楽しみにしているタイ旅行、どんな靴を履いて行きますか?
ひとつアドバイスをするのなら、「タイに持ってくる靴は選んだほうがいい」です。
じゃあ、どんな靴がいいのかって?
それでは、地域別におススメの靴を紹介しましょう。
ビーチリゾートで大活躍する靴
タイは海がきれいな国。
プーケットを初めサムイ島やピーピー島、クラビなど人気のビーチリゾートがたくさんあります。
今回のタイ旅行は海に行く!という人、どんな靴を持っていく予定ですか?
ビーチサンダルだけでも大丈夫ですが、マリンシューズを持って行くと重宝しますよ。
タイの海は、かなり遠浅。
海を沖に沖にと歩いていると、貝や岩で足を傷つけてしまうこともあります。
そんな時、足を怪我から守ってくれるのがマリンシューズ。
水の中で歩きやすいというのも、メリットのひとつですね。
ビーチシューズはシュノーケルをやるときにも使えます。
フィン(足ヒレ)を付ける人も付けない人も、持って行けば間違いないでしょう。
クロックスのようなサンダルもおススメです。
シュノーケルには向きませんが、砂浜を散歩したり波打ち際で遊ぶのにはぴったりです。
現地でも「似たようなサンダル」が安く売られているので、すぐに買うことができますよ。
トレッキングにおススメな靴
チェンマイやチェンライなどの山に行く人、トレッキングの予定はありますか?
トレッキングの持ち物には「歩きやすい靴」と書かれていることが多いのですが、もうひとつ注意点が。
たしかに、「歩きやすい」というのは大事です。
でもその靴がまだキレイでお気に入りの靴だったら、ちょっと待って!
タイの土は、赤っぽい色をしています。
水で湿っている場所も多く、粘土のようなぬかるみに足がはまることもしばしば。
思っているよりも、靴が汚れると思ってください。
トレッキングが終わったら洗えばいい、と思うでしょう?
でも、タイの土汚れはとても頑固。
赤くて細かい土のせいか、水で流してもこすってもなかなか落ちません。
私はトレッキングに、白いシューズを履いて行きました。
それが間違いだったんですね…。
あまりの汚れのひどさに、旅先でサヨナラするという悲しい結果に。
タイの山でトレッキングをするのなら、履いていく靴には注意して!
「歩きやすくて汚れてもいい靴」もしくは「歩きやすくてそろそろ捨ててもいい靴」を持っていくことをおススメします。
バンコク観光でも靴選びは大切
今回のタイ旅行はバンコクだけという人も、靴は選んだほうがいいですよ。
タイの歩道はボコボコしていて、日本のようにまっすぐ歩くことはできません。
斜めになっていたり穴があいていたり、とにかく道が悪いんです。
そんな道を歩くのだから、靴の底は曲がったりねじれたりの繰り返し。
ヒールのある靴は、ヒールが穴にはまったりすることもしょっちゅうです。
靴にかかる負担が重いので、とにかく靴がすぐ壊れます。
それに、雨が降ったらもう大変。
タイの道は、あまり雨を吸い取りません。
雨上がりに道を歩くと、靴も足も濡れること間違いなし。
布製の靴では、雨や泥でグショグショになってしまいます。
バンコクで観光をするときは、歩きやすく、ヒールの低い、水を弾く、壊れても困らない靴をおススメします。
タイ人の靴事情
タイに旅行に来たら、タイ人の足元を見てみてください。
ヘアスタイルも服もオシャレしているのに、なぜか靴がオヤジサンダル…という人が結構います。
「オシャレは足もとから」と言いますが、タイでは「オシャレは足もと以外」なのかと思ってしまうほど。
きっとタイ人の靴事情には、道の悪さが関係しています。
家から高級デパートまで車で乗り付けるという人は別かもしれませんが、たいていの人は多少なりとも道を歩きます。
そう、オシャレな靴を履いて歩けるような、平らな道ではないんです。
私は日本にいるとき、靴が大好きでした。
タイに来るときに何足も持ってきたのですが、1ヶ月もしないうちに全部壊れました。
お気に入りの靴を履いて出かけたら、出かける途中で壊れたこともあります。
どんな高い靴を買ってもすぐ壊れる…だから私は今では、ヒールのないベタッとした、樹脂製の安い靴しか履かなくなりました。
足もとのオシャレが出来なくて悲しいですが、靴が壊れて困るよりはマシかもしれません。
まとめ
・ビーチに行くならマリンシューズを持っていこう
・トレッキングには汚れてもいい靴を
・バンコクの観光にはヒールのない靴がおススメ
・道の悪いタイでは、足もとのオシャレはできない
旅行に行くときって、わくわくしますよね。
どんな服を着ようか、どんな靴を履こうか、現地でオシャレをするのも楽しみのひとつ。
でもタイでは、足もとのオシャレをする必要はありません。
見た目よりも実用性を考えて、持って行く靴を選びましょう。