コップから直接飲むのと、ストローから飲むのとでは、飲み物の味が変わった!と感じたことはありませんか?
私はストローから飲んだ方が美味しく感じることが多いです。
喫茶店ではアイスドリンクにストローがついていることがほとんとですが、家でもわざわざストローをつけることもあります。
ではこれってどうしてなのでしょうか?その理由について詳しく考えてみました。
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ストローが使用される理由
外のお店でもストローがついていなかったり、ドリンクバーだと自分でストローをつけない人もいます。
「なんとなく美味しく感じる」という理由もありますが、私がストローを使う最大の理由は「氷が唇に当たって冷たく感じるのが嫌だから」です。飲み物を味わいたいのに、地味に邪魔なんですよね。
私と同じような理由でストローを使う人を多いのではないでしょうか。
また、飲食店でお冷を店員さんが出してくださる時。子供の分にはストローがついていた、なんていうこともあります。
これは、コップを傾けることによって零してしまうという危険性を少しでも減らすためだと考えられます。
ストローにはさまざまな利便性があるんですね!
ストローを使う場面が美味しさに関係している
そもそも皆さんは、どんな時にストローを使いますか?
喉がすごく渇いた!何か飲みたい!というときには、直接口をつけて、「飲み物を味わう」ためではなく、「喉を潤す」ためだけに飲み物を飲みます。対して、ストローを使って飲むということは、「喉が渇いているから」という理由だけではなく、「その飲み物を味わいたい」という理由もあるのだと思います。喫茶店で飲み物を注文する時や、コンビニでスイーツのようなドリンクを購入するときがそうですよね。
そのため、ストローを使う場面の方が、おいしいと感じる心の余裕がある時の方が多いのではないでしょうか。
味覚には嗅覚が大きく関係していますが、心理的作用も大きいです。私は「ストローで飲んだ方がおいしい」というのは、「一人で食べるご飯よりも、誰かと一緒に食べるご飯の方がおいしい」ということと何となく似ていると思うのです。
そのまま飲むときとストローで飲むときの飲料を口に含む量の違い
直接飲むのと口に含むのとでは、一度に口に含む量が変わります。直接飲む方が多く含むことができます。
ホットドリンクにはストローはつけないでしょうから、全てアイスドリンクで考えるものとします。そのため、コップから直接でも、熱いから少しずつしか飲めないというのは外します。
この「口に含む量」こそが味が異なるポイントだと私は考えます。少量ずつ飲むということは、より飲み物を味わっているということに繋がるため、美味しく感じるのではないでしょうか。
私はストローを使って飲んだ方が味がはっきりと分かる気がするため、直接飲むより美味しく思うのかなと思っています。
しかしこれに関しては逆の考えもあるようです。ストローを使って飲むことにより飲み物のに空気が適度に混じるため、直接飲むよりも味がマイルドになると思う方もいるようです。いずれにせよ科学的根拠はないので、個人の味の感じ方によるようです。
また、ストローで少量ずつ飲むと、直接飲むよりも量が多く感じることがありませんか?この嬉しいお得感も関係している気がします。
ストロー利用による後味の違い
これは先ほどお伝えした、口に含む量の違いに関係してくることです。
直接飲む、つまり一度にたくさんの量を飲むと、後味が長引く気がしませんか?なんとなくこれがくどく感じる場合があります。
ストローの方が、後味がスッと引いていく感覚があります。そのアッサリ加減がおいしく感じることに繋がっているのではないかと私は思います。
特に甘いドリンクだとその傾向が強いのではないでしょうか。
まとめ
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ストローには、「唇に氷がつかない」、「飲み物をこぼす危険性が減る」などの利便性があるため、多く使われている。
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ストローを使って飲み物を飲むときは、比較的飲み物を味わう心の余裕がある場合が多いので、そういった心理作用が味に関係している。
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ストローによって少量ずつ飲み物を飲むことにより、味がはっきりと分かるなど、より味わうことができるため、おいしく感じる。
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少量ずつ飲むことにより、後味が引くのも早いため、そのくどさのなさがおいしさに繋がっている。
家で飲み物を飲むときも、味わう気持ちという意味を込めてストローを使えば、いつも飲んでいるものが少しおいしく感じることができると思います。
是非喫茶店にいる気分でストローでごくごく飲んでみてください!