日本からもっとも近い国といえば、東京から約1200kmに位置する、お隣の国「韓国」。

飛行機で東京からソウルまで約2時間30分、福岡県の博多港から高速船に乗れば、3時間もせず韓国・釜山にわたることも出来ます。

 

一方で、日本人にとって旅行先としてほとんど馴染みがない国が、韓国のすぐ北にある「北朝鮮」。

日本からの距離は韓国とそれほど変わらず、同じ朝鮮民族の人々の国ですが

その緊迫した日朝関係から、日本にとって「近くて遠い国」と表現される国です。

 

しかし近年、そんな北朝鮮への海外旅行客が増えているってご存知ですか?

あまり大々的には知られておらず、謎めいた北朝鮮旅行の実態について、探ってみましょう。

また、気になるのが旅行者たちの滞在先。

北朝鮮のホテル情報も調べてみると、意外なことが分かりました。

 

えっ?!北朝鮮って旅行できるの?


 

 
 

 

私は数年前まで、「日本人は北朝鮮に旅行に行けるわけない」と思っていました。

なぜなら、拉致問題やミサイル問題、脱北者問題や密漁問題などなど

日朝関係は問題だらけで国交もない=個人が旅行なんてもってのほか!と思っていたからです。

 

しかし、インターネットでは海外旅行者のアップしたであろう、北朝鮮旅行の様子の画像がチラホラ。

しかも、日本と同じように北朝鮮に敵国と認識していて国交がないはずの、アメリカ人の旅行者も出てきます。

更に極め付けが、日本人ユーチューバーが北朝鮮旅行の様子を投稿しているではありませんか。

「北朝鮮旅行記」「北朝鮮への行き方」といった日本人らしき旅行ブログもいくつも見受けられます。

そう、日本人旅行者もバッチリいて、その数も増えているというから驚きです。

 

実は、北朝鮮への旅行ツアーを担う旅行会社が世界に存在し、日本にも2社ほどあるようです。

渡航方法としては、中国経由で空路と鉄道による陸路のルートがあるようです。

どこの代理店を通しても、日本人旅行者の場合、最終的に担当するのは北朝鮮国営の旅行会社「朝鮮国際旅行社」。

滞在中は様々な決まりがあり、日本語を話せるツアーガイド2人と運転手がつき、観光ルートは全て決まっているようです。

 

外務省の北朝鮮情報を徹底的に調べた結果わかったこと


 

 
 

 

外務省の発表している「海外安全情報」によると

北朝鮮全土に対し、「渡航を自粛してください」という要請が出ています。

日本国は、核実験やミサイル問題、拉致問題などを受け、対北朝鮮に圧力措置をとっています。

そして、その一環として人の往来も規制しています。

もちろん、北朝鮮国内には、日本国の大使館などの在外公館はありません。

ですが、自粛勧告はあっても禁止や罰則などはないというのが現状のようです。

 

興味本位で旅行に行くべき国ではないということは、多くの人がわかっているとは思いますが

トラブルに巻き込まれ国際問題に発展する可能性もあります。

そして、北朝鮮で観光してお金を落として、その利益がミサイルや核開発に使われるのかと考えたら

興味がないと言えば嘘になりますが、今の日朝関係を考えると、私は頼まれても行こうとは思いません。

 

どうしても行きたい!と考えている方は、まずは歴史や国際情勢をしっかり調べること。

そして、どんなリスクがあるのか、自分の身を自己責任で守れるのかも考えてから、判断するべきでしょう。

 

 

気になる北朝鮮旅行のツアー内容は…?

 
 


 
 

 

しかし、旅行代理店やツアーが存在するとなると、内容が気になってしまいますよね。

興味を持ったら負けな気はするのですが、少しだけ調べて見ました。

 

料金の相場としては、ツアー内容や時期によるようですが、5日間程度で12030万円程度、複数人や団体だと値段は安くなるようです。

観光先としては、大きな行事などで使われる金日成広場や、歴代総書記2人の銅像、凱旋門など、ニュースで見かけるようなスポットが多数。

その他にも、紡績工場の見学や、マスゲーム鑑賞、観劇、百貨店やスーパーなど街での買い物や散策もルートに組まれていたりします。

思ったより観光内容が盛りだくさんで、正直ちょっとびっくりしてしまいました。

現地の料理についても比較的好意的な感想を書いているブログが多かったです。

 

特徴的だなと感じたのが、入国時、持ち物は徹底的にチェックされるということ。

150mm以上の望遠レンズや、双眼鏡、北朝鮮の体制を批判するような写真や本などは持ち込めません。

 

様々な旅行記でも共通する内容が、「常にガイドがつく」ということ。

入国後はガイドに行動を常に監視されるそうです。

海外旅行者は、宿泊施設以外でのガイドなしでの自由行動はできません。

北朝鮮国家が海外旅行者に見せたくないものは徹底して隠され、北朝鮮国民に海外の情報を触れさせるのもタブー。

また、北朝鮮という国を中傷、改宗活動、勝手に取材など、禁止された行為をして実際に拘束された海外旅行客が多数存在します。

 

改めて、普通の観光先ではないなと感じさせられます。

 

北朝鮮平壌のホテルはどんな部屋?相場は?

 
 


 
 

 

海外旅行客のほとんどは首都・平壌の高級ホテルに宿泊します。

TripAdviser2位のホテル「平壌高麗ホテル」を調べて見ました。

45階建ての高層ホテルで、500室以上の客室があり、日本人旅行客が泊まることが多いようです。

館内には展望レストランやプール、宴会場、記念品の買えるお店や本屋などもあるそうです。

部屋はデザイン的には若干古臭く感じますが、バス・トイレ・アメニティなど、設備は揃っているようです。

 

宿泊はツアーに組み込まれており、個人が宿を予約することはありません。

そのため、正確な宿泊料は分からないのが実情です。

しかし、宿泊者のレビューを調べていると、滞在が短縮した分の費用が返却され、1泊分の金額が25千円だったとという情報がありました。

また、館内は日本円やUSドル・ユーロなどの外貨が使えるのだそうです。

まとめ

・北朝鮮旅行ツアーを担う旅行会社があり、日本人旅行者もいる。

・外務省は北朝鮮旅行は自粛を勧告している。罰則は現時点ではないが、リスクも非常に高い

・ツアーは5日間で12030万程度。観光内容は充実しているが常にガイドが付き添い自由行動はできない

・ホテルはツアーに組み込まれた高級ホテル。宿泊料は不明だが、23万円程度か

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