お肉や豆腐、しいたけ、春菊、ネギなどたくさんの具材を甘辛いタレで煮込んだすき焼き。

いろいろな具材を入れる分、余ってしまうことも多いですよね。

捨てるのはもったいないけど二日連続で食べるのも大変。

 

そんなときに冷凍保存できれば便利ですね。

牛丼などは冷凍食品として売っていますがすき焼きはどうなのでしょう?

すき焼きの冷凍保存するときの注意点、賞味期限などをお答えします。

すき焼きの冷凍保存は可能!?

基本的にどんなものでも冷凍保存することは可能です。

しかしすき焼きを冷凍する際に気をつけなければいけないのが「冷凍しても美味しい具材」と「冷凍すると美味しくなくなる具材」が混在しているところです。

 

すき焼きの定番の具材といえばお肉、焼き豆腐、しいたけ、えのき、春菊、ネギ、麩、しらたきなどが挙がるかと思います。

この他に人気の食材はエリンギやゴボウ、白菜、もやしなどだそうです。

 

冷凍する際にどういった食材に注意が必要なのか、対処方法をあわせてご紹介します。

すきやきを冷凍するときに注意が必要な具材

すき焼きの具材のなかで注意すべきものは「焼き豆腐」「麩」「しらたき」です。

 

焼き豆腐は凍ると凍り豆腐のようになってしまいます。

解凍するときに水分がかなり出てくるので、すき焼きの味が薄まってしまいます。

豆腐は別に冷凍しておいた方がいいですね。

また、豆腐をあえて冷凍して豆腐ステーキなどにする人もいるので、触感が気にならない人は豆腐を冷凍しても美味しくいただけるかもしれません。

 

麩については冷凍するともっちりとした触感になるので好みが大きいと思います。

もっちりとした麩のが美味しいという人も少なくないですが、冷凍すると劣化しているという点では注意が必要です。

また、冷凍中にも水分を溜めてしまうため、解凍後に水分があふれだします。

 

しらたきはいわゆる「スが入る」の状態になります。

スが入るとは気泡が入って空洞になる、すかすかするという状態になります。

 

冷凍したしらたきの場合は縮んで固くなり、スポンジのような触感になります。

春雨に近い触感かと思います。

春雨も一度でんぷんを冷凍して乾燥させてつくっているので、太めの春雨と思えば違和感は少ないかと思います。

美味しくすき焼きを冷凍するには?賞味期限は?

以上を踏まえて「焼き豆腐」「麩」「しらたき」は取り除くと触感が落ちずに美味しく食べられます。

また、具材には充分味が染みている状態なので「焼き豆腐」「麩」「しらたき」もあえて冷凍して別のメニューに替えてしまうのもありかもしれません。

 

豆腐を冷凍したものは肉の触感に近くなるので、ダイエットや節約として「なんちゃって肉料理」としてアレンジされている方も多いようです。

すき焼きの残りの豆腐だとそのまま焼いて豆腐ステーキ、衣をつけて豆腐ナゲットなどに生まれ変われます。

麩ももっちりとして形も保っているので豆腐と同じ調理の仕方をしても合うと思います。

 

しらたきはきゅうりやにんじん、ごまなどで混ぜて和風の春雨風サラダにしても美味しいかもしれませんね。

しらたきの量が多い場合は豚バラや野菜と混ぜて和風ビーフンにもなります。

普通のしらたきでは出せない、冷凍しらたきの良さが出る調理法です。

 

その他の具材はアルミカップで小分けして冷凍するとお弁当のおかずにぴったりです。

冷凍のままお弁当に入れておけばお昼には解凍されているので保冷剤としても活躍します。

解凍してご飯に乗せれば具たくさんな牛丼にも生まれ変わります。

 

美味しく食べるには賞味期限も重要ですね。

ジップロックで空気を抜いておけば1ヶ月ほどは美味しく食べられます。

空気を抜いておかないと冷凍やけして味が落ちる可能性がありますので注意してください。

そのまま食べるにはやっぱり味が落ちているかも?と思ったときは細かく刻んでチャーハンにしても美味しいですよ。

まとめ

 

・「豆腐」「麩」「しらたき」に気を付ければ美味しく冷凍できる。

・「豆腐」「麩」「しらたき」は別メニューにアレンジした方が美味しく食べられる。

・賞味期限は密閉した状態で1ヶ月程度。

 

鍋ものはどうしても余ってしまいがち。

冷凍したりアレンジ方法があれば残らずに食べきれるので便利ですね。

小分けにしておけばお弁当にも入りますし、忙しいときの昼食などにぱぱっと用意ができるのでいいですね。

味がしっかりついてるからこそ、簡単に短所を長所にできるアレンジを考えられますね。

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