大学生の方が「単位が足りず留年した」などと言っているのを聞いたことはありませんか?私の周りには、感心しないことにゴロゴロといました。

 

ただこれは、大学入学前の方にはどういうことだか分からないと思います。

 

高校の授業とはどう違うのか、何を基準に単位が取れるか取れないか決まるのかなど、疑問に思っていることは多くあるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、単位について詳しく説明したいと思います。

 

大学によって細かく違う点はありますので、あくまで「基本的なこと」として読んでください!

 

大学生活における単位とはそもそも何?

ではその「単位」とは何のことなのでしょうか。

 

簡単に言うならば、ある科目に対し、基準の成績と学習時間を達成したかどうかの証明です。

 

何故単位を取得しなければならないかというと、それは以下の二点です。

・進級するための単位数が決められている。足りないと留年。

・卒業するための単位数が決められている。足りないと同じく留年。

 

そのため、大学生は「1年間でどれだけ単位を取らなければいけないか」と、「4年間でどれだけ単位を取らなければいけないか」を計算して時間割を組む必要があるのです。ちょっと面倒ですよね。

 

だから、早めに単位を取り切って4年ほぼ大学に行きたくないとか、1年でものすごくサボってしまったから後半詰め込もうというのは、限度があるということです。

 

4年間で必要な単位数ですが、多いのは124、もしくは132という風に設定されています。

大学で取得しなければならない単位の種類

まず単位は、「必修科目」「選択科目」の2つに分けることができます。

 

「必修科目」は名前の通り、学校によって決められている、取らなくてはならない科目のことです。

 

曜日と時間があらかじめ自分の時間割に組み込まれていることが多いため、自分で変更することができません。それが1限に入っていた時のショックたるや。起きられない、みんな嘆きます。

 

時間割に組み込まれていないものでも、なるべく1年のうちなど早いうちに取っておくことをおすすめします。後で焦ってしまいますからね。

 

選択科目にはいくつか種類があります。」

 

取るか取らないかまるっきり自由に決められるもの、これらの中から何単位など、ある程度制限がある中で選択をするもの、などです。

 

文系選択科目、理系には必修科目が多い傾向にあります。

大学の単位の重要さ

先ほど「進級するための単位数が決められている」ということをお伝えしました。

 

学部によってかなり異なってくるのがこれです。

 

例えば私は文系の学生なのですが、これはかなり緩いです。少し単位数を多めに授業を組んでいるというのもあり、いくつか落としてしまっても「来年取ろう」で進級はどうにかなります。卒業はまた別の話ですが。

 

ただ医学部の友人などは相当厳しい基準が設けられていました。なんと1科目でも落としたら留年だそうです。

 

人の命を預かるお仕事について勉強しているわけですから、厳しいことに納得はできるのですが、あまりに自分のところと異なるのでびっくりしてしました。

 

このように、進級・卒業への単位数の厳しさは学部によって相当違うので、シラバスなどでしっかりと確認をしてください。

大学の単位取得に必要なもの

これを取得するためにしなければならないこと。まず、高校と同じくテストの成績です。テストだったりレポートだったりと内容は様々です。

 

高校でも、テストで点数が取れないと「赤点」として扱われますよね?その状態が、大学での単位を取れなかった状態だと思ってください。

 

大体はテストで6割以上の点数を取ることができれば大丈夫です。

 

また、「授業の2/3は出席しなければいけない」ということが決められています。

 

うっかり休みすぎちゃった!となると、テストの点数が良くても単位がもらえない、もしくはそもそもテストを受ける権利がもらいない、なんてことになりかねないので注意をしてください。私は何度もこの「うっかり」をしてしまいました…。

まとめ


1.単位とは、基準の成績と学習時間を達成したかどうかを証明するためのもので、進級・卒業に必要な数がそれぞれ決められている。

2.「必修科目」と「選択科目」の2種類がある。

3.進級・卒業に必要な単位数の厳しさは、学部によってかなりことなるので要チェック。

4.単位取得に必要なのは、出席やテストの成績など。

 

以上のポイントさえ押さえておけば、きちんと進級や卒業ができると思います!

 

大学は単位のことも含め、高校とは自由度が段違いです。先生が「卒業あぶないぞ」などと注意してくれることはありません。

 

自己管理を徹底して気を付けましょう!

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