野菜の値段が高騰する今、家庭菜園を行う人増えているのではないでしょうか?
簡単にできますし、庭がなくとも鉢植えなどでプチトマトやルッコラなど簡単に栽培できるものもあります。

なかなかスーパーで買うと量が多かったり高かったりしますよね。そんな時に自分の好きな量だけ採取できる家庭菜園は幅広い世代に人気。
台所で育てれるカイワレやもやしも低コスト手間いらずでたっぷり採れるので主婦層から密かな支持があります。

ただ、家庭菜園を行なうにあたって回避できないのが害虫問題。
本格的な農家と違って、肥料や駆除に手間とコストはかけれませんよね。手軽に簡単に虫除けができればどんなにいいか・・・。

今回は身近な物を使った家庭菜園の虫除け方法を伝授いたします。

家庭菜園のメリットとデメリットの整理

園芸初心者のために、改めて家庭菜園のメリットとデメリットを整理してみましょう!

家庭菜園のメリット

無農薬で安心な野菜を食べれる

近年、無農薬野菜が注目されています。ただこれをスーパーで買うとすると若干値段が高い。そのため手軽に育てれる野菜関しては家庭菜園で無農薬野菜を手軽に手に入れることができます。買うよりも手間はかかりますが、健康と引き換えに考えると手間を惜しんででも気を配る方には最適な方法でしょう。

食材費削減!

最初のうちは初期費用などでお金がかかりますが、慣れてしまえばあらゆる野菜を育てられます。趣味が高じて庭全体を畑にしてしまう人もいるくらいです。後々の食材コストを考えると家庭菜園の方が低コストで無農薬野菜が手に入りますね。これから先、野菜の値段が数年前ほど安くなるとは思えないので今のうちから家庭菜園を始めるのはいいかもしれませんね。

<家庭菜園のデメリット>

毎日世話をしなければならない

家庭菜園が続かない人の特徴とも言えるのが「世話ができない」こと。働きづめの社会人にとっては土日など限られた時間でのみしか世話ができないですよね。早起きして世話ができない人にとってはかなりの苦痛かもしれません。まずは1種類から始めてみたり、あまり世話の手がかからないものから試して見ることが大切でしょう。

とにかく害虫が来る!

やはり家庭菜園とはいえ、植物があるところに虫はつきもの。害のない虫から大切な野菜を食べてしまう害虫まで幅広い虫が来ることは覚悟しておきましょう。特に小松菜や大根など葉が食べれる物には虫が集まりやすいのでしっかりとした対策が必要です。虫の苦手な方は正直家庭菜園はお勧めできません・・・。

家庭に必ずある“アレ”で虫除け!


デメリットでもあげた「害虫」ですが、市販されている家庭菜園用の虫除けグッズはもちろん利用される方が多いでしょう。ただあまり高いものには手が出しづらいですよね。

実はどのご家庭にもある「牛乳」を使って虫除け対策ができるのです。どんな虫でも退治できるわけではないのですが、わりかし厄介なアブラムシに効きますので是非試してみてください。

アブラムシ撃退!牛乳スプレー

<用意するもの>

  • 牛乳を入れた霧吹き
  • 水を入れた霧吹きやジョウロ
使い方
1.あらかじめ植物には水やりを控えておく
2.アブラムシがいるところや植物全体に牛乳スプレーを吹きかける。
3.乾燥させる。
4.水を入れた霧吹きで牛乳を落とす

若干牛乳の匂いが気になるかと思いますので、ベランダなどの狭い空間で利用される場合には注意してくださいね。またしっかり洗い落とすことが必要ですが、肝心の植物が根腐れしないためにも直前の水やりは控えておくことがポイントです。

簡単な虫除け術

牛乳スプレーのほかにもお酢や石鹸水などを吹きかける方法もあります。いずれもアブラムシが嫌う成分が入っているため効果があるといえます。

他にもアブラムシは強い光を嫌う傾向にありますので、鉢の下や根元にアルミホイルを敷いたり、不要なCD等で光を植物へ反射させるのも有効な手段です。ただ光の当たり方などを工夫して仕掛けることが大切です。

ホームセンターには手軽に手に入る殺虫剤から粘着捕虫シートなどが販売されています
手っ取り早く、確実に駆除したい方はホームセンターなどでグッズを調達するのもいいかもしれませんね。

まとめ

  • 家庭菜園のメリットは食材費を抑えて無農薬野菜が手に入ること。
  • デメリットは世話に手間がかかり、害虫が発生すること。
  • 害虫駆除にお勧めなのが「牛乳スプレー」
  • お酢や石鹸水なども同様の効果を発揮。

家庭菜園を始める前にはきちんとした知識と世話ができるかを考えた上で始めるようにしましょう!

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