食欲の秋。

この季節は美味しいものがたくさんありますよね。

その中でも秋が旬の食べ物の代表格といえば「かぼちゃ」。

 

ハロウィンのイベントも重なり、秋の街にはかぼちゃが溢れています。

 

ハロウィンでよく見るオレンジ色のかぼちゃは食用ではないそうですが、普段スーパーなどで見かける緑色のかぼちゃは日本でもたくさんの料理に使われています。

 

かぼちゃ料理と言えば、煮物や天ぷら、焼いても美味しい、スープにも出来るし、プリンやケーキなどスイーツにも使える万能野菜ですね。

 

しかし、野菜を育てるうえで、どうしても害虫や病気の被害は避けては通れません。

 

かぼちゃにとっての害虫はウリハムシやアブラムシなど、その数は何種類にも及びます。

その中でも今回は「カボチャミバエ」という害虫について、その生態や、駆除方法、効果的な対策などを調べてみました。

カボチャミバエとは

そもそも耳にしたことすらないであろう生物「カボチャミバエ」。

どんな生き物なのでしょうか。

 

カボチャミバエは、成虫になると1cmくらいの大きさになるハチの柄をしたハエです。

 

標高800m前後の山間地に生息しており、その付近で発生しやすいと言われていますが、標高が低い場所でも発生する可能性はあります。

 

カボチャミバエは6月中旬~下旬にかけて羽化し、カボチャミバエのメスが、かぼちゃの実が柔らかい時期に合わせて産卵します。

 

カボチャの実に産み付けられた卵から孵化した幼虫は、実の中心部に移動してカボチャの種を餌に育ちます。

 

カボチャミバエに食害されたカボチャは、割ってみると中にウジ虫がたくさん湧き、1cm~1.4cmほどの大きさの幼虫がピョンピョンと飛び出して来るそうです。(想像したくないですね。。。)

 

カボチャミバエに食害されているのかは、外側から見ても見分けが付きづらいため、割ってみてウジ虫が出て初めて食害されていることに気付くということが多いそうです。

 

かぼちゃを割る前に耳を当てて、中から「パシッ、パシッ」というような音が聞こえてきたら、それはきっとカボチャミバエの幼虫が跳ねている音です。

 

つまり、そのかぼちゃはカボチャミバエの食害にあっている可能性が高いと考えられます。

 

その場合は、かぼちゃを水に浸しながら切ることで、カボチャミバエの幼虫が飛び出して来るのを防ぐことができます。

 

カボチャミバエに食害されたかぼちゃでも、かぼちゃの実への食害の被害が無く、または実が腐食していないようであれば、幼虫を排除すればそのまま調理して食べても問題は無いようです。

 

始めは種を食べていた幼虫は、次第に果肉も食べ始めます。

2cmほどの大きさになった幼虫は実に穴を開けて脱出し、土の中に入り蛹化します。

 

その後成虫となり、またかぼちゃに卵を産み付けるというサイクルを繰り返します。

カボチャミバエの駆除方法

 


 

カボチャミバエの発生確率は0.1%~0.7%(多くても150個のうち1個)程度と言われていますが、育てている環境(標高や気温)、その年の天候などによって変化します。

 

多いときはカボチャミバエの発生率が10%近くに上がることもあるようです。

 

かぼちゃがカボチャミバエの食害の被害にあってしまった場合、どのような駆除方法がよいのでしょうか。

 

実は、現時点でカボチャミバエに効果があるとされている農薬はありません。

 

そのため、一度かぼちゃをカボチャミバエに食害されてしまうと駆除方法がなく、カボチャミバエに食害されているかどうかは、音を聞くなどして確認するしか方法がありません。

カボチャミバエへの効果的な対策

ボチャミバエを駆除する方法が無いとなれば、カボチャミバエからの被害を抑えるための対策が最重要となります。

 

カボチャミバエを寄せ付けないためのもっとも効果的な方法としては、落花後に出来た実の一つ一つに、ビニールのようなものを被せることです。

 

もしくは、大き目のかぼちゃの葉数枚で、かぼちゃの実を包むようにすることでも効果があります。

 

大切なのはカボチャミバエに産卵させないことです。

 

ただし、かぼちゃの実一つ一つにビニールを被せたり、かぼちゃの葉で実を包むことは、労力がかかってしまいます。

 

別の方法としては、カボチャミバエが羽化する前に植え付けすることです。

 

通常カボチャは4月下旬~5月にかけて植え付けを行い、7月~8月の間に収穫します。

 

カボチャミバエは6月中旬~下旬にかけて羽化するため、ちょうどかぼちゃの実が出来始め、外皮が柔らかい状態の時期に重なり、そのままだとカボチャミバエに産卵されてしまう恐れがあります。

 

そのため、早めに植え付けをして、かぼちゃが早めに成熟することで外皮が硬くなり、カボチャミバエが産卵出来なくなる状況を作ることが出来ます。

カボチャミバエまとめ


 

・カボチャミバエとは体長1cmほどの小さなハエである。

 

・成虫よりも幼虫に出会う確率が高く、食害にあったかぼちゃを切ると中から幼虫が飛び出してくる。

 

・かぼちゃを切る前に耳を当てて音を確認し、中から「パシッ、パシッ」と音が鳴るようであれば、中から幼虫が飛び出してくる可能性が極めて高い。

 

・その場合は、水に浸しながら切ることで幼虫が飛び出してくることを防ぐことができる。

 

・現時点でカボチャミバエに効果的な農薬は無い。

 

・かぼちゃの植え付け時期を早くするか、落花後に出来るかぼちゃの実一つ一つにビニールを被せたり、かぼちゃの葉で包むようにして、カボチャミバエに産卵させない対策をすることが有効である。

 

・カボチャミバエの食害にあっても、かぼちゃの実に被害が無く、実が腐食していなければ調理して食べることが出来ます。

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