北海道の名物料理といったら「ジンギスカン」ですね。
牛や豚に比べると獣くささが目立つけれど、それが美味しさの秘訣。
特殊な形をした鍋で焼き、野菜にジンギスカンのタレがしみこむとご飯がすすみます。

そんなジンギスカンですが、

  • 「どんなお肉を使っているの?」
  • 「ラムとかマトンとか…この違いはいったい何?」

などわからない人も意外と多いのではないでしょうか。

今回はジンギスカンの謎を解明いたします。

ジンギスカンで使っているお肉について

ジンギスカンで使われるお肉とは、ずばり羊肉です。
羊肉はインドカレーでも見かけるのでジンギスカンでなくても羊肉を食べたことがある人は多いのではないでしょうか?

羊肉は牛や豚に比べるとヘルシーで、妊娠中の体重管理の際に大活躍しました。

また、羊肉はコレステロールを下げる働きもあります。ジンギスカンには野菜をたっぷり入っているのでダイエット中の方にもおすすめですね。
羊肉の脂肪は人体に吸収されにくいもので、体外へ排出されるので太りにくいというのも嬉しいポイント。

ジンギスカンはタレに漬け込んでいるものと、生肉のタイプがあります。
北海道では基本的にタレに漬け込んでいますが、本州の飲食店では生肉のタイプが多いように感じます。
マトンの場合はラムよりクセが強いので本州でもタレに漬け込んでいることが多いですね。

また、ジンギスカンに使われている羊肉は本州の牧場などでよく見る全身真っ白な羊とは異なります。

羊にも牛や豚と同じく、食肉用、乳用、羊毛用など品種によってさまざまな役割があります。
食用の羊はマトン種といわれており、そのなかでもサフォークやレスターなどさまざまな品種がいます。
一般的にジンギスカンとして食べられているのは、顔と手足が真っ黒、羊毛は真っ白なサフォークです。
しかし世界的に見るとサフォークは稀少で、他の食用の羊と比べると味が絶品なようです。

ラムとマトンの違いは?

ジンギスカンを提供している飲食店や市販されているジンギスカンをよく見ると「ラム」と「マトン」があります。

ラム肉は生後1年未満の仔羊、マトン肉は生後2~7年まで成長した羊肉のことです。
正確な年齢がわからない場合は永久歯が生えていない仔羊をラム肉としている場合もあります。

ラム肉は臭みが少なく、羊肉が苦手と思う人にも食べやすいかと思います。
また、若い肉なため肉質も柔らかく歯切れもいいです。
そのためフランス料理では高級食材としてラム肉の料理を出していることもあります。

対してマトン肉は「これぞ獣!」というほど羊肉のにおいがあります。
ラム肉より歯ごたえがあり味も濃厚で、牛や豚より噛みごたえがあります。
羊肉を使ったインドカレーでは、ラム肉よりマトン肉を使っている場合が多いのではないでしょうか。

羊肉の栄養価

他のお肉に比べて羊肉だからこそ摂れる栄養もさまざまあります。
際立って牛や豚より含有量が多い成分は「レチノール」「Lカルニチン」「ビタミンK」「ビタミンB6」です。

レチノール

レチノールはしわ対策効果が抜群と有名ですね。
しわ対策だけではなく、レチノールはコラーゲンを生成するスピードを上げてくれるのでハリのある若々しい肌をつくってくれます。
その他にピーリング効果、シミ対策効果などもあるので美肌を目指したい方におすすめの成分です。
レチノールはラム肉の方がマトン肉の2倍以上含有しています。
牛や豚より2~5倍含有しているので肌の調子が悪いときにはラム肉がおすすめです。

Lカルニチン

Lカルニチンは脂肪燃焼効果が高いため、ダイエットに効果的です。
これほど多くLカルニチンが含まれている食材はマトン肉以外ほとんどないと言われています。
また、ラム肉よりマトン肉の方がLカルニチン含有量が多いです。

ビタミンK

ビタミンKも多く含んでいますが、抗血液凝固剤などを処方されている人はビタミンKの摂取量に注意が必要なので食べ過ぎは避けましょう。
しかし通常であれば骨にカルシウムを定着させる効果も優れているので健康な骨をつくるときに役立ちます。

ビタミンB6

ビタミンB6はたんぱく質の代謝を助けてくれます。
たんぱく質を多く摂る食生活の人は、代謝を助けてくれる成分は通常より多く必要になってくるので羊肉がおすすめです。
B6は脂質の代謝を助ける働きもあるので脂質が多い食生活だったり飲酒が多い人にぴったりです。
脂肪肝を予防する効果に優れています。

まとめ

  • ラムは仔羊、マトンは大人の羊。
  • 羊肉のクセが苦手な方はラム肉がおすすめ。
  • ラム肉は美肌効果が強く、マトン肉はダイエットの強い味方。

近年では北海道以外でもジンギスカンを提供するお店が少しずつ増えてきていますね。
羊肉はいまだメジャーとはいえませんが、ダイエット中や妊娠中には高たんぱく低カロリーなため大活躍してくれます。
「でも羊肉のにおいが苦手…」という人はぜひラム肉を食べてみてください。

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