街中でよく見かけるティッシュ配り。ポケットティッシュは、飲み物をこぼしてしまった時や急に寒くなって鼻をかみたい時など、いざという時に役に立つので手渡されたら私はついついもらってしまいます。

ちなみに、ティッシュを渡す側の立場になって考えたことってありますか?
ティッシュを差し出しても足早に素通りされたり、冬に寒さに耐えながら街頭に立ち続けたり…と精神的にも体力的もタフなアルバイトですよね。でも、特に資格や技術なども必要なく性別や体格も関係ないので、誰にでもできる平等なアルバイトというイメージ。気軽にできるなら、ちょっとお小遣い稼ぎにやってみようかなと思っている方もいるかもしれません。

しかし、冬に何の対策もなくこのアルバイトをやるのは考えもの。
ティッシュ配りのアルバイトには基本的にノルマはありませんし、自分の持ち分を配り終えれば早く帰れます。だから皆できるだけ早く配り終えようとします。

ここでは、冬のティッシュ配りのアルバイトを効率よく行うコツと攻略法を伝授します!

ティッシュ配りにおける防寒対策は?


当然ながら、ティッシュ配りをする場所は人通りの多い街中の交差点や駅前などの屋外です。一日中、外気にさらされるためしっかりとした防寒対策をしてから挑みましょう。一日出歩くとしたら下記のような防寒対策がおすすめです。

①カイロ

基本中の基本の使い捨てカイロ。アルバイトが始まってから開封しているようでは遅いので、家を出る前に封を切って温めておきましょう。長時間にわたる場合は、複数個準備しておいた方が安心です。また、最近では「携帯バッテリー兼電子カイロ」というのも発売されています。使い捨てカイロよりは温度は低いですが、繰り返し使えるので重宝します。

②手袋・マフラー

これも必須のアイテムですね。ただ手袋に関しては、ティッシュ配りの場合は手渡しする作業が伴いますので、あまりに厚すぎると作業効率が落ちます。5本の指がしっかりと動かせる手袋が良いですね。必要ならば、薄い手袋を2枚重ねるなどの工夫をしましょう。

③帽子

雪国ならぜひ持っておきたい帽子。冬なら毛糸の帽子があると温かいですよね。ニット帽ならば耳までカバーできるので、気温が低いときにはあった方が便利ですよ。

④靴・靴下

意外とおろそかにしがちなのが足元。コンクリートの地面や積もった雪から足に冷気が伝わってきて、体を冷やす原因となります。そういった時に活躍するのが厚底のブーツ。底の薄いスニーカーより断然温かいです。さらに、分厚い靴下や二重に靴下をはけば足元の冷えも怖くありません。

⑤インナー

厚着すれば体は冷えないのですが、着ぶくれするのはちょっと…という方には、スポーツ用のインナーやヒートテックを着用することをオススメします。私は日常的にスポーツ用インナーを愛用していますが、断熱構造である上に薄いので、とても動きやすいです。比較的動きの多いティッシュ配りには、もってこいの防寒着なのです。

どうやったらティッシュを受け取ってもらえるか?


防寒対策ができたら、あとはいかに効率よくティッシュを配るかです。
もし、あなたがティッシュを受け取るならどんな人からもらいたいか、どういった人がティッシュを受け取りやすいのか、想像しながら読んで下さいね。まずは、ティッシュを配る態度から。

①笑顔で!

暗い表情でティッシュを配っても、受け取る側からしてみたらあまりいい気分ではありません。接客の一環だと思って、笑顔でやってみましょう!

②声がけをして自分のやっていることを伝える!

小さな声で「お願いします」と言っても、相手には聞こえないかもしれません。また、いきなりティッシュを目の前に出されたと感じて、避けられてしまう可能性もあります。「ティッシュを配っています」、「よろしければお使いください」と、ひと言で自分が行っている行為を相手に伝える練習をしてみましょう。

③配る相手の目を見て!

ティッシュを渡そうと思った人の、目を見ながら渡すようにしてみましょう。目が合った人なら、ティッシュをもらうことに意識が行っているはずです。もしかしたら、受け取ってもらえる確率が上がるかもしれません。

今度は、ティッシュを受け取ってくれそうなターゲットを絞ってみましょう。

①外国人を狙う

実は、ポケットティッシュを配って広告に利用する文化は日本独自のもの。そのため、「どうしてタダでティッシュを配っているの?」と思うそうです。日本の文化に関心の高い外国人なら、受け取ってくれる可能性が高そうですね。

②学生・主婦を狙う

生活費をいかに切り詰めるかを考えている主婦や、収入が少なく出費の多い学生は、タダでティッシュがもらえるならもらっておこうと向こう側から取りに来るパターンが多いそうです。

③マスク着用者を狙う

マスクをしている人のほとんどは、風邪をひいているか花粉症の人。ポケットティッシュは是が非でもほしい人たちです。積極的に渡しに行ってみましょう。


・まとめ
・ティッシュ配りは屋外が多いので、冬場は防寒対策が必須
・「カイロ」「手袋」「帽子」「靴・靴下」「インナー」が防寒対策の基本
・ティッシュを受け取ってもらうには「笑顔」「声がけ」「相手の目を見る」
・ターゲットは「外国人」「主婦・学生」「マスク着用者」

ティッシュ配りのアルバイトは、単純作業で拘束時間も長いですが、時給は高く条件の良いアルバイトです。なるべく効率よく行えるように対策を立てて、しっかりお金を儲けちゃいましょう!

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