リタイヤ後のロングステイに、新しい地で仕事を探しに、タイに移住を夢見る人はたくさんいます。

でも実際住んでみると、日本との生活のギャップに苦しむことも。

 

あなたの「タイ移住適正度」はどのくらい?

タイに移住を考えてるのなら、適正度をチェックしてみましょう!

タイ移住に向いている人と向いていない人の分かれ道

 

「旅行で来たときに、タイに魅せられた」

タイに転職する人もロングステイをする人も、自らタイを選ぶ人は大抵この理由でしょう。

実はそれが、落とし穴なんです。

 

忙しい日本から逃れてタイに旅行に来たときは、のんびりとした雰囲気や何事も気にしない国民性がとても魅力的に感じます。

でも実際タイに移住して、仕事や生活をしてみると…

よく見えたはずのタイ人の性格が、逆にストレスの種になります。

毎日の小さなイライラが積み重なり、我慢できずに日本に帰国する人も少なくありません。

 

ストレスのピークは、だいたい2年。

2年経っても帰らない人は、長くいるケースが多いですね。

小さなことは気にしないおおらかな性格でいよう!

 


 

では、どんな人が移住に向いているのか。

まず第一に、「どれだけイライラせずにいられるか」でしょう。

 

タイではとにかく、イライラすることが多いです。

コンビニのレジが異常に遅い。

レストランで食事が出てこない、間違ったものが出てくる。

お釣りを間違える、態度が悪い…

どの店に入っても手際が悪く、思ったようなサービスを受けられないことは日常茶飯事。

これは「お客様は神様」の日本とは、大きく異なる点です。

 

仕事でも同じこと。

時間は守らない、すぐにバレる嘘をつく、責任感が全くない…

 

旅行中は魅力的に見えたタイ人の「緩さ」は、生活や仕事となると欠点に見えてきます。

こういった日々の小さいことを気にせず、何も感じずに過ごせる人ならタイに移住しても大丈夫。

 

かくいう私も、2年目くらいにはストレスが溜まりすぎてノイローゼ気味になりました。

ですが「ここはタイだ、日本人のための国じゃない!タイ人がこれでいいのなら、これでいいのだ!」

と割り切ることにしました。

それからはイライラすることは少なくなり、今年で在タイ9年目に突入します。

タイはひとりが大好きな人におすすめ!

 

タイで暮らしていると、ふと孤独を感じることがあります。

私が今まで実家暮らしで、一人暮らしをしたことがないからかもしれません。

 

家族や友達と離れて暮らすというのは、とっても寂しいことです。

日本なら多少離れていても、電車や車に乗れば会いにいけますよね。

でも、タイに住むならそうは行きません。

同じ国に住んでいないというのは、意外と距離感を感じるものです。

 

もちろんタイでも、友達を作ることはできます。

ですが出会える日本人は限られていて、最初のうちはなかなか友達ができないことも。

ひとりで行動することも、多くなるでしょう。

 

ひとりでいるのが好き、日本でも家族と離れて暮らしていた、そんな人なら寂しさを感じずに済むかも。

「地元の友達とわいわいするのが好き」という人は、タイでは寂しい思いをするかもしれません。

現地の言葉を話す努力をする!

 


 

海外に住むなら、最低限必要なもの。

それは言葉です。

 

タイでは観光名所や外国人向けの施設以外、英語は通じません。

タイ語が話せないと、不便に感じることもあるでしょう。

 

バンコクには日本人がたくさんいるので、日本人向けのサービスもたくさんあります。

ですがやはりお値段は高くつくので、生活費を抑えたい人には向きません。

 

タイ語も英語も全く離せなくても、タイに長く住んでいる人はいます。

ですが常に、誰かのサポートが必要です。

タイ語ができる私からすると、やっぱり生活しにくそうに見えますね。

 

移住当初は、タイ語が話せないかもしれません。

でも、学んでいこうという意思があれば大丈夫です。

まとめ

 

・タイに移住して2年が、帰国か在タイするかの分かれ目

・小さなことを気にしない人は、ストレスフリーで生活できる

・ふと感じる孤独に絶えられる人は移住向き

・言葉が話せる、言葉を覚えようという意思がないと生活しずらい

 

あなたのタイ適正度は、どのくらいでしたか?

もちろん、すべての条件をクリアしなくてはいけない、というわけではありません。

クリアしている人のほうが、生活に難なく溶け込めるというだけです。

自分の育ってきた国とは違う国で生活する以上、ある程度の住みにくさは覚悟しておきましょう。

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