夏も終わりに差し掛かりましたが、まだまだ暑さは健在です。
熱中症対策はもちろん、汗もかくので身だしなみにも注意が必要です。
特に気をつけたいのが背中です!自分では気がつかないうちに服に汗が滲んでいた…なんていう方を、電車などでよく見かけます。
女性はキャミソールなどを着ていることが多いのであまりいらっしゃいませんが、男性はインナー類を着ない人も多いため、そういったことがおきてしまうようです。
清潔感に欠く印象になってしまいますし、少し恥ずかしいですよね。
今回は汗をかきやすい人の特徴、またその対策についてお伝えします!
Table of Contents
背中の汗をかきやすい人とは?
背中だけでなく局部的に汗をかきやすい人の特徴は、運動不足であることです。
普段運動をしない人は汗腺が鍛えられておらず、発汗による体温調節をしようとすると、局部的になってしまうことがあるようです。
また、何より気をつけたいことはその「臭い」です。普段汗をかかない人は、老廃物などの混じったべたついた汗をかきます。これは普段運動をしている人の汗とは異なり、少し臭いがあります。
普段から運動している人も、「動いたら汗をかいて体温を下げる」ということを覚えて汗腺が鍛えられているため、少し汗をかきやすい傾向にはありますが、サラッとしていて特に臭いがきついということもありません。
その汗は背中だけ?
背中だけでなく全体的に汗をかいてしまう…という人にも、いくつか原因が考えられます。
まずは肥満です。痩せている方が冬に「寒い」と言っていると、それに対して「肉が少ないからだよ〜」と言っている方を見かけませんか?
この発言の通り、脂肪には「身体の熱を閉じ込める」という機能があります。
そのため普通体型の人よりも、脳が「体温を下げなきゃ!」という風に働こうとするため、汗を大量にかいてしまうのです。
また、一見痩せているように見えても内臓脂肪が多い「隠れ肥満」の人は、汗をかきやすいことがあります。こちらは女性に多いもので、体脂肪率を量ることによって判別することができます。
自分の肥満度を意識してみると良いと思います。
背中の汗染みを抑えるには
先ほど「背中の汗染みは男性の方が多い」と言いましたが、まずは速乾性のあるインナーの着用をおすすめします。
普通のものでも構いませんが、汗を吸ったあと乾くスピード、そのあとの不快感の無さなどを考えると、速乾性のものが望ましいです。
消臭効果のあるものもありますので、ぜひ探してみてください。
また、クールビズが導入されるに伴い、男性のワイシャツなどスーツの素材にも随分と変化が表れました。
麻が混じったものなど、通気性が良い素材のものを選ぶと良いでしょう。
背中の汗の臭いを抑えたいなら
臭いを抑えたいなら、制汗剤の使用をおすすめします。ただしこちらは汗を止める効果ではなく、一時的な爽快感と、消臭効果があるものです。
手軽に使いやすいのはスプレータイプのものです。背中なので少し使いにくいですが、ゴミが出ないということもあり、その場ですぐに使うことができます。
かいた汗をしっかりと拭いたいならばシートタイプです。より消臭効果が期待できるのはこちらでしょう。
ここで気をつけたいのが、あまり匂いのきついものを選ばないということです。
夏場の女子更衣室は、この制汗剤の混ざり合った独特の臭いがしていました。それほどに、使いすぎると他人に不快な臭いになってしまいます。
使う量と匂いに注意しながら選ぶようにすると良いと思います。
まとめ
-
背中の汗をかきやすい人は運動不足である可能性が高く、臭いがしてしまう。普段から運動をして汗腺が鍛えられている人も汗はかきやすいが、サラッとしていて臭いはしない。
-
肥満体型は、脂肪によって体内に熱がこもってしまうため、普通の体型の人に比べて汗をかきやすい。この肥満には内臓脂肪も含まれるため、見た目ではわからないことがある。
-
汗染みを抑えるには、速乾性のあるインナーや、風通しの良い素材の服の着用が効果的。
-
スプレーやシートタイプの制汗剤を使うことによって、臭いを抑えることができる。
人は中身ですが、清潔感が足りない見た目の人にはどうしても嫌悪感を覚えてしまいます。特に臭いは「見えないエチケット」とも言われています。
特に背中となると、なかなか自分では気がつきにくいことがありますよね。
まずは自分の体型や生活習慣の見直しから始めてみることをおすすめします!