SNSを通しての広告、今では普通になりましたね。
ただその中に広告ではなく、アカウントを乗っ取って広告を出すものもあります。
もしかしたら身に覚えのある方もいるんじゃないでしょうか?
今回は代表的な厄介スパムとその回避法についてお伝えします。
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SNSのスパムってそもそも何?
そもそもスパムというものは「受信者の意向に関わらず、無差別かつ大量にばら撒かれるメッセージ等。」を指します。もともとは電子メールを利用したものが多かったのですが、近年はFacebookやTwitterなどのSNSを利用したものが増加しています。
電子メールから乗っ取られる手口は、送られてきたメール内のリンクをクリックし、添付ファイルを開くことで、個人情報などが漏れるという流れ。広告として多かったのが、アダルトや出会い系のサイト、ダイエットやサプリメントなどの医薬品、懸賞系を装って来るもの。
商品自体に興味がなくとも解除依頼などのリンククリックから個人情報が漏れることが多かったのです。
SNS時代のスパム手口 アカウント乗っ取りの恐怖
現代のSNSを利用したスパムの多くはアカウント乗っ取り型が多く、商品を広告宣伝するものが主流です。乗っ取りされる流出経路として主なのが「アプリ連携」なるもの。
例えばTwitterで自分のタイムライン上に気になる商品の情報が流れてきたときに思わずURLをタップしてしまったり、面白い情報やブログ記事などをリツイートしたり。
このときにアプリ認証でIDとパスワードを入力することで情報が漏れてしまっているのです。
mixiでも流行ったレイバンスパムが再流行している!
ただこういったアプリ認証だけではないスパムが出てきているのです。
というのも他社からなんらかの形で流出したIDとパスワードを利用してアカウントを乗っ取り、「@」付きでブランド品の広告を流すというもの。
UGGのムートンブーツ、プラダの財布やバッグ、レイバンのサングラスの広告をTwitter上で見たことありませんか?
この広告も本家のものとは全く別物。かなりの破格で販売されているものなのでもしかしたら偽物や詐欺サイトの可能性もあるので要注意。
ツイッターでのレイバンスパムが厄介な理由は?
この通販サイトを装ったスパムも本人とは意図しないもの。フォロワーにとっても見たくもない広告ですよね。
この通販の乗っ取りアカウント、ただツイートを垂れ流すのではなくリプライ型なので、自分のフォロワーに対してあたかも自分がリプライしたように投稿されてしまう点が厄介。
友達からあたかも詐欺サイトのような広告のリプライが来たら嫌ですよね。私も実際に友人からレイバンの広告がリプライで何通も届いたことがあります。
このスパム、数秒に何通ものリプライを送るので放置しておくのは結構厄介。
対処法についてお伝えしましょう。
ツイッター上でのレイバンスパム対処法を教えます!
レイバンなどのリプライ型スパムに乗っ取られた場合、すでにフォロワーに大量のリプライ広告が送られている状態でしょう。
一つ一つツイートを消すのはかなり骨の折れる作業ですね。だからといってアカウントの一括削除もフォロワー消えてしまうし…という方、多いんじゃないでしょうか。
そんなときに便利なのが「黒歴史クリーナー」というツイート削除アプリ。
Twitter上でアプリ連携するものになりますが、乗っ取られる心配はないようです。正しい手順で設定すれば簡単に該当ツイートが削除できます。
全削除もできますし乗っ取られたと思われる日付からの期間での削除指定もできるので単に全消しになる心配もありません。
ツイートの数が多い方もご安心。3200以上ツイートしてても数分で全てのツイートを消すことができます。一気にさくっと削除しましょう。
でも削除したからといっても、まだ乗っ取られている可能性もあります。ツイートを削除した後でも前でも、必ずパスワードの変更を行いましょう。
設定するパスワードのセキュリティを上げるためにもしてほしいことは以下の通り
- なるべく強度を高めるために、英数字を混合させ8文字以上で作る。
- パスワードを使いまわさないようにする。
- 定期的に変更することを心がける。
上記3点を守れていれば乗っ取られる可能性は低くなり、他社からの流出にも備えることができます。
乗っ取られたらツイートの削除とパスワード変更は必ず行いましょう。パスワード変更後、パタリとスパムが無くなるようです。
そもそもレイバンに乗っ取られないための防御策は?
とはいえ、スパム乗っ取りはできればされたくないもの。そもそもの予防策としては、第一にアプリ連携を行うようなリツイートやブログ記事を見ないこと。診断ゲームでのアプリ連携は結構な確率で乗っ取られます。
私も診断ゲームがきっかけで乗っ取られたことがあります。自分には見えないスパムツイートだったので友人に言われるまで気づきませんでした。アカウントの設定からアプリ連携を外すことでなんとか治りましたが、リプライ型ではなかったことが他人に迷惑をかけなかっただけ良かったなと思います。
アプリ連携をすることで、Twitterのアカウント情報が流出し、FacebookやインスタなどのSNSを連携している人はそちらの情報が漏れる可能性もあるので要注意です。
ツイッターレイバンスパム対策まとめ
・SNS乗っ取りのスパムが流行中
・中でもリプライ型の乗っ取りは他人に迷惑かかるので厄介。
・黒歴史クリーナーでツイートの削除。
・乗っ取られたら必ずパスワード変更。
・乗っ取られないためにアプリ連携は行わない。
すぐ近くに潜んでいる乗っ取り。被害にあわないためにもセキュリティを固くし、安易にいろいろなサイトをタップしないようにしましょう。