毎日快適な睡眠を支えてくれている枕。
そんな枕に黄ばみが…。
ワイシャツの次に黄ばみやすいのは枕なのではないでしょうか?
黄ばんでしまうとなかなか落ちないので買い替えてしまう人も多いのではないでしょうか?
黄ばみのある枕は洗ってもにおいも残ってしまっているような…。
今回は枕の黄ばみに効果的な洗濯方法をご紹介します。
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枕の黄ばみの原因は? 汗やたばこに注意!
酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤が有効であったり、その逆も然り。
つまり黄ばみがどんな汚れかというのを理解するだけでぐっと洗濯が簡単になります。
黄ばみの原因は主に皮脂や汗、30代以上なら加齢臭が原因で黄ばみが発生します。
皮脂など酸化することで黄ばんでしまいます。
肉食を好んでいたり、運動不足、アルコールや喫煙を日常的にしていたりすることで黄ばみが強くなるようです。
なんとなく女性より男性の方が枕の黄ばみが気になりませんか?
それは女性より男性の方が汗がかきやすい、汗の量が多いからです。
その理由は身体的特徴やホルモンの違いともいわれています。
皮脂などはたんぱく質であり、酸性の汚れです。
そのためアルカリ性の洗剤が効果的ですね。
アルカリ性の洗剤は人体につくと、たんぱく質を落としてしまうので取り扱いは注意しましょう。
アルカリ性洗剤に触れた肌の部分がぬるぬるしたり、刺激を感じる場合がありますのでゴム手袋を使用して洗剤を扱ってください。
枕の黄ばみにはどんな洗剤が効果的? オキシクリーンが有効!
たんぱく質は凝固する性質があるので、普通の洗濯ではなかなか落ちません。
しかしアルカリ性の洗剤はたんぱく質を分解する働きがあるので、皮脂や血液、母乳などのたんぱく質を含んだ汚れに効果的です。
分解された汚れは衣服の生地から離れるので酸性の洗剤で洗濯するよりも綺麗に落ちます。
ここで注意しなければいけないのは同じたんぱく質の汚れでも、血液汚れはお湯で漬けおきしたりするのは適しておらず、皮脂汚れなどは40℃程度のお湯に漬けおきすると効果的ということ。
黄ばみは主に皮脂汚れなので40℃程度のお湯で洗剤と漬けおきすると効果的ですね。
枕の黄ばみには酸素系漂白剤で漬けおきするのが有効です。
我が家ではオキシクリーンを45℃くらいのお湯に溶かして黄ばみの気になる枕やワイシャツ、バスタオルを漬けています。
洗濯で洗ったあとにオキシクリーンで漬けても結構皮脂が浮いています…。
冷水で洗うと皮脂などは落ちにくいんですね。
お風呂の残り湯で洗ったりしていると、温かいのでオキシクリーンで漬けなくても結構皮脂はしっかり落ちてくれるのではないでしょうか?
黄ばみが気になる寝具などはまとめて残り湯で洗ってしまうのもおすすめです。
酸素系漂白剤とアルカリ性の洗剤を同時に使うことで漂白力がアップします。
漬けおきする時間や道具がないという方はアルカリ性洗剤と酸素系漂白剤を一緒に洗濯機に入れるといいですね。
酸素系漂白剤にはもともとアルカリ剤が入っている場合が多いかと思いますが、それとは別途にアルカリ性洗剤を加えると効果が抜群です。
枕の黄ばみを予防したい! フェイスタオルの利用がおススメ!
頑固な汚れである黄ばみを予防できれば洗濯も楽になりますね。
枕を黄ばませないためにはこまめな枕カバーの洗濯や酸素系漂白剤に漬けおきすることが大切です。
2~3日に一度洗濯と天日干しをすることでカビやダニの発生も防げるそうです。
また、2~3枚の枕カバーを2~3日置きに変えて使いまわすのも効果的です。
黄ばみ汚れはどんどん蓄積されていってしまい、黄ばみがしっかり落ちていないとすぐにまた黄ばんでいきます。
そのため何枚かの枕カバーを使いまわすとすぐに黄ばんでしまい使えなくなってしまうということは防げるかと思います。
我が家ではフェイスタオルで枕を包みはじめてからあまり黄ばみが気にならなくなりました。
フェイスタオルだと寝起きにそのまま洗濯置き場まで持っていけるので手間でもありません。
頻繁に枕カバーを取り替えるのは手間になってしまうという方にはこの方法がおすすめですね。
まとめ
・枕の黄ばみは皮脂汚れ。
・皮脂は酸性の汚れなのでアルカリ性洗剤と酸素系漂白剤が効果的。
・枕にフェイスタオルを巻いて毎日タオルを変えるだけで黄ばみが予防できる。
皮脂汚れは非常に頑固なので洗濯が大変ですよね。
塗るだけで黄ばみが消えると謳っている洗剤でも枕となると範囲が広すぎて大変…。
そんなときは酸素系漂白剤やオキシクリーンで漬けおきしてから洗濯すればすっきり綺麗に。
漬けおきする時間や道具がない方は枕にフェイスタオルを巻いて寝るとぐっと洗濯が楽になります。