ロールケーキは中身のみにクリームが入ったタイプと、クリスマスのように豪華に彩られているものもあります。
かわいらしい見た目を崩したくない…!
特に誕生日やクリスマスのような特別な日に食べるロールケーキならなおさら。
見た目をできるだけ崩さずに綺麗にロールケーキを切るコツをご紹介します。
ホールケーキでも応用できますのでぜひいろいろな場面で参考にしてみてください。
Table of Contents
ロールケーキを綺麗に切るための事前準備
ロールケーキを切るときに潰れてしまったりクリームが崩れてしまったりして見栄えが悪くなってしまいますね。
それを防ぐために切る直前まで冷蔵庫もしくは冷凍庫に入れておくことをおすすめします。
ロールケーキを冷凍庫?と感じる方は多いと思いますが、冷凍したロールケーキはアイスケーキに近くて非常に美味しいですよ。
ただ、そのまま解凍するとなると水分が出てべしゃっとなってしまうので、解凍したあとに食べたい人は注意が必要です。
解凍する際は切ったロールケーキの断面にクッキングシートを貼り、その上からロールケーキ全体をラップで包みます。
あとは冷蔵庫に入れて解凍するだけです。
こうすることで水分を含んでクリームが溶けてしまうこともありませんし、綺麗な状態で食べられます。
常温で解凍してしまうと温度差がありすぎてべしゃっとしてしまうので必ず冷蔵庫に入れて解凍してください。
逆に包丁はロールケーキを切る直前に温めておきましょう。
冷えたクリームやフルーツを溶かしながら切ることで潰れたりせずに綺麗な状態を保てます。
しかし、温度が高すぎると溶けて見栄えが悪くなってしまうので、湯舟のお湯と同じくらいの温度で温めましょう。
湯煎すると簡単に温められます。
あとは取れそうなデコレーションやフルーツは取り除いておきましょう。
切ったあとにデコレーションやフルーツを置くと見栄えがいいですね。
ケーキはケーキ、フルーツはフルーツで切るといいですね。
ロールケーキを綺麗に切るコツ
綺麗にロールケーキを切る方法は2つあります。
まずは包丁で綺麗に切るコツをご紹介します。
包丁で切るときはまずキッチンペーパーや布を用意してください。
温めた包丁をそっと前後に動かして3往復くらいで切り離してください。
1回切るごとにキッチンペーパーなどで包丁を拭いてください。
クリームは油分が多いので切れ味が悪くなってしまって、それが綺麗な断面にならない原因でもあります。
そのため、毎回クリームを拭き取ってあげましょう。
包丁ですが、刃渡りの長いものがおすすめです。
パン切包丁や出刃包丁などだとより綺麗に切れますね。
もう1つの方法はボビン糸などで切る方法です。
半熟卵を綺麗に切るときと同じ方法ですね。
ロールケーキに糸を回して糸をクロスさせて引けば断面が潰れずに綺麗に切れます。
ロールケーキの保存方法
ロールケーキを美味しく食べるためには保存方法も重要です。
冷蔵、冷凍は好みでいいと思います。
スポンジやクリームはにおいがつきやすいのでラップとアルミホイルに包んでジップロックに入れておくといいと思います。
アルミホイルで包むことで急速冷凍されるのでフルーツの美味しさや栄養分も失われないのでおすすめです。
箱や包装紙のまま保存してしまうと数時間でもすぐに乾燥してしまいます。
スポンジがぱさぱさして美味しくなくなるので、必ずラップなどで巻いた上で保存しましょう。
ロールケーキは冷蔵保存だと1~2日が賞味期限かと思います。
冷凍庫の場合は7~10日は美味しくいただけます。
ただし、風味が落ちたりスポンジやクリームの触感が悪くなってしまうので10日を目安に食べきるといいですね。
風味が多少落ちても長期間保存しておきたい場合は1ヶ月ほどは大丈夫かと思います。
ただし、解凍時に水分が結構出てしまうと思うので、長期間冷凍保存したロールケーキは凍ったまま食べた方が美味しくいただけるかと思います。
フルーツがたくさん乗っているロールケーキの場合、どうしても解凍時に水分が出てしまうのでフルーツがたくさん使われたロールケーキは冷凍保存に適していません。
また、フルーツは傷みが早いので、冷蔵保存して当日~翌日までに食べきるようにしましょう。
まとめ
・ロールケーキは切る直前までよく冷やしておく。
・包丁は刃渡りが長いものを使用して、温めておく。
・1回包丁を入れるごとにキッチンペーパーでクリームを落とす。
せっかくのロールケーキ、見た目も美しいまま食べたいですね。
上記のような手順を守って切ればだれがやっても綺麗にきれます。
柔らかいのでお子さんと一緒にやっても綺麗に切れます。
ぜひ試してみてください。