冷蔵庫の寿命というものをご存知でしょうか?
一般的には8〜9年と言われています。
値段の割に短いと感じるかもしれませんが、年中無休で私たちの食生活を守ってくれているのだと思うと意外とそうでないのかもしれません。
さて、そんな冷蔵庫ですが、冷えにくくなってしまって困った経験はありませんか?
諦めて買い換えるのも良いですが、その前に自分で本当に冷蔵庫が故障してしまったのかどうか、いくつかチェックを行うことができます!
Table of Contents
冷蔵庫にきちんと電源は入っているのか
まずは基本的なことから確認です。
きちんとコンセントは刺さっているのか、冷蔵庫を開いた時に電気はつくのかなどから、電源がついているのかどうかを確かめてみてください。
コンセント抜けというのは意外とよくあることのようです。特にペットを飼っている家庭などは要注意です!
また、耳をすませてモーター音が聞こえるかも確認してみましょう。
音が聞こえない場合はモーターの故障ですし、いつもより音が大きい・音が違う場合も注意が必要です。特に音が違う場合は放熱が上手くできていない可能性があるため、メーカーなどに問い合わせることをおすすめします。
冷蔵庫と壁の間に十分なスペースはあるか?
冷蔵庫が効率的に物を冷やすためには、排熱が欠かせません。
壁と冷蔵庫がぴったりとくっついてしまっていると、なかなか熱を逃がすことができないため、中の物がなかなか冷えにくくなってしまう恐れがあるのです。
ただし、何十センチも空ける必要はありません。「ぴったり」くっついているのは問題、くらいの認識で大丈夫です。
昔はそこそこスペースが必要でしたが、冷蔵庫の進化に伴い少しで済むようになりました。
この隙間がないと、冷えにくくなってしまうことに加え、電気代も増えてしまうことがあります。
冷蔵庫にものを詰めすぎていないか
冷蔵庫にものを詰めすぎていると、吹き出し口を塞いでしまうことがあります。
そうなると冷気の流れが滞ってしまい、効果が低下してしまいます。私もうっかり食品で吹き出し口を塞いでしまったことがありますが、かごやタッパーなどを上手に使い、中を整理整頓することで、またきちんと冷やせるようになりました!
1番適切なのは、冷蔵庫の7割程度を埋めるように食品を詰めることだと言われています。冷蔵庫の奥の壁が少し見えるくらいがちょうど良いでしょう。
ただし、冷蔵庫と冷凍庫では詰め具合が全く異なります。
冷凍庫はものを沢山入れる方が冷却効果がより高くなります。凍った食品自体がものを冷やす役割を果たすからです。
何か新しいものを冷凍庫に入れた時も、ものが周りに沢山入っていれば、冷凍庫自体の冷却効果を周りの食品が手助けしてくれるということですね!
冷蔵庫に霜がついていないか
冷気の流れを悪くしてしまう原因は、食品の詰め込みすぎ以外にも、霜がついてしまっているということも考えられます。
比較的新しい冷蔵庫でしたら自動霜取り装置がついているものが一般的ですが、少し古い型のものだとついていないものもあります。
霜が少ないうちは冷蔵庫の電源をつけたまま取り払うことも可能ですが、大量だと冷蔵庫の電源を落として溶けるのを待つという大掛かりな作業になってしまうので、こまめな確認が必要です。
冷蔵庫に熱いものを入れすぎていないか
そもそも冷蔵庫に入れたものの温度が高すぎていませんでしたか?
熱いものを一度に沢山入れてしまうと、冷蔵庫内の温度が上昇してしまいます。そうなると霜の原因にもなりますし、周りの食材などをダメにしてしまう恐れもあります。
料理などを入れる際には、出来たてではなくて、常温になるまで冷ましてから入れるようにしましょう。
冷蔵庫が故障したときのまとめ
-
コンセント抜けがないか、電気がつくか、モーターの音がするかなどから、まずは電源がついているかを確認する。
-
かごやタッパーなどで冷蔵庫の中を整理し、食品で吹き出し口を塞いでしまい、冷気の流れが悪くしてしまうことを防ぐ。
-
吹き出し付近に霜がついていないか確かめる。
-
熱い料理などはそのまま入れず、常温にまで冷ましてから入れるようにする。
これらのポイントを普段から気をつければ、電気代も少し安く抑えることが可能です!
家電はやはり値段が高いですし、買い替えとなると手間もかかります。
少しでも長く使えるよう、日々のお手入れに力を入れてみましょう。