てんさい糖といえば茶色い砂糖をイメージしますね。

黒砂糖やキビ砂糖に並ぶ知名度なのではないでしょうか。

てんさい糖を使う家庭も少なくないかと思います。

てんさい糖には害や有毒性はあるのでしょうか?

てんさい糖の安全性も併せてご紹介します。

てんさい糖とは?

砂糖といえば上白糖を筆頭に、グラニュー糖、三温糖、黒砂糖、キビ砂糖、ザラメ、角砂糖、氷砂糖、粉砂糖…とさまざまな種類があります。

てんさい糖は北海道などの寒冷地で栽培される甜菜からつくられる砂糖のことです。

甜菜はサトウダイコンと呼ばれるヒユ科アカザ亜科フダンソウ属の植物です。

ほうれん草やキヌアの仲間です。

ダイコンと名前にはついていますが、大根はアブラナ科なので別物です。

甜菜は大根とは異なり、灰汁が強いので家庭で食べることはないかと思います。

甜菜は葉の中で糖分とでんぷんをつくり、葉脈を通って根に糖分を蓄えます。

根を絞ると汁が出て、その汁を煮詰めることで砂糖がとれます。

その蜜分はてんさい糖になりますが、結晶は上白糖やビートグラニュー糖になります。

てんさい糖には身体を温める、腸内環境の改善、血糖値の上昇を緩やかにする働きがあります。

一般的に白色の砂糖は原料から不純物などを取り除いているためミネラル類も不足しており、99%が炭水化物にあたるそうです。

一方、てんさい糖やきび砂糖、黒砂糖などの茶色の砂糖は高温で乾燥させているため、カリウムやカルシウム、リンなどのミネラル類が残っているそうです。

てんさい糖は害はあるの?

てんさい糖には白いものもありますが、国産の白砂糖の8割は甜菜でつくられているそうです。

その白いてんさい糖は「化学物質で漂白しているから害がある」という噂があるようです。

実際は白砂糖をつくるときには酸化カルシウムを使ていますが、こんにゃくの凝固剤にも使われる安全性の高い物質です。

てんさい糖は「農薬が使われていて危険」という声もありますが、甜菜は甘い匂いがするので虫が寄ってきやすいです。

また、甜菜は虫に弱いので他の植物より虫の被害には気を付けなければなりません。

そのため農薬を使っている農家がほとんどかと思います。

その農薬の安全性については後述します。

国産のものは行われていませんが、外国産だと遺伝子組み換えをしている場合があります。

さまざまな食品で遺伝子組み換えは危険といわれていますが、「アレルギーを引き起こす可能性」「安全性が確認できないのでは?」「生態系、環境を破壊する可能性」という意見が多いようです。

実際はどれも「可能性」の話なのであまり神経質にならなくてもいいのかなと思います。

というのも外国産だと遺伝子組み換えをしているものも多いです。

また、遺伝子組み換えをしても表示義務がない場合もあります。

知らず知らずのうちに摂取してしまっていることは少なくないかと思います。

日本は長寿国で健康寿命もかなり長いです。

その要因として現代のその食生活という点も大きいと思います。

そういったことも含め、「可能性」の域を超えないものに関しては視野や食生活に制限をかけることにもなるので柔軟に対応した方がいいのかなと思います。

てんさい糖の安全性、毒性

てんさい糖の遺伝子組み換えという部分に関しては国産なら安全です。

日本では甜菜を商用に育てる際に遺伝子組み換えを禁止しています。

甜菜は虫に弱い植物なため、遺伝子操作によって虫に強い甜菜をつくったというのが遺伝子組み換えの理由だそうです。

国産の甜菜を使っている場合は遺伝子組み換えの心配はありませんが、日本では遺伝子組み換えの表示義務はありません。

そのため、外国産の甜菜を使っている場合は、知らずに遺伝子組み換え甜菜を摂ってしまうこともあります。

てんさい糖ではありませんが、遺伝子組み換えをしても日本でも表示義務のない食品もさまざまあります。

例えば肉類、卵、乳製品、サラダ油、マヨネーズ、調味料、コーンフレーク、コーンシロップなど、その他にもまだまだあります。

表示していなくても外国産のトウモロコシの8割は遺伝子組み換えをしているともいわれています。

前述しました農薬についてですが、特に日本は農薬を使う量が決められています。

国で安全性が高いといわれている程度にしか農薬を使用しません。

自然の草木や野菜、フルーツは自ら毒を精製して外敵から身を守る特性を持ったものが多いです。

てんさい糖はそういった意味では毒性はありませんが、人々が普段食べているものは改良を重ねて毒を出さなくなったり、化学処理することで解毒していることが多いです。

そのため農薬といっても安全性が高いレベルであり、「では逆にオーガニック・無農薬といっても果たして害が本当にないのか?」という疑問が生まれます。

日本で規定の安全性を持った農薬や化学処理などに関してはそれほど神経質にならなくていいかと思います。

「果たして完全なる安全な食品はあるのか?」という疑問が次々に出てくるのではないでしょうか?

生産量を増やし手ごろな価格で販売し、より安全性を高めるためには遺伝子組み換えも農薬も化学処理もしなければいけないことが多いような印象があります。

まとめ

・白砂糖の8割は甜菜でできている。

・国産のてんさい糖は遺伝子組み換えが禁止されているが、外国産のものは遺伝子組み換えをしていても表示義務がない。

・安全性があると規定されている量の農薬を使用するのは本当に害があるのか?

国で「安全ですよ」といわれたらデータがなければその言葉だけで鵜呑みにしなければいけないことで、消費者は「本当に安全なのか?」と疑問視するのだと思います。

しかしそこで可能性の域を出ないデメリットを強く主張すると視野どころか食生活を狭めることになるのではないでしょうか?

サプリなどに関しても農薬や遺伝子組み換えをしたものが使われている恐れもありますし、柔軟に対応していくのがいいのかなと思います。

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