タブレットなどで書籍が読める昨今ですが、紙媒体を大切に保存している人は多いのではないでしょうか。

紙媒体の本にとって厄介なのは保管方法といっても過言ではないかと思います。

 

適当に保管していると1年くらいで黄ばんでしまいなんとなく汚い…。

やはり真っ白な状態で保管ができるのが本望ですね。

どうして日焼けしてしまうの?日焼けの対策法は?という疑問について調べてみました。

本が日焼けしてしまう原因

日焼けをする原因は「紫外線」「温度と湿度の変化」「害虫」「カビ」「空気」「ほこり」が関係しているといわれます。

太陽の日光だけでなく、蛍光灯や電球から発生する紫外線でも本は日焼けてしまいます。

紫外線と紙に含まれる成分が化学変化を起こすことで黄ばみます。

 

温度は20度前後、湿度は45~55%くらいが本にとってはいい環境です。

窓際は湿気やすいので本棚の位置は窓から離しましょう。

本の日焼け対策では紫外線防止が鍵!

 

大敵である紫外線ですが、最近では紫外線を含まないLED電球などが販売されています。

市販されている多くは紫外線を含まないLED電球ですが、赤色・緑色・青色などの蛍光体を光らせるタイプのLED電球には紫外線が含まれますので気を付けてください。

 

本は暗所で保管するといいといわれますが、害虫や温度と湿度、ほこりも日焼けの原因となるのでただ暗所に保管すればいいというわけではありません。

 

可能であればジップロックなどの密閉できる袋に乾燥材と防虫剤を入れて暗所で保管するのがおすすめです。

本棚も定期的にほこりを落として掃除してあげるといいですね。

部屋に除湿器や除湿剤を常に置いておくとなお安心です。

 

また、部屋に遮光カーテンをつける、窓に紫外線防止フィルムを貼る、本棚に白い布をかぶせておくなどの対応をしておくと紫外線を遮ってくれます。

 

1年に1~2度虫干しを行うともっといい状態で本が保管できます。

表紙がカラーの本の場合、日向で虫干しをしてしまうと変色してしまう恐れもあるので、本は基本的に日陰で虫干しします。

虫干しすると同時に湿気も取れるので日焼ける可能性が減ります。

日焼けした本を復活させる方法 やすりで削る!

 

どんなに保管に気を遣っていても月日を重ねればどうしても紙は劣化します。

暗所に置いておいてほこりにも気を付けていたのに日焼けしてしまっていたことはないですか?

お気に入りの本だと特に悔しい…。

 

中古の本屋でも日焼けをある程度落としていることがあります。

その方法はとても簡単で、やすりで日焼け跡を削るだけです。

 

#360くらいのかなり目の細かい紙やすりを用意します。

表紙を外して、日焼けしてしまった本の断面を磨いていきます。

削った際に出た粉をブラシなどで落とすだけで、見違えるように綺麗になります。

 

あまり削りすぎてしまうとせっかくの本がデコボコしてしまいますので、あまり力を入れすぎずに様子見をしながら行ってください。

木片やシャーペンのケースに紙やすりを巻き付けるとやりやすいです。

 

また、1年に1回などのペースでやると4年目くらいで表紙との大きさの違いが顕著に出てしまいます。

「これからきちんと保管管理するから本を綺麗にしたい」「人に譲ったり売ったりすることにしたから綺麗にしたい」などの特別なときに磨くのをおすすめします。

 

表紙の日焼けに関しては衣類系漂白剤がおすすめです。

色落ちのしにくい布に漂白剤をつけて硬く絞ってから日焼け部分を丁寧に拭きます。

硬く絞らないと水分を含んで変形してしまうので注意してください。

図書館の本の保管方法 酸性紙と中性紙とは?

図書館の本はかなり古いものでも状態がいいものが多いですね。

実際に自宅で行うにはなかなか難しいかもしれませんが、参考になるのでご紹介します。

 

図書館は「酸性紙は脱酸処理をしている」「温度湿度は一定に保つ」「窓に紫外線防止フィルムを貼る」「紫外線防止用蛍光灯の使用」「頻繁な掃除」などの対応をしています。

 

本には酸性紙と中性紙があります。

酸性紙の寿命は50~100年ほどといわれますが、数年で日焼けが目立ちますね。

中性紙は酸性紙の5~6倍の寿命があり、日焼けもしにくいと言われています。

 

漫画本は酸性紙を使っていることが多いです。

そのため漫画本は特に気を付けておかないとすぐに日焼けしてしまって劣化します。

漫画本のなかでも過去のヒット作をまとめた文庫本などは長期保存の前提なので中性紙を使用している場合が多いようです。

 

「酸性紙問題」という言葉があるほどこの酸性紙で作られている本の保管は難しいところがあるようです。

酸性紙問題とは図書館に置かれている本が化学変化などで急速に劣化してしまい、最悪25年ほどで失われてしまうという問題です。

図書館ではアルカリ物質を本に付着させ酸を中和させる脱酸処理を行っています。

1冊1冊行う必要があるのでかなりコストがかかっています。

まとめ

・日焼けの原因は紫外線だけではない。

・やすりや漂白剤を使うことで自宅でも日焼けた本が復活。

・漫画などの酸性紙を使われている本はより一層丁寧な管理が必要。

 

暗所に保管しているのにいつの間にか日焼けしてしまう本。

デジタル化の進んだ世の中ですが、紙媒体にこだわっている人はやはり本の劣化は非常に気になりますね。

インクの香りや紙の手触りなどこだわりのある紙媒体だからこそ、長い年月を重ねてもきちんと読める状態にしておきたいですね。

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