ダイエット中にお肉を食べるなら、牛肉や豚肉より鶏肉だと聞いたことがありませんか?
でもひとことに鶏肉と言っても、胸肉やもも肉、手羽先などいろいろあります。
その中でも美味しいメニューが多く、ついつい食べたくなるのが鳥の手羽先。
でも鳥の手羽先は、ダイエットに向いているのでしょうか。
栄養分やカロリーが気になりますね。
手羽先はダイエット向きなのか、不向きなのか?
他の部位のお肉と比較してみましょう。
Table of Contents
鳥の手羽先の部位の特徴
手羽先のカロリーを調べるその前に!
みなさん、手羽先ってどんな形をしているのか知っていますか?
実は鶏肉には、手羽先と手羽中、手羽元というのがあるのです。
手羽元は、膨らみかけの風船のような形。
フライドチキンと聞いてイメージする形の、小さい版ですね。
そして手羽中は、ふっくらとした納豆俵のような形。
手羽先は、細くて鋭い、長い爪のような部分です。
どの部位にも骨が付いています。
実はみなさんが手羽先として食べているのは、この手羽中と手羽先がくっついたもの
手羽先だけでは骨っぽく、食べられる部分はほとんどありません。
この記事でいう手羽先は、一般的な手羽先、つまり「手羽中+手羽先」です。
手羽元とも違うので、注意をしてくださいね。
手羽先のカロリーはいくら?ダイエット用の肉として手羽先は有効か?
ダイエット中、一番気になるのはカロリーですよね。
手羽先、胸肉、もも肉、ささみ、それぞれ100gあたりのカロリーを比較してみましょう
・手羽先 約226kcal
・胸肉(皮つき) 約145kcal
・もも肉(皮つき) 約204kcal
・ささみ 約105kcal
う~ん、こうしてみると、手羽先は意外と高カロリー。
ダイエットには向いていない気がしますね。
鳥の手羽先の糖質と脂質は?本当にヘルシーなのかな?
では他の栄養素、特にダイエットに関係する脂質と糖質を見てみましょう。
脂質/糖質で記載します。
・手羽先 約16.2g/0g
・胸肉(皮つき) 約5.9g/0g
・もも肉(皮つき) 約14.2g/0g
・ささみ 約0.8g/0g
糖質はゼロと嬉しいですが、手羽先の脂質は他の部位に比べても多め。
またしても、ダイエットには向いていないのかと思ってしまいます。
鳥の手羽先はダイエット食品に向き?不向き?
鶏肉の中では、低カロリー低脂質のささみが一番ダイエット向き。
手羽先はどちらかというと、あまりダイエットには向かないようです。
ではダイエット中には手羽先を食べないほうがいいのかというと、そんなことはありません。
ささみではあっさりしすぎて、ちょっと物足りないという時もあるでしょう。
そんなときは、手羽先をメニューに入れてもいいのでは?
手羽先のほうが腹持ちもいいですし、満腹感も得られます。
それに手羽先には、ダイエットをサポートしてくれる栄養が豊富です。
一番のポイントは、コラーゲンが多いこと。
ダイエット中は、お肌が荒れがち。
いくら体重が落ちて細くなったって、お肌がガサガサでは本当の意味でキレイとは言えませんよね。
そして、ビタミンAも多いと言われています。
ビタミンAは目の疲れや視覚の働きを助けてくれるビタミン。
喉や鼻などの粘膜を強くし、細菌からガードしてくれる役割もあります。
健康でキレイに痩せたいなら、たまには手羽先もいいかもしれませんね。
ダイエット中に鳥の手羽先を食べるときのおススメの料理法とは
ダイエットに手羽先を食べる場合は、料理法に気をつけましょう。
料理のしかたによっては、ダイエットを失敗に導いてしまいます。
手羽先は、から揚げや濃い味付けの煮物がとても美味しい部位。
でもそれではダイエットに向きません!
ダイエット中なら焼くかさっぱりと煮るか、油や塩分を少なくする方法にしましょう。
手羽先は塩をふってオーブンで焼くだけでも、とっても美味しくなります。
焼くことによって余分な油も落ちるので、一石二鳥です。
コラーゲンをたくさん摂りたいのなら、スープがおススメ。
スープに溶け出したコラーゲンまで、余すことなく摂取しちゃいましょう。
皮を取り除いてから調理すれば、脂質を落とすこともできますよ。
まとめ
・一般的に言う手羽先とは、手羽元と手羽先のこと
・カロリーは鶏肉の中でも高め
・脂質は高いが、糖質はゼロ
・キレイに痩せるための栄養素が豊富
・ダイエット中に食べるなら、油を使わない調理法で
鳥の手羽先は、どちらかというとダイエットには不向きです。
鶏肉の中では、ささみが一番だと思います。
それでも、ダイエット中にだって美味しい手羽先を食べたいですよね。
食べたくなったら調理を工夫して、上手にダイエットに取り入れましょう。