、キャンドゥなどの百均でも取り扱っているのでかなり入手しやすいのは有難いポイントです。ただ、材質がPPやPEより良いものなので個数が少なく販売されているようです。また無印良品でもポリカーボネート製のピンチを販売しているようです。

そのほか大手ネット通販ではUVブロック成分配合の洗濯バサミも販売しています。こちらの材質はPPですが、UVブロック剤が配合されているとのことで、紫外線対策はバッチリできそう。

予算や用途によってぴったりなものを探してみましょう

まとめ

・洗濯バサミの劣化の理由は天候などの快適要因。

・プラスチックには対抗せというものがある。

・洗濯バサミは室内への保管で寿命を延ばす。

・耐候性の高いポリガードネート製の洗濯バサミがオススメ。

最低限コストで抑えたい方はまずは保管状況を見直しましょう。そんなのめんどくさいという方は材質を強度の高いものにしましょう。

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