マッスルマダイ」という名前の魚、あなたは耳にしたことがあるでしょうか?
私は初めてこの名前を聞いたとき、「マッスル?マッチョな鯛のこと?」と思いました。
私以外にそう思った方もいるのではないでしょうか。

実はそうなのです!マッスルマダイはマッチョな鯛のことなのです!
「筋肉質な鯛なら身がしまって美味しそう!」と思われた方もいるかもしれませんが、私は正直「え?マッチョな鯛…美味しいの??」と思ってしまいました。

見た目や味、そもそも食べても大丈夫なのか…?
謎につつまれているマッスルマダイについての疑問にお答えしていきます!

大注目!?マッスルマダイとは?フードテックって何??

実はすでに2018年1月に新聞などでとりあげられているのです。
マッスルマダイは近畿大学水産研究所が京都大学と共同でゲノム編集した鯛のことです。

ゲノムと聞くと「なんだか不安…大丈夫なの??」とマイナスイメージにつながる方も多いと思います。

私たちが生活している上でよく目にするのは、じゃがいもや大豆などの「遺伝子組み換えでない」といった表記ではないでしょうか?
この遺伝子組み換えとは、生物・植物から有用な遺伝子だけを取り出して別の生物・植物へ組み込んで、新しい性質を取得させることです。
一方ゲノム編集は、最新の遺伝子技術です。遺伝子を組み換えるのではなく、あくまで一部の遺伝子を切り取る・取り除くといった技術になります。そのため他の生物・植物の遺伝子は組み込まれているということはありません。

このゲノム編集をされたマッスルマダイは、筋肉の増えすぎを抑える遺伝子を取り除き筋肉を増量させた鯛になります。
大きさはなんと通常の1.5倍!食べられる部分は通常の1.2倍だそうです!
見た目は通常の鯛に比べて、少し目がくぼんでおり背中や腹が盛り上がっています。その他の見た目や色はあまり変わりません。
身がしっかりとつまっており、筋肉質なので固めなのか?と思いきや包丁を入れるともっちり柔らかいみたいです!

現在、世界や日本でもフードテック(食とテクノロジーが融合した新しい産業分野)という言葉が少しずつ浸透してきている。
食料の生産から私たちの食卓へ並ぶまで、全過程の技術へ取り入れられています。
マッスルマダイはその中でも、食料の生産にあたります。ゲノム編集というテクノロジーを駆使し、通常の鯛より食べられる部分の増えた鯛を生産する。
こうして今までよりも効率的に鯛という高級魚を養殖して加工し、私たちの食卓へ並ぶ。
私たちの食がこれから豊かになっていくことは間違いなさそうです。

マッスルマダイは食べても大丈夫なの?気になる安全性

通常の鯛より大きく、身もつまっているマッスルマダイ。
私たちの食卓に並ぶ際、1番心配なのは安全性ではないでしょうか?

見た目は立派な鯛ですが、「遺伝子編集を施されている鯛のため食べても人に害はないのか…?」という疑問が出てくると思います。
実はまだ実用化はされておらず、安全性についても確認中です。
私たちの食卓に並ぶのは、もう少し先になりそうですね…。

しかし、もしこのマッスルマダイが実用化されれば養殖漁業の方たちもコストを抑え、立派な鯛を消費者へ提供できます。
私たちも鯛という高級魚が今よりもっと身近になるのではないでしょうか。

安全性が確認され、市場で「マッスルマダイ」を目にする日が楽しみです。

マッスルマダイ。気になるお味は・・・?

そしてみなさんが次に気になるのは味ではないでしょうか。
まだ実用化はされていないため、どんな味なのか?という情報は見つかりませんでした。

ですが、味が落ちてしまっては、消費者側の私たちも買う気にはなりませんよね?
通常の天然・養殖の鯛より価格が安くても、味が美味しくないとなれば少し考えてしまいます。
「本来の味と違ってしまっては、高級魚を量産できる技術の意味がないのでは…?」と私も最初はそう考えていました。

しかし、マッスルマダイについてのインタビュー記事を読んでいてとても興味深いものを見つけました。

例えば、じゃがいも。
男爵は崩れにくいためカレーなどに使用し、メークインは崩れやすいためポテトサラダなどに使用します。
このような具合にマッスルマダイも、日本食には合わないけれど、イタリアンには合う!というような使い方もできるわけです。
必ずしも味が天然・養殖の鯛と同じでなくても、このように活躍の場を広げていけるかもしれません。

まとめ

  • 「マッスルマダイ」とは、近畿大学と京都大学が共同でゲノム編集という遺伝子の一部を取り除く技術を駆使した筋肉質な鯛のことです。
  • 安全性についてはまだ確立されていないため、私たちの食卓に並ぶのはもう少しさきになりそうです。
  • 味について詳しい情報はないが、味が落ちてしまっては消費者も手を伸ばしづらい。しかし、他の食べ方・調理法によってマッスルマダイの良さを引き立てることができるのではないでしょうか。

日本・世界ではマッスルマダイのように、遺伝子技術によって色々な食物が研究・開発されています。
フードテック(食とテクノロジーが融合した産業分野)がどんどん成長していき、私たちの食生活を豊かにしてくれることを期待したいと思います。
そして、マッスルマダイが市場にならぶようになった時には、ぜひ口にしたいものです!!

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