誰もが憧れる、飛行機のファーストクラスに乗って行く海外旅行。昔と違って、海外旅行は私のような庶民でも身近なものになりましたが、ファーストクラスに至っては、超お金持ちがワインを片手に革の座席に座っているイメージしか出てきません。海外に出るとなれば、ファーストクラスは片道数十万円もする世界ですので、まさに雲の上の存在です。もちろん私はファーストクラスなど経験したことがなく、ビジネスクラスですら手が届かない貧乏人です(笑)。

ところが、シンガポール・チャンギ国際空港を拠点とするシンガポール航空には、ファーストクラスよりさらに上の「スイートクラス」があるとか。ファーストクラスですら、ラウンジや機内食、ドリンクサービスなど最高級のサービスが提供されるのに、その上のクラスは全く想像ができませんね。

ここでは、その「スイートクラス」がどのような座席なのか、どんなサービスを提供しているのか、とっても気になるので調べてみました!

シンガポール航空のスイートクラスの座席をのぞいてみた


2008年、シンガポール航空はファーストクラスを上回る快適さを売りとして、スイートクラスを導入しました。市場に出ている飛行機の座席のクラスとしては、最も高いものとして知れ渡っています。このスイートクラスはどの飛行機にもあるものではなく、エアバスA380という2階建ての大きな航空機を利用する国際線のみに設定されています。さらに、2017年に新しいレイアウトのスイートクラスを設けた航空機が導入されました。現在は新型と旧型が混在している状況ですが、2020年にはすべての航空機が新しく改装されるようです。これから先は、改装されたスイートクラスについて説明していきます。

一般的なファーストクラスの座席は、周りを囲むように目隠しがあり、プライベート空間を保てるようになっていました。一方で、その上を行くスイートクラスは、周囲の壁に加えて扉までついています。ただ、天井まで仕切りがある訳でなはなく、上部は開いています。とはいえ、180cmくらいの高さがあるため、ほぼ個室になっていると言っていいでしょう。まるで、ホテルの一室にいるかのような雰囲気です。

座席というよりむしろソファという方が似合うシートは、イタリアの高級家具メーカー、ポルトローナ フラウ製のレザーシートが使われており、45度のリクライニングが可能です。シートの目の前には32インチの大型モニターがあり、テレビを見たり窓の外をのぞいたりできるように270度回転できるようになっています。そして極めつけは、シートを倒して眠るのではなく、シートの他に独立ベッドが用意されているのです!当然フルフラットで、長さも205cmと十分なサイズ。これはまさに「空飛ぶ高級ホテル」です。これならぐっすり眠れそうですね。

座席周辺の設備もとても豪華です。座席のすぐ横には、フライト情報を表示したり、モニターの映像を拡大したりできるタブレットが設置されています。さらには、常備されているBOZE製のノイズキャンセラー付きヘッドフォンを使うと、飛行機のエンジン音も気になりません。

また、扉付近にはクローゼットがあり、上着などをかけるスペースがあります。その中にはブランケットやパジャマ、スリッパやソックス、アイマスクが整備されており、リラックスした格好でくつろぐことができます。

スイートクラスで提供されるサービスは?


座席に座ると早速、ウェルカムドリンクのサービスが始まります。そして温かいおしぼりも手渡してくれます。この辺りは、大事なお客様のおもてなしといったところでしょうか。さらに離陸後に安定飛行に入ると、再びドリンクサービスが開始されます。お酒を注文すれば、合わせておつまみも提供していただけるとか…。また、申し出ればペットボトルの水もいただけるようです。

もちろん機内食も充実しています。「インターナショナル・カリナリー・パネル」という世界中の著名なシェフたちが、世界の食文化にヒントを得て創りだしたメニューをいただくことができます。例えばランチの場合、前菜、スープ、サラダ、主菜、デザート、チーズ、フルーツ、パン、ナッツ類と豊富なメニューから自由に組み合わせることができ、前菜、スープ、デザートは2種類から、主菜は4種類のうちから選ぶことができます。また、飲み物もカクテルやビール、ノンアルコールなど数多く用意されています。特にコーヒーや紅茶、ワインに至っては事細かな説明文がメニューに記されており、こだわりが感じられます。さらにクリュッグやドン・ペリニヨンなど、厳選された超高級シャンパンも。さすがはスイートといったところです。

その他にも、スイートクラスは航空機1機につきわずか6席しかないのですが、ラバトリー(化粧室兼トイレ)は2つもあります。驚くべきところはその広さ。化粧台からトイレの便座まで、エコノミーの座席が10席ほど入るのではないかというゆったりとした設計になっています。鏡が化粧台を含めて4つ設置されており、着替えることも考慮に入れたレイアウト。スイートクラスにもなると、身だしなみのチェックは当然なのでしょうね…。

まとめ

  • スイートクラストは、ファーストクラスを上回る快適さを売りに2008年から提供開始
  • スイートクラスは座席ではなくホテルの一室のような作り。まさに「空飛ぶホテル」
  • 席に座ると、まずドリンクサービス。機内食は一流シェフのコース料理を堪能できる
  • 化粧室もエコノミークラスが10席も入る広さ。身だしなみのチェックにもってこい

このスイートクラスのチケットは片道約100万円(シンガポール―ニューヨーク間)もします。とてもじゃないですが、一般人がポーンと払える金額ではありません。ところが調べてみると、どうやらマイルを貯めて搭乗しているようなのです。私もマイルを貯めているので、いつかはこういうリッチな旅をしてみたいものです。

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