ほんの少し加えるだけで、料理がとってもおいしくなる調味料は家庭の必需品ですよね。
でもお使いの調味料の正しい保存方法、ご存知ですか?
製品のラベルに記載はありますが、細かく丁寧には説明されていませんよね。
そこで!今回は調味料を湿気から守る3つの対策を紹介します!
「密閉」「場所」「湯気」のキーワードの順に説明していきますね。
ついやってしまいがちなNGな調味料の使い方や、湿気で固まってしまった調味料の復活方法もあるので、併せて参考にしてみてください。
これを読めばきっと、調味料をベストな状態でキープできるはずですよ。
Table of Contents
【調味料を湿気から守る保存法】湿気を取り込まないように密閉保存
ビンやボトル入りの調味料のフタは毎回きっちりと閉め、湿気が入らないようにしましょう。
そんなの当たり前じゃん!と思う方が大半だと思いますが…。
でも私なんかは料理中は意識が料理にしかなく、調味料を使った後そのフタのことは全然気にしていないんですよね。
なのでたまに見るとコショウや油のフタが開いたままの状態になっています…。
ちゃんと閉めるのを忘れてしまっても、片付けのときに確認するなど、フタの閉め忘れ防止を徹底しましょう。
また顆粒だしなど袋に入っているタイプの調味料もあります。
みなさんはいったん袋を切ったら、どのように保存していますか?
パパッと洗濯バサミや輪ゴムで留めて終わり、だと楽でいいですよね。
でもどちらの方法も完全には密閉されていない状態です。
少し面倒でも、いったん封を切ったらジッパー付きのビニール袋に入れ保存するといいですね。
【調味料を湿気から守る保存法】湿気ないための場所の決め方
さて次は調味料を置いておく保存場所のことです。
調味料には、開封したら常温保存でOKなものと、冷蔵庫に入れなければならないものがあります。
まず常温に置いて大丈夫な調味料です。
塩
砂糖
酒
酢
みりん
油
塩と砂糖は冷蔵庫に入れてもいいですが、どの家庭でも使用頻度が多いと思うので、出したり戻したりを繰り返しますよね。
そうすると結露が付きやすく、湿気を含む原因になってしまいます。
ですが常温でも高温・多湿になる所は避けるようにしましょう。
たとえば、シンクの下は湿気がたまりやすいため、窓の近くは直射日光で高温になりやすいためNGです。
あとコンロの近くも高温になりやすい上に、料理の湯気で湿度も上がってしまうので、避けたほうがいいでしょう。
次に冷蔵庫で保存の調味料です。
味噌
醤油
みりん風調味料
ポン酢や果実酢
ソース
マヨネーズ
ケチャップ
味噌と醤油は発酵品なので、必ず冷蔵庫に入れましょう。
ソース、マヨネーズ、ケチャップは開封後も常温に置いておいてもOKなのですが、酸化を早めてしまうので、冷蔵庫へ入れるのが好ましいですね。
【調味料を湿気から守る保存法】湯気対策を完璧に!
最後に、これは経験がある方がたくさんいらっしゃると思いますが、料理中の湯気には十分気をつけましょう。
火にかけている最中に、振り入れるタイプの調味料をそのまま加えると、あっという間に湯気で入口が詰まり、振っても振っても出にくくなってしまいますよね。
一度こうなると、元通りにするのはやっかいなものです。
このような状態を避けるには、お玉やヘラ、小皿などにいったん調味料を入れてから鍋に加える、というひと手間をかければ大丈夫ですね。
【調味料を湿気から守る保存法】湿気でガチガチに固まった!そんなときは…
塩や顆粒だしが固まってしまった場合には、マカロニやペンネなどのショートパスタを一緒に中に入れてみましょう。
パスタが塩の中の水分を吸ってくれます。
その使い終わったパスタは、ゆでて普通に食べてOKです。
また湿気で風味が落ちてしまったカレー粉は、弱火で乾煎りしてみましょう。
カレーのおいしい風味が復活してくれますよ!
まとめ
調味料のフタは毎回閉め忘れることがないようにし、袋に入っているものは、ジッパー付きのビニール袋に入れ保存する。
開封後は冷蔵保存のものは冷蔵庫に入れ、常温保存でも高温・多湿になる場所に置くのは避けるようにする。
火にかけている最中に調味料を加える場合は、いったん小皿などに入れてから鍋に加え、調味料に湯気の水分が付くのを防ぐよう心がける。
塩や顆粒だしが固まってしまったら、ショートパスタを入れることで湿気を吸収し、風味が落ちたカレー粉は弱火で乾煎りすることで、風味が戻ってくる。
調味料って使う頻度は多いけれど、使う量がそんなに多くないから、あまり減らないものもありますよね。
できればこまめに状態をチェックして、毎日のおいしい献立に役立ててくださいね。