おしゃれの基本ピアス!今ではイアリングを探す方が難しいほど、ピアスホールを開けることは当たり前になりましたよね。
女性も男性も、耳たぶにホールがあるという方は多いのではないでしょうか。
私も、右に2つ左に1つホールがあります!
今回は、ピアス上級者のあなたに軟骨ピアスについてご紹介します。可愛いけど痛いんじゃない?どこでホールを開けたらいいの?
軟骨ピアスの疑問にお答えします!
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軟骨ピアス 位置によってかっこいい名称が!
私は初めて知ったのですが、軟骨ピアスを開ける位置にはひとつひとつに名前がついています。
病院やピアススタジオで開けてもらうときに、希望する場所の名称を言えるとスムーズだと思います。
「ヘリックス」
軟骨ピアスといえば!ヘリックスです。
耳の上部の内側に折れ曲がった部分を指します。軟骨ピアスの中でも一番人気があり、初心者でも挑戦しやすい場所です。
「トラガス」
最近このトラガスに開けている方をよく見かけますよね。
耳の穴の前の出っ張っている軟骨です。
「インナーコンク」
耳の穴の手前の軟骨です。結構骨としても厚みがある場所なので、ザ・ボディーピアスという感じで上級者向けです。
「アウターコンク」
耳の上部の薄くて平らな軟骨に開けるホールです。
個人差はありますが、比較的広い部分へのピアッシングなので初心者にもおすすめ。
「アンテナヘリックス」
耳の頂点部分の軟骨に開けるピアスです。
ピアスを入れるとアンテナのようにピンと立つのでこう呼ばれているそうです。
「スナッグ」
耳の真ん中あたり、外側の、山折になっている軟骨を貫通させる位置です。
軟骨を貫通させるため、正面からピアストップとキャッチが両方見えて個性的です。
「インダストリアル」
これは、位置というよりもピアスのつけかたのことなのですが2箇所の穴をひとつのボディーピアスで通すことをインダストリアルと言います。
2箇所のヘリックス同士を棒状のピアスで通したり、ヘリックスからコンクなど楽しみ方は様々です。
「ロック」
耳の上部内側の山折になっている部分へのピアッシングです。
かなり入り組んだところにあり、触ってみると軟骨も厚めなので上級者向けです。
「ダイス」
ひとつ前に紹介したロックの斜向かいの位置です。
狭い位置ですが、ここにピアスをしている人も結構見かけますよね!
「アンチトラガス」
耳たぶの上側にある軟骨です。
目立つ位置ですがあまり開けている人がいないので、個性的に見えますよ。
軟骨ピアスはどうやって開けるの?自分で開けられる?!
耳たぶのピアスの場合は気軽に自分でも開けられますよね。私も耳たぶの2個目は自分で開けました。
軟骨ピアスの場合はどうでしょう。
軟骨ピアスは、ヘリックス・アウターコンクなど比較的開けやすい場所は市販の軟骨用ピアッサーやニードルであけることができます。
しかし、その他の部分は入り組んでいたり、軟骨に厚みがあったりで、綺麗に自分で開けるのは難しいようです。
自分で開けるのが難しい場合は、病院かピアススタジオでお願いしましょう。
ピアスとはいえ、失敗すると化膿したり感染症になったりとトラブルが発生する原因になります。
実際痛くない場所はどこ??
軟骨ピアスを開けてみたいけど…。躊躇する一番の理由は痛みではないでしょうか。
私も2個目のピアスを開けるときに、軟骨にしようかどうしようかかなり迷いました。
結局耳たぶにした理由は、痛そうだから!それにつきます。
今回、友人やTwitter、インスタグラムなどで、軟骨ピアスを開けた時の痛みについて調査してみました。
あくまでも個人的な意見のまとめになりますが、参考にしてみてください!
思ったよりも痛くなかった!の声が一番多かったのは、「ヘリックス」でした。
やはり人気のある位置ですし、痛さも耳たぶよりちょっとだけ痛かったかな?!程度で済んだ人が多いようです。
次は意外にも「トラガス」でした。
触ってみるとコリコリしていて痛そうですが、なんと耳たぶやヘリックスより痛くなかったよーと紹介している方も。
私の友人は、出産の記念にトラガスにピアスを開けたのですが、産後だったせいもあり想像の半分以下の痛みだった!と教えてくれました。
それ以外は場所が複雑だったり、軟骨が厚かったりで「思ったよりも痛くなかった」と書いている人はまばらでした。
そして気になる「痛かった」の声が多い場所は、圧倒的に「スナッグ」でした。
スナッグは奇跡のピアスとも呼ばれているようで、開けるのも、ホールを安定させるのも難しい場所だそうです。
開ける瞬間も痛かったけど、安定するまで1年間くらいずーっと痛かった!という声もあり上級者向けと言えるでしょう。
場所の紹介でも書きましたが、ピアスのトップとキャッチが両方見えるので、ファッション的にも上級者に見えることは間違いなしです!
最後に、これは軟骨ピアス全般に言えることですが、開ける時の痛みよりも、ホールが安定するまでに洋服や髪の毛に引っかかってしまった時は激痛…。という声が多数見受けられました。
開ける痛みはさほどではない、というヘリックスも、ファーストピアスがニットに引っかかって激痛!!というツイートは数えられないくらいありました。
軟骨ピアスを開けたら、ホールが安定するまでは洋服の脱ぎ着や髪の毛のアレンジの時には気をつけないといけませんね。
可愛いピアスをつけられるのはどの位置?
痛くない位置がわかったところで、次はどの位置のピアスが種類豊富に売られているのか調査をしてみました。
インターネットと、街のアクセサリー屋さんをのぞいてみたところ、やはり圧倒的に数が多いのはヘリックス向けのピアスです。
通常の耳たぶ用は18G〜20Gというピアスホールの大きさなのですが、ヘリックス向けのサイズは16G。
こちらのサイズで見てみると、耳たぶ用のものと似たストーンプラスキャッチのものから、ボディピアスらしいビーズリングのもの。
耳の内側や外側に垂れ下がるチャームがついたものなど、種類豊富であらゆるタイプ向けのデザインが揃っている、という印象です。
私がいいなと思ったのは、ピアストップがストーンがついた棒状で、耳たぶに沿ってイヤカフのようにつけられるデザインのもの。
とってもおしゃれで可愛かったです。
次に多かったのがトラガスタイプのピアス。
トラガスにつけるピアスの特徴は、トップの張りになっている部分が短く、キャッチが平べったくなっています。
ストーンプラスキャッチ、というデザインが多いのですが、ストーンのタイプや形が豊富で可愛い系のものから、少しイカツイデザインまで、見切れないほどありました。
ファッションに合わせていろんなものに付け替えられるので、耳たぶのピアスと変わらないおしゃれを楽しめそうですね。
まとめ
- 軟骨ピアスには位置によって名称がある
- 痛くないのはヘリックスとトラガス
- 痛いのはスナッグの位置
- 人気も高く、市販されているピアスの種類も多いのはヘリックス
記事を書きながら軟骨ピアスについて調べていると、私も開けたくなってきてしまうほどでした!
ピアスが市民権を得た今、耳たぶだけではなく軟骨ピアスも気軽にチャレンジできそうですね。自分らしいおしゃれを楽しんでみてください!
くれぐれも自分で開けるときは無理せず、難しいなと思ったら病院やピアススタジオにお願いしましょう。