会社のオフィスでよく使われているホワイトボード。
会議で説明するときや、社員の1日の行動予定を書き込んでいたりしますよね。
文字を書いたり消したりできるだけでなく、磁石も付けられて、大変便利です。
そんな職場に必須アイテムのホワイトボードですが、使っているうちにだんだん文字が消えにくくなってきたことってありませんか?
仕事がたまっていて急いでいるときに、ホワイトボードを消すことに手間取るのは、ちょっと避けたいですよね。
ではどうしてホワイトボードはだんだんと消えなくなってしまうのでしょうか?
ここでその原因と対策を見てみましょう。
ボードの文字を毎回サッと消せたら、次の業務にもすぐ移れて、もっと気持ちよく仕事ができると思いますよ!
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ホワイトボード表面の汚れや劣化
ホワイトボードが消えなくなってくる1つ目の理由は、ボード表面にあります。
人の出入りがよくある場所にあり、毎日のように使っていると、表面にホコリやチリ、手垢が付いてきます。
それが汚れとなり蓄積し、書いたインクの文字に付着し消えにくくしてしまっています。
またボード表面が劣化してきている場合もあります。
触ってツルツルしていればOKです。
でもザラついていたり小さい傷があると、コーティング剤がはがれている可能性があり、こちらも文字を消えにくくさせています。
周辺の文具の汚れや劣化
専用のイレイザーやマーカーが汚れていたり、古いことも消えにくくなる原因です。
イレイザーは使う度に、消したインクのカスがどんどんくっついていきます。
それが続くと表面がカスで覆われてしまい、消えにくくなってしまうのです。
イレイザーが汚いことに気付かず、「消しているのにインクのカスが広がってボードが汚くなってく…」と何だかむなしくなってしまったこと…ないですか?
またマーカーにはアルコールが含まれていますが、年月が経つと揮発してしまいます。
アルコールが抜けたマーカーはただの油性ペンになるので、イレイザーでこすっても消えなくなる、ということですね。
消すタイミング
書いた文字をいつ消すかにも原因があるんです。
実は「書いた直後」と「書いた数時間後」が文字は消えにくいんです。
ちょっと意外な事実だと思いませんか?
でも書くことが多くてすぐ消さなければいけないときや、会議が長引いたときなんかはしょうがないですよね。
さてホワイトボードが消えなくなる原因が分かってきたところで、ここからはその対策について見ていきましょう!
といっても張り切って挑まなければいけない内容ではないので、「ちょっと試してみようかな」ぐらいの感覚でやってみてくださいね。
対策1. 拭き掃除
まずはボード表面を固く絞った布で水拭きしてみましょう。
これだけでも汚れを十分落とすことができます。
その後触ってみて、ベタベタするようでしたら、手垢の油汚れかもしれません。
油汚れは水では落ちにくいので、薄めた中性洗剤を布に染み込ませて拭いてみてください。
そしてその後もう1度水拭きするのを忘れないでくださいね。
表面がザラついていたら、コーティング剤がはげてしまっている可能性があります。
専用コーティング剤を購入し自分で塗るか、新しいホワイトボードの購入を検討してもいいかもしれません。
対策2. 文具のメンテナンス
イレイザーやマーカーもこまめにチェックしましょう。
イレイザーはカスを手で取り除いてキレイにするか、新品に交換しましょう。
イレイザーにもよりますが、本体からシート部分を取り外せて、表面のシートだけ交換できるタイプのものもありますよね。
シールで貼るので交換が簡単ですし、経費の削減にもなっていいですね。
マーカーはインクが減ってきて文字が薄くなったらすぐ捨てるという場合が多いと思います。
なので何年も放置することはないと思いますが、もし買いだめしておいて、ずっと引き出しに眠っていた…ということがあったら、マーカーのアルコールはなくなっているかもしれません。
備品の管理は大切ですね。
まとめ
ホワイトボードの文字が消えなくなる原因
・ボード表面の汚れや劣化
・イレイザーやマーカーの汚れや劣化
・「書いた直後」「書いてから数時間後」が消えにくいタイミング
ホワイトボードの文字をサッと消せる対策
・ボード表面を水、または薄めた中性洗剤で拭く
・古いマーカーは破棄し、イレイザーはカスを取り除くかシートを交換するなどして、キレイな状態にしておく
真っ白でキレイにされているホワイトボードを見るととても気持ちがいいですよね。
来社のお客様にもきっといい印象を持っていただけると思いますよ!