海外旅行に行くときの心配事のひとつ、ロストバゲージ。
荷物がなくなってしまっては、せっかくの旅行も台無しになってしまいます。
もしもロストバゲージしやすい空港というのがあれば、前もって知っておきたいところですね。
どういう場合に、どういう確率で遭遇してしまうのか。見つかる確率はどれくらいなのか。
ロストバゲージを避けるためのアドバイスも一緒にご紹介したいと思います。
Table of Contents
ロストバゲージとディレイバゲージの違いとは?よくある勘違い
私たちは普段「ロストバゲージ」という言葉を使っていますが、実はそのほとんどは「ディレイバゲージ」です。
ロストとは、紛失してしまうこと。
いつまでも見つからず、行方不明になってしまうのがロストバゲージ。
一方ディレイバゲージは、どこか他の空港に行ってしまったなどの理由により、荷物が遅れて届くこと。
どちらにしてもターンテーブルに自分の荷物が乗っていない時点で、焦り度は変わりませんけどね…
ここではディレイバゲージも含めて、「ロストバゲージ」として話を進めていきます。
ロストバゲージに遭う確率は?
気になる、ロストバゲージに遭う確率。
2016年では1000人あたりで5.73個という数字が出ています。
この数字、多いと解釈するか少ないと解釈するか、微妙なところですね。
そのうちの95%程度は、数日以内に見つかるのだとか。
それでもその数日を不安な気持ちで過ごすのかと思うと…やりきれません。
私は普段から飛行機に乗ることが多いですが、今までロストバゲージにあった経験はゼロ。
一方私の友達には、ロストバゲージを経験した人が何人かいます。
いったいこの差は何なのか?ロストバゲージに遭わないためのアドバイスをご紹介しましょう。
ロストバゲージしやすい空港はズバリどこ?
その前に、ロストバゲージをしやすい空港があるのかどうか、という疑問。
これは、乗り継ぎするすべての空港と言ってもいいのではないでしょうか。
その中でも特に、というならば…
検索するとロンドンのヒースロー空港が挙がっています。
ですがロンドンなんてヨーロッパに在住しているか仕事で出張がない限り、そうそう頻繁に使う空港ではありませんよね。
私が身近で気をつけている空港は、北京の北京首都国際空港。
こちらは中国国際航空のハブ空港となっている空港です。
ポイントとしては、乗り継ぎ客の多い大きなハブ空港。
荷物の仕分けが多くなる分、ミスも増えてしまうのかもしれません。
ですが上でも述べたように、乗り継ぎをするならどの空港でもロストバゲージの可能性はあります。
できる対策はしっかりとしておきましょう。
ロストバゲージに遭わないための秘訣
まず第一に、なるべく直行便を使うこと。
私はロストバゲージに遭ったことはないと言いましたが、もしかしたらこれが一番の理由かもしれません。
乗り継ぎはあまり好きではないので、許容範囲の値段ならば直行便を選ぶことにしています。
もしも乗り継ぎがある場合は、時間の余裕を持たせること。
とくに遅延の多い航空会社や大きなハブ空港では要注意です。
私が気をつけている北京の空港は、中国国際航空のハブ空港。
遅延が多いと言われている中国国際航空、北京空港での乗り継ぎの失敗も多いと聞きます。
実際前回私が乗ったときも、乗り継ぎに全力疾走しなければいけない人が何人かいました。
ですが荷物は走ることはできません。
「ああ、きっと荷物は同じ飛行機に乗れないんだろうな…」と思いました。
ちなみに私が北京空港を利用するときは、なるべく預け荷物を作らないようにしています。
すぐ出来るロストバゲージ対策
乗り継ぎをする場合、自分で出来る対策とは
・カウンターで荷物を預ける際、タグの空港コードをしっかりと確認
・万が一紛失しても届けてもらえるよう、ネームタグを付けておく
・ターンテーブルで取り間違えられないよう、ひと目で自分のバゲージと分かるようにする
・空港側で貼るステッカー類は、その都度キチンと剥がす
荷物のクレームタグは、もちろん控えを渡してくれます。
ですが手元を離れてしまう荷物に貼られたタグ、正しいのかどうか確認をしておくことに越したことはありません。
旅の思い出にと、スーツケースに貼られたステッカーをそのままにしている人、かなり見かけます。
さすがに取っ手に付けられたクレームタグをつけっぱなしという人はいないでしょうが、バーゴードの小さなシールは取り忘れがちです。
こちらもキチンと剥がしておいたほうがいいでしょう。
そして万が一ロストしてしまっても連絡してもらえるよう、ネームタグは必須。
できれば自分の荷物とひと目でわかる、目印になるようなものだといいですね。
まとめ
・紛失してしまうロストバゲージと、遅れても見つかるディレイバゲージがある
・ロストバゲージに遭う確率は、0.6%未満
・ロストバゲージしやすい空港は、乗り継ぎ客の多い大きいハブ空港
・直行便を使ったり、乗り継ぎに余裕を持たせることでロストバゲージを予防
・タグの確認や目印を付けるなど、小さなことでもキチンと対策をしておく
帰りならまだしも、旅行の行きに遭ってしまうと本当に大変なロストバゲージ。
楽しく旅行をするためにも、ロストバゲージ対策は欠かせません。
できることはしっかり、実行しておくことをお勧めします。