ステアリン酸カルシウムとは? 高級脂肪酸の一つです!

ステアリン酸は動物性、植物性脂肪で最も多く含まれている飽和脂肪酸で、生体内に含まれる高級脂肪酸の1種です。

ステアリン酸カルシウムはそのステアリン酸とパルミチン酸が主成分の高級脂肪酸のカルシウム塩で、6~7%のカルシウムを含んでいます。

食品添加物、医薬品添加物として活用されています。

 

ステアリン酸カルシウムは増粘剤、製品組織の乳化、コーティング剤、食品の製造過程の補助や栄養強化、固結防止効果などに使用されています。

現在ではサプリメントや錠剤の形成や安定を目的として使用されていることが多いです。

 

ステアリン酸カルシウムは水やアルコールなどにはほとんど溶けません。

パーム油やヤシ油などが主原料になっています。

 

ステアリン酸にはコレステロール値の低下、脂肪の蓄積、エネルギーの生成、脳出血の予防という効果が期待されます。

エネルギーが足りていないときは脂肪をエネルギーに変換してくれます。

血管を補強する作用があるため脳出血や脳卒中を引き起こすリスクを減らしてくれます。

しかし摂取しすぎてしまうと悪玉コレステロールが血管内に溜まってしまうため摂取量には注意が必要です。

ステアリン酸カルシウムの安全性と副作用

ステアリン酸カルシウムは長年、医薬品添加物として使用されていますが、安全性については確立されていません。

毒性についてもデータが充分に揃っていないのが現状です。

 

しかし1日の摂取量制限もなく、副作用の報告もありません。

長年問題なく使ってこれた歴史により「比較的安全」といわれているようです。

ステアリン酸カルシウムは体内ではほとんど吸収されないため、副作用の心配はほとんどないのかなと思います。

 

サプリメントや錠剤の形成のためにステアリン酸カルシウムを使用する際は、量などが決められているので無駄にたくさん混入していることはまずありませんし、医薬品の規格基準書に掲載されています。

臨床実験が足りておらずに安全性や毒性に関するデータが不足していますが、今まで使用してきた歴史のなかで問題を生じたことはないようです。

そういったことからデータがないから安全性に問題があるというわけでもないと思います。

ステアリン酸カルシウムの用途・使い方

ステアリン酸カルシウムは錠剤やサプリメント以外にも顆粒にも使われているそうです。

漢方薬の顆粒タイプにも多数使われています。

薬だけでも数百種類にステアリン酸カルシウムは活用されています。

ステアリン酸カルシウムは医薬品のなかではかなりメジャーな成分ですね。

 

より身近なものでは化粧品のクリームやペーストの乳化剤として、ペンシルやクレヨンの硬化剤または書きやすさを与えるためにステアリン酸カルシウムが使われています。

安全性は確立されていないと前述しましたが、やはり長い歴史のなかで信頼感がある成分ですね。

 

ステアリン酸自体はシャンプーや化粧水、化粧品など美容関係のなかでさまざまな用途があります。

というのもステアリン酸は浸透力が優れているため、美容液が配合された化粧水などを肌に浸透しやすくしてくれる効果があります。

他には皮膚を柔軟にしたり、うるおいを与える効果も優れています。

ステアリン酸が配合されている化粧水は成分を肌によく浸透させてくれるのでおすすめです。

 

ステアリン酸は天然の動物性または植物性由来なので自然派化粧品にも多く配合されています。

自然派なので肌が敏感であったり、刺激を受けやすい人にも使える成分です。

 

ステアリン酸とパルミチンさんのカルシウム塩であるステアリン酸カルシウムは、硬水中に発生する石鹸カスの成分でもあります。

これを金属石鹸といいます。

石鹸を使ったあとに洗面器などに白い付着物が浮いていることはありませんか?

関東や沖縄は硬水の場合が多いのでそういった金属石鹸が浮いたことがあるという経験をしたことがある人も多いかと思います。

意外と身近な部分でもステアリン酸カルシウムを見ることができるんですね。

まとめ


 

・ステアリン酸カルシウムは高級脂肪酸のカルシウム塩。

・医薬品添加物として長年使用されてきたが、臨床実験が足りないため安全性については確率されていない。

・しかし長年医薬品添加物として使われており、毒性や副作用の報告はないため信頼性がある。

 

薬や化粧品、子どもの使う文房具としてもずっと使われてきたステアリン酸カルシウム。

葉酸サプリにはどの製品にも入っているといっても過言ではありません。

長年の信頼性があるので子どもから妊婦さんまでさまざまな人に使ってもらえる成分ですね。

おすすめの記事