ディズニーの作品が好きで、幼いころから触れてきたという人はたくさんいるはずです。

多彩で美しい世界観と、愛きょうのあるキャラクターが登場するアニメーションは強く印象に残りますよね。

イラストを描くことが好きな人にとっては、ディズニーのデザイナーやイラストレーターに憧れる人も多いのではないでしょうか。

「世界中から愛されるディズニーの作品に関わってみたい」そう考えていても、実際にどのようにして就職するのか、よくわかりませんよね。

そこで、本記事ではディズニーのデザイナーやイラスト関連の職に就くために必要なことは何か、まとめました。

将来の進路を考えるお役に立てたらうれしいです。

参考:主婦がイラストレーターになるための方法は?必要なスキルまとめ

ディズニーのデザイナー・イラストレーターになるために必要なこと

アメリカのウォルトディズニーが、イラスト関連の専門職で募集する条件は下記の通りです。

  • 関連する専門的なVFX経験が3年以上あり、従来のアニメーションもしくはコンピューターアニメーションの学士号、または同等の資格を持っていること
  • リアルなモーションキャプチャとフェイシャルパフォーマンスに重点を置いた、コンピューターアニメーションの実務経験を示すポートフォリオを用意し、伝統的なアニメーションの専門知識を持っていること
  • UNIXおよびシェルスクリプトの知識、Maya、その他のソフトウェアプログラムに関する専門知識を持っていること
  • 最小限の監督の下で、委任されたタスクを引き受ける能力とコミュニケーション能力を持っていること

(引用:WALT Disney Company クリエイティブ職求人)

このディズニーが提示する条件について、詳しくご紹介します。

日本ではクリエイティブ職を募集しておらず海外に行く必要がある

ディズニーのデザイナーやイラストレーターの夢を叶えるとなると、日本では実現することができません。

日本のディズニーカンパニーでは、アニメーションのデザイナーやアニメーターを担当する部署がないからです。

アニメーションに関する部署は本社アメリカの他、カナダのバンクーバーやオーストラリアのシドニーなど、いずれも海外で活動しています。

日本人がアニメーションに携わるためには、海外で生活できる英語力を身に付け、日本を出て働く必要があります。

ポートフォリオの準備が必要

アニメーションデザイナーの部署に入るためには、コンピューターアニメーションのポートフォリオを用意する必要があります。

キャラクターの動きや表情をリアルに表現し、優れたスキルを表現できる資料でなければなりません。

独学ではなく、専門的な勉強をした上でポートフォリオをまとめる必要があるため、プロの講師から教わったスキルの会得が必須となります。

実務経験が必要

実務経験を示すポートフォリオの用意が条件に明記されていることから、ウォルトディズニーカンパニーには未経験で就職することが不可能です。

コンピューターを使ってデジタル加工するアニメーションの実務経験がなければ、条件を満たすことができないので、まずは企業での業務経験を積む必要があります。

ディズニーは現在2Dアニメーションよりも3Dアニメーションが主流になっていることから、セルを用いたイラストではなく、デジタルイラストのスキルが必須となります。

専門学校や専門の大学卒業資格が必要

従来のアニメーションまたはコンピューターアニメーションの学士号、もしくは同等の資格を有することが条件に含まれています。

つまり、専門学校や美術大学の卒業資格を持つことが必須ということです。

最低でも、2年制のアニメーション学校を卒業している必要があります。

「California Institute of the Art」というカリフォルニアの芸術大学は、ウォルトディズニーカンパニーへ卒業生を多数送り出している実績を持っています。

少しでもウォルトディズニーカンパニーへの就職率を上げたい、という人にとっての進路先としては悪くありませんが、多くの人は経済的な理由や学生で渡米することが困難である場合が多いです。

大学や専門学校の資格については、日本の学校を選択しても問題ありません。

日本の学校で、イラスト基礎だけでなくデジタルイラストを学べる学校を選択することが堅実な方法だといえます。

卒業後の実務経験に関しては、日本のアニメーション会社で実績を積むのか、渡米してアメリカのアニメーション会社に就職し経験を積むのか選択が必要です。

しかし、いきなり渡米するよりもアニメーションの経験値を確固たるものにするために、日本での実務経験を得ておくことが確実です。

ディズニーのデザイナー・イラストレーターを目指すなら専門学校の卒業が必須

ディズニーが提示する学校の卒業資格取得に関しては、2年制のアニメーション専門学校を選択するのが最短で条件を満たす方法です。

専門学校へ進学すると、授業の講師は現役プロが担当しており、現場のリアルな指導が受けられます。

さらに、専門学校ではイラスト関連企業との繋がりが強いことから、卒業後の就職にも有利に進められる可能性を持つこともポイント。

ディズニーへの就職には、卒業後に実力を示せるポートフォリオが完成するまで実務経験を積む必要があり、時間を要します。

少しでも早くディズニーで働く夢を叶えるのであれば、中学や高校で語学力を磨き、イラスト専門学校へ進学して関連企業に就職することがおすすめです。

イラストスキルの会得には、ヒューマンアカデミーがおすすめ

ディズニーのデザイナーやイラストを手がけるのであれば、イラストスキルは確実に高くなければいけません。

そこでおすすめの専門学校が、総合学園ヒューマンアカデミーのイラストレーター専攻です。

ヒューマンアカデミーのイラストレーター専攻では、イラストの基礎技法はもちろん、最新ツールを使ったCGイラストの描き方を勉強できます。

構図や構成力にこだわった指導を受けられることから、ただ上手いイラストではなく、「伝えるイラスト」を身に付けられることが特徴。

ディズニーのアニメーションに、必要な要素がそろっているといえます。

イラスト業界で働くたくさんの編集者と出会えるイラスト合宿の実施や、就職に向けた手厚いサポートを受けられ、卒業後スムーズに実務経験を積める機会も得られます。

全国各地に18校舎開校されており、上京しなくても学習できる点も安心できるポイントです。

校舎一覧は下記の通りです。

  • 札幌校
  • 仙台校
  • 千葉校
  • 大宮校
  • 秋葉原校
  • 横浜校
  • 静岡校
  • 名古屋校
  • 京都校
  • 大阪心斎橋校
  • 神戸三宮校
  • 岡山校
  • 広島校
  • 北九州校
  • 福岡校
  • 熊本校
  • 鹿児島校
  • 那覇校

ヒューマンアカデミーのイラストレーター専攻は、圧倒的な練習量にも定評があります。

1年でデッサンする練習量の目標は、1,200枚にも及びます。

苦手を克服するには、最適なカリキュラムです。

最短でスキルアップ、就職を目指すのなら、ヒューマンアカデミーのイラストレーター専攻へ進学することをおすすめします。

まとめ

  • ディズニーのデザイナーやイラストレーターになるなら、海外へ出る必要がある
  • 実務経験が必須で、実力を示せるポートフォリオの用意が必要
  • アニメーションに関わる大学や専門学校の卒業資格が必要
  • イラストスキルの習得には、ヒューマンアカデミーのイラストレーター専攻でたくさんの練習量をこなし、企業との繋がりを作っておくのがおすすめ

世界中で有名な作品を手がけるディズニーのデザイナーやイラストレーターを目指すには、イラストにかける多くの時間とたゆまぬ努力が必要です。

しかし、日本に住んでいるからという理由で諦める必要はありません。

日本でも条件を満たすことは可能であり、実力が伴えば夢を実現できます。

この記事が、ディズニーの夢を叶えるための足がかりになれば幸いです。

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