電車のつり革がなんとなく汚く感じたことはありませんか?

 

私は学生の頃少し潔癖のきらいがあり、ハンカチ越しにつり革を掴んでいたことがあります。

 

自分の知らない何人もの人が、何を触ったか分からない手でこのつり革に掴まったんだと考えると、どうしても気になってしまいました。

 

今ではそこまで気にならなくなり、他の人と同じように素手で掴んでいますが、つり革に捕まらずに立てるのならばそれに越したことはないと思っています。

 

そこで今回は、つり革の汚れが気になる人向けに、安定して立つ方法やつり革に触れなくても良い方法をお伝えしたいと思います。

 

つり革の汚れ具合について

電車のつり革は、不特定多数の人が触れることから、細菌の繁殖が心配されます。

 

特に気になってしまうのは夏場です。

 

汗をかいた人が水分を含んだ手で触れると、非常に細菌が増殖すると考えられます。あのベタっとした感触も嫌ですよね。

 

しかし大多数のつり革には抗菌加工が施され、ものすごく菌が増殖しているわけでもないというのが事実です。

 

帰宅してからの手洗いうがいに加えて、降りた後に除菌ペーパーで手のひらを拭く程度でも十分何かしらの菌に感染することは防げるのです。

 

それでも学生時代の私のように「どうしてもつり革がいや!」という方。これから直接触れなくて済む方法をお伝えします。

つり革なしで安定する決め手は「足の向きと位置」

まず最大のポイントは「足の位置と向き」です。

 

ただ両足を揃えて何となく立っていませんか?それでは少しの揺れでも周りにぶつかってしまい、何だ此奴はきちんと掴まれ、いう目で見られてしまいます。

 

まずは足を肩幅に広げます。これで電車の前後の揺れには対応できるようになるため、よっぽどの急ブレーキでなければ持ちこたえることができます。

 

次に左右どちらかの足を一歩分前に出します。これにより横揺れにも対応できるようになります。

 

ポイントは、前に出した方と反対の足のつま先を、外側に向けること。

 

より力を流しやすくなるため、つま先の向きだけでも安定感が段違いになります!

電車のアナウンスに耳を傾ける

電車に乗っている際、よろけやすいのはどのタイミングでしょうか?

 

それは発車する際と駅に着く時の2つだと思います。

 

それまで止まっていたものが動き出すというのは力のかかり方が全く異なりますので、それに備える必要があります。

 

アナウンスはそれを確認するときにとても便利です!

 

イヤホンをしていると聞き逃すことがありますので、外すか、きちんとアナウンスに気がつくことのできる音量に調節することをおすすめします。

 

先ほど左右どちらかの足を前に出すとお伝えしましたが、進行方向とは逆の向きを前に出した方がより安定します。そうすることによって、外側を向いているつま先が進行方向を向くことになりますから、急な動きにも耐えやすいのです。

 

アナウンスが入ったら、このつま先が外側を向いている方の足に力を入れてみましょう!

立つ力に自信がない方は

それでも立つ力に自信がない方におすすめしたいのが、つり革用携帯グリップ「GripPon(グリッポン)」という商品です。こちらから購入することができます。(https://www.amazon.co.jp/GripPon-つり革用携帯グリップ「GripPon(グリッポン)」ピンク/dp/B01HA0VUOW)

 

つり革のカバーのようなもので、これを装着することによって直接つり革に触れなくて済みます。重さも20gほどですし、コンパクトなサイズのため、かさばるということもありません。

 

これだったら使うのが自分だけですし、洗浄も手軽なのが良いですね!

 

更にお値段も1,000以下とリーズナブルなのが嬉しいところ。

 

ハンカチだとどうしても滑ってしまいますが、こうした専用の道具を使えばそういったこともありません。

 

つり革に掴まりたくないけれど、ぐらつくのが心配という方は、是非試してみてください

まとめ


 

  1. つり革には抗菌加工が施されているため、そこまで細菌が繁殖しているということはないが、手洗いやうがいは必ず行った方が良い。
  2. 安定して立つための最大のポイントは足の位置と向きで、前後と横のどちらの揺れにも対応できるようにする必要がある。
  3. 最もぐらつきやすいタイミングをアナウンスで聞くことによってチェックし、力を入れて備える。
  4. 立つ力に自信のない方は、ハンカチや「GripPon」という道具を使うのも便利。

 

1番気をつけたいのは、「気にしすぎてしまうこと」です。

 

つり革に触れた手をきちんと洗えば特に問題はないということを念頭に置き、ぐらついて周りの人にぶつかったりすることのないよう気をつけたいですね!

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